~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

九州満喫きっぷ「久大本線の旅」 ~豊後森編~

2016年06月25日 | 鉄旅
さて、一人鉄旅の最後の目的地「豊後森駅」へ
暫くすると玖珠盆地に入り車窓からは伐株山が見えてきました。

田植えが終わった水田に逆さ伐株山、青空も見え・・・

天ヶ瀬駅から16分豊後森駅に到着
別府~博多間を走る「特急ゆふ4号」が停車中

先頭車両からの眺めは旅のワクワク感を感じ大好きなポイント

ホームに降り立つと梅雨時期とは思えぬ爽やかな空気感
  
シックな黒い駅舎はもちろん水戸丘デザイン  


駅を出て左に3分ほど歩き「豊後森機関庫公園」へ
久大本線の踏み切を渡り見えてきたのが・・・

九州唯一の扇形機関庫と昨年から展示されているSL


割れた窓ガラスと赤く錆びた転車台に時代を感じます。


公園内には土日になるとミニSLが走るそうです。

ミニSL用とはいえ線路を見るとワクワク

目の前には伐株山が近くに見えます

自然豊かな緑の山を眺め「豊後森機関ミュージアム」へ

やはりこれも水戸丘デザイン

そう大きくない館内には展示品が少しと広い休憩所

水戸丘さんお得意(?)木のプールもあります。
   
館内では「或る列車」のプロモーションビデオが流れていました。

なんと車内もピカピカ

実はここ豊後森のもう一つの楽しみは動く「或る列車」を見ること
来月からは長崎~佐世保間の運行で日田~大分間を走るのは6月20日まで
私にとってはナイスタイミングでした
ミュージアムの方の話ではゆっくり通過するらしそうで踏切横で待機しました。
豊後森発15:26

キラキラの車両が目の前を湯布院方面へと走り去りました。
      
踏切からは私が乗る黄色い普通列車が待機する静かな豊後森駅が見えるだけ・・・

余談ですが・・・
今日の昼食、日田やきそばと一緒に飲みたかったビール
天ケ瀬でも飲めなかったしなぁ~

しかし、豊後森機関庫公園入口で見つけた小さな酒屋さん
機関庫公園を歩き、少し汗もかいたし
とうとう我慢できず(笑)缶ビールとつまみを買い
誰もいない踏切で線路やSL、機関庫を眺め
美味しくいただきました
私の一人鉄旅にはが欠かせない相棒(?)になってしまったようです(笑)

さて、ほろ酔い気分で戻った豊後森駅
相変わらず静かな駅にはほとんど人がいません。
到着した時は1番ホームだったので気が付かなかったのですが
2番ホームへの連絡橋には「伐株山ひとりじめどころ」がありました。
   
伐株山の由来・・・
昔、玖珠盆地は大きな楠木で覆われ作物が育たず困っていました。
そこで村人が大男に頼みその楠木を切った伐り株が伐株山になっとか・・
「玖珠」の地名もこのことに由来しているらしいです。

帰りの列車は久留米までの二両編成普通列車
もちろん先頭車両に乗ったのですが乗客は3人だけ・・・
そのうちの小学生が目の前の窓ガラスにいた蜂を見て
「それ噛む蜂だヨ~刺されたら痛いヨ」と教えてくれたので
急いで2両目に逃げたのでした(笑)
そういえば行きの車両の運転席横の窓にもアブがいました。
それだけ自然がいっぱい長閑な路線ということでしょう~
15:44豊後森発17:17久留米着1時間30分
こうして久大線とはお別れです。
鹿児島本線で八代行きの普通列車を待っていると
目の前に「ゆふいんの森号」が止まりました
ホームのたくさんの人の中で恥ずかしかったのですがパチリ

車体に「元気に!九州」の文字を見つけ・・・
今日一日忘れていた地震のことを思い出しました
被害がひどかった地区はまだまだ大変な状態なのに
遊んでる自分が少し申し訳ない気にもなりました。

大きな地震などないと思っていた熊本
それも震度7が二度も
この地震を体験し思ったのですが
明日、何が起こるか分からないのが人生
やりたいことはやれるうちにしたほうが良いと・・・

だからこれからも鉄旅にどんどん出掛けたいと思います