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~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

女三世代 「あそぼーい!」鉄旅

2016年04月11日 | 鉄旅
最近、鉄旅続きの私ですが・・・・
先週金曜日の午後から孫ちゃんとお嫁さんと女三人鉄旅に出掛けました

今回は「阿蘇のんびりきっぷ」を使い
観光列車「あそぼーい!」&「九州横断鉄道」の旅

熊本発着「阿蘇のんびりきっぷ」は乗車券と特急指定券含め3090円とお得なきっぷ
有効期間3日間でフリー区間は豊肥本線「立野~宮地間」の
特急列車の自由席に乗り降り自由で
阿蘇に宿泊し阿蘇神社や阿蘇山上などの観光に便利そうですネ~
※「あそぼーい!」のパノラマシート及び白いくろちゃんシートに乗車する場合は
別に指定料金券(720円/小児半額)が必要です。

さて、お昼を自宅で食べ午後からゆっくり我が家を出発
13:54熊本駅発の「あそぼーい!103号」に乗ります。
発車時間20分前ですがすでにホームにいるあそぼーい!に大喜びの3人
  
2011年九州新幹線開通の年に生まれた「あそぼーい!」
以前は「シーボルト」「ゆふDX]として使用されていた車両を
改装されたものでよ~く見ると車体はそこそこ古さを感じます。
可愛いくろちゃんのイラストが車体全面に・・・

今回、3号車白いくろちゃんシートに乗車できるので私もワクワク
車内は・・・

座席がある部分は一段高くなり・・・
窓側がいつも子供席になるように配慮された転換クロスシートの親子席
大人1人につき幼児限定の1名が窓側に座ることができます。

      
全てが子どもサイズになりシートの座面も低め
窓も大人にはチョッと景色が見にくい感じですネ~
日除けのシェードも一面に可愛いくろちゃんのプリント
丸窓などもありとても明るい車内

もちろんこの車両も水戸岡鋭治さんデザイン

他の車両は普通席ですが1・4両車にはパンラマシートがあり
運転手気分を味わえます。


4号車には長椅子のラウンジ


3号車にはくろカフェがあり飲み物など販売されています。
    
「子どもビール」と阿蘇の湧水で作ったサイダー
子どもビールはリンゴの炭酸ジュースでコップにつぐと
泡がたち見た目は本物のビールです(笑)

そして、3号車には子供に一番人気の木のプール

靴を脱ぎ入るスペースにはキレイなお姉さんがいて
絵本を読んだり折り紙などで遊んでくれます。
外国人の子供にも英語で話すお姉さんに感心する私でした。
この日は春休みも終わり日本人の乗客もほとんどおらずゆっくり出来ましたが
土日はきっとこのプールも大混雑するのでしょうネ~

15:18阿蘇駅到着

終点は宮地駅ですがほとんどの乗客がここ阿蘇駅で降車します。
阿蘇駅はあの豪華列車「ななつ星」の停泊駅で
ホーム横にあるレストランが朝食場所になっています。
入場券を購入すれば誰でも食事ができますが高価なランチは私達には縁がないです(笑)
     
駅構内には「くろ駅長室」もありこれも子どもサイズで
私は入口で思い切り頭をぶつけました
列車の乗客ほとんどはバスに乗り換え阿蘇山上や黒川温泉へ移動しているようでした。

さて、私達は帰りの列車まで1時間半
隣接された「道の駅 阿蘇」で時間をつぶします。
先ずは「阿部牧場」と「竹原牧場」のソフトクリーム食べないと
孫ちゃんも一人前にソフトクリーム1個完食しました。
今だけ限定の「青たかなサンド」も食べてみましたが
新漬け高菜のピリッした味とおかかとマヨネーズ(たぶん)が予想外に美味
自宅に帰り真似して作りましたがなかなか美味しく出来ましたヨ~

ここにももちろん「くまモン」
     
「道の駅 阿蘇」は車中泊で人気の場所でこの日も3台ほどのキャンカーを見かけました。
24時間使用可のきれいなトイレ、屋外手洗い場(もちろん飲用可)
数台分ですがPM7~AM7まで無料で電源も使用
道の駅の弁当・総菜などは4時過ぎには半額のシールが張られ
電子レンジがある無料休憩所で自由に食事や休憩ができます。
私達も30分ほど休憩し「馬まん」や阿部牧場の牛乳など美味しく頂きました
もちろん、オジサンにも半額の蕎麦入り手作り餃子をお土産にしました。

私達にとってはわざわざキャンカーで阿蘇に泊まることはないでしょうが
車中泊に人気の訳が今回よ~く解りました

さて、1時間半もあっという間・・・
16:48 阿蘇横断特急の到着
    
行きはゆったりの車中でしたが帰りの指定席は満員
多分私たち以外は全て外国人で「ここはどこ」と凄いアウェー感でした(笑)


そして、最後に本日の私の一番お気に入り写真

すっかり一人前の鉄子の後姿(笑)
窓の外の流れる景色を見つめながら何を考えているのかなぁ~

約5時間の初めての三世代鉄旅
孫ちゃんのおかげで念願の「あそぼーい!」の白いくろちゃんシートにも乗れ大満足
(オバサン一人では恥ずかしくて、とても乗れませんものネ

まだ3歳の小さな子供でもやりたいことは一人前で
何でも大人の真似をする孫ちゃん
紛失すると困るので本物の切符は持たせられす
代わりに阿蘇のんびりきっぷの表紙を渡すと
ずっと大切に握りしめる小さな手
立野駅のスイッチバックで逆向きに進む列車に気付き
不思議そうな顔をしながらも興味深々な孫ちゃんの姿
とても微笑ましく嬉しくなりました。
どうやら私の二代目ができたようですネ~

「三つ子の魂百まで・・」
小さくとも好奇心旺盛でと観察力鋭い時期
色々なことを経験させてあげたいと思うバアバなのでした

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ひとり鉄旅 「人吉~湯前~市房ダム」 part3

2016年04月01日 | 鉄旅
ひとり鉄旅レポートもpart3 最終章
偶然、出逢ったSL人吉を見送りレンタサイクルで向かったのは人吉城跡
前回3月に訪れた時には時間が無く城内散策は諦めましたが・・・
桜を求め今回は城跡中へ入ってみました


観光客はほとんどいないようで・・・
若いお母さんと子供達のグループ10人ほどが楽しそうに遊んでいました。


桜と球磨川と対岸には人吉の町


あざやかなピンク色の桜

モミジの新芽とのコラボ

城跡にはたくさんのモミジもあり秋も良い雰囲気でしょうネ~

さすがに膝が不安なのでこの階段を上るのは断念しました。
列車の時間も気になるので足早に球磨川沿いや街中を走りました

人吉は温泉の町で街中にも30件ほどの立ち寄り湯があります
駅の近くの古い銭湯のような「新温泉」

あえてセピア色に編集してみました。
時間があったらのんびり浸かりたい気分です

青井神社にも桜があるかと行ってみましたが・・・

蓮池の周りに少しだけ咲いていました


そろそろ帰りの列車の時間と早めに人吉駅に戻りましたが
人のいない駅に目の前の竹やぶから聞こえるウグイスの声が聞こえいます。


いつの日か乗りたいくま川鉄道のKUMA1・KUMA2の姿が・・・

しかし、そろそろ列車の到着時間なのにホームに誰もいませんネ~
ふと、電車の時間を確認するため時計を見ると・・・・
あちゃ~1時間早かったみたいです
こんな事ならに入る時間もあったのに~
ここまで順調だった、ひとり鉄旅でしたがとんだドジをふみました(笑)
もう、レンタサイクルも返却したし・・・どうしよう~

と言うことで・・・・
駅近くの古民家ギャラリー&カフェ「立山」へ

先日、孫ちゃん達と尋ねた時は駐車場もいっぱいで入れず
平日の今日は貸切状態です。

いつ来ても良い雰囲気
今日は手作りプリンセットを注文
      
メニュー全てがワンコイン500円
お茶屋さんがやっているだけあって一人分の急須におかわりのお茶もついてきます。

少々アクシデントもありましたが・・・
無事に帰りのしんぺい4号に乗り人吉とお別れ

途中の駅のホームには、こぼれ種が落ちたのでしょうか・・・
小さなビオラがいっぱい咲いていました

こんな小さな何でもないことに感動する自分
嫌いじゃないです(笑)


賑やかな行きとは違い、帰りではたった一人のボックス席
川の流れを見ながら缶ビールでほろ酔い良い気分

行きの列車で同席した男性に教えてもらった撤去工事が進む荒瀬ダム

少しづつですがダムがなかった頃の清流に戻りつつあるのでしょうか・・・

球磨川にかかる鉄橋と夕日を眺めながら・・・
長かった旅の終わりにホッとしたような淋しいようなそんな気分です。

夕方、まだ明るいうちに帰宅しましたが、朝8時からの約10時間半の一人鉄旅
充実の一日を過ごすことができました


さて、長々と3回に分けお送りした旅レポート
お付き合いいただき本当にありがとうございました

最後に今回の旅の工程を書き添えておきます。

 旅名人の九州満喫きっぷ 「人吉~湯前~市房ダム」プラン

   熊本駅発   8:31
     ↓(1時間30分) いさぶろう1号
   人吉駅着   10:01
   くま川鉄道乗り換え(29分)
   人吉温泉駅発 10:30
     ↓(43分)
   湯前駅着   11:13
   産交バス乗り換え(29分)
   湯前駅前発  11:42
     ↓(12分)   市房山登山口行き 
   ダムサイト着 11:54
    散策しながら桜見物(44分)
   船着場発   12:38
     ↓(21分)
   多良木着   13:00
    ブルートレインたらぎ見学
   くま川鉄道乗り換え(44分)
   多良木駅発  13:44
     ↓(35分)
   人吉温泉駅着 14:19
    人吉城跡などレンタサイクル散策(約2時間)
   人吉駅初   16:43
     ↓(1時間30分)  しんぺい4号
   熊本駅着   18:18

 ※ JR運賃 4900円
   指定券等追加510×2=1020円

  九州満喫きっぷ1回分は3600円
  JR運賃のもとは何とか取れたようです。


ひとり鉄旅 「人吉~湯前~市房ダム」 part2

2016年03月31日 | 鉄旅
さて、今日も鉄旅の続きです。
市房ダムから路線バスに乗り湯前駅でもう一人の乗客が下車すると
乗客はわたしひとり貸切となりました。
弁当を食べるために最後尾に座ってた私は最前列に移動
行きと同じ運転手さんは優しく「桜はどうでしたか?」と話しかけてくれました。
ここ人吉は「おひとよし」と言われるほど親切な人ばかり・・・
くま川鉄道の女性の車掌さん、湯前駅の物産館の職員
バス停であった地元のおばちゃんなど・・・
出逢った人すべてが忘れられない出逢いとなりました。

20分ほどバスに揺られ多良木のバス停で下車し徒歩3分
多良木駅のすぐ側にあるブルートレインたらぎ
踏切に差し掛かると線路と並んだブルートレインの姿が・・・
   
2009年3月廃止された寝台特急「はやぶさ」の車両3両をJR九州より購入し
面影を残しながらリニューアルした簡易宿泊施設です。


        


一通り外観の写真を撮り終え・・・
運が良ければ中を見学できるとのことでドキドキしながら車内へ入ると
受付の男性が説明しながら案内してもらいました

上下4人のB寝台折り畳み式のハシゴも広げさせてもらいました(笑)
    
「この匂いだけはどうしても消えません」と
係りの人が説明する列車独特の匂いが残る車内
鉄道ファンにとってはこの匂いがたまらないのですよネ~

B寝台ソロ(個室)
左が下の個室、階段がある右が2階の個室です。
          
2階は天井が低く真っ直ぐ立てませんがまるで秘密基地のよう
カーブのある窓から昼は青空、夜は星空が見れそうな・・・
私なら絶対こちらに泊まりたいなぁ~

空調も洗面台も使用できませんがそのままの姿で残っています。
     
実際に使用できるトイレ洗面所は増築されています

残りの一両は受付とテレビなどがある多目的スペースとなっています。
 
食事のサービスはありませんが電子レンジやお湯は無料で使え
すぐ目の前には「ふれあい交流センターえびすの湯」は宿泊者は無料で利用
宿泊料は大人3080円・子供2050円
ホテルや旅館のよう快適さや質の高いサービスはありませんが
格安な宿泊料金は合宿や鉄道マニアなどに利用されているようです。

線路が隣にあるので列車が通ると実際に寝台列車に乗っている気分を味わえそうですネ~
ブルートレインを見学した私は昔からずっと憧れている
「寝台列車 サンライズ瀬戸・出雲」に乗りたくなりました

さて、念願のブルートレインも見学できたので多良木駅から人吉へ戻ります。
多良木にはやたらとえびすの名がつくモノが多いと思ったら・・・
恵比須神社があるそうで駅のホームにもありました     
   
せっかくなので100円でおみくじを引くと
駅のホームに結び旅の安全をお願いしました

13時44分、行きに乗車した夏・秋の車両に乗り人吉へ戻ります
ふと目の前の吊革を見ると・・・一つだけハートの形
   
ゆっくり走るくま川鉄道に揺られ、暫くウトウトとした私でした(笑)

おかどめ幸福駅の手前でこんな風景に慌ててパチリ

きれいに刈りそろえられたお茶畑?ツツジ?
いったい何だったのか判りませんがとても綺麗でした。
行きと同じ女性の車掌さんは私に気がつき
「ダムの桜はどうでした?」「楽しめましたか?」
「それは良かった・・・良い旅を・・」と笑顔で温かい言葉
ホントに心ほんわか何度来ても人吉は最高です

さて、14時19分人吉温泉駅に到着するとJR人吉駅舎内が何となく煙たいような
まさか・・SL人吉は4月1日からだし・・・と思ったら
目の前のホームに見覚えのある展望車両
側に居たおばちゃん達も「わぁ~SLだ」思い切りホームに駆け下りて行きました(笑)
膝が痛くて階段を駆け降りれない私はホームを諦め
駅横にある鉄道ミュージアムMOZOKAへ先回り
3階デッキでワクワクしながらSL人吉が目の前を通過するのを待ちました
どうやら、試運転運行らしく嬉しいサプライズになんてラッキーな私
   
先日見た鉄旅番組で「SLを撮るなら縦にして煙を入れ撮影」とのアドバイス通り
望遠レンズに付け替え遠くから走るSLを狙いましたが・・・
   
やはり素人の私では難しいものです。
目の前を通るSL人吉はフレームに収まりませんでした(笑)


通り過ぎたSLの煙で暫くは真っ白で何も見えませんでした。
煙の中からやっと見えた後姿を何とか写せた一枚です。

思いがけないSL人吉に興奮冷めやらぬ私
ハイテンションのままレンタサイクルを借り人吉の町へレッツゴー

どうやらこの旅、part2では終わりそうにありません(笑)
続きはまた明日・・・・

本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました

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ひとり鉄旅 「人吉~湯前~市房ダム」 part1

2016年03月30日 | 鉄旅
火曜日の昨日は半年振りにひとり鉄旅に出掛けてきました
夕方6時半には帰宅したのですが・・・
前日からワクワクで興奮し眠れなかった私(笑)
さすがに疲れてブログUPどころか9時前には就寝したほどでした
充実の一日、列車やバスに乗り14000歩も歩いた珍道中(?)
ひとり鉄旅の様子を旅の記録として数回に分けUPしたいと思います。
カメラのバッテリー切れを心配しながら撮った150枚の写真の一部と
私の拙い言葉ですがブロ友のみなさんにも
鉄旅気分を味わっていただけたら嬉しいです


さて、今回の鉄旅に利用したのは「旅名人の九州満喫きっぷ」
快速・普通列車限定ですが九州の全鉄道が1日乗り放題が3回(3人)
発売日から有効期間3ヶ月で10800円と大変お得なきっぷです。
色々とプランを練っていたのですが・・・・
第1回目は人吉プランを実行
3月26日にJRがダイヤ改正し今まで人吉~吉松間を運行していた
観光列車「いさぶろう・しんぺい号」が熊本駅に乗り入れとなり
指定券510円は必要ですが乗ってみることにしました。

8時31分熊本駅発「いさぶろう1号」

展望スペースの大きく空いた窓から朝日が差し込んで・・・
入口の竹編のゴミ箱も良い感じです。
   
車内も木製でレトロでシックな雰囲気

春休みの車内は孫連れのジジババ達の姿が目立ちますネ~
今時のパパママは仕事で忙しく子守役は暇なジジババなのでしょうか?

八代を過ぎ、球磨川に架かるおれんじ鉄道の鉄橋を眺めた後
列車はその球磨川沿いを走ります。


ボックス席で相席になったのは・・・ジイジ&孫の仲良しふたり
予想通りパパママはお仕事だそうですヨ~
とても楽しそうな二人の雰囲気に思わずパチリ
     
5歳の男の子は鉄道に詳しく大人の私も驚きでした
「歳をとってからの孫ですから・・」と言われるジイジは
私よりずっと先輩のようですが旅好きとのことで話が合い
今までお互いが出掛けた旅先の話などに盛り上がりました。
こうした見知らぬ人とのふれあいも一人鉄旅だからこそですネ

球磨川沿いには満開の桜があちこちに・・・

走っている列車の中だとなかなか写真が上手く撮れませんネ~
電線も多くこれがやっと撮れた1枚、実際にはこの数倍も美しい車窓の風景でした

10時1分人吉駅に到着
「いさぶろう1号」は吉松駅が終点ですが
日本唯一の大畑駅の「ループ&スイッチバック」や
えびの盆地越しに霧島連山の雄姿が望める「日本三大車窓」など
実はここから先が鉄旅の見どころ満載なのです。

吉松駅から観光列車「隼人の風」に乗りかえ鹿児島へ行く二人とはここでお別れ
ほのぼのとした気持ちで列車を見送りました

しんぺい号を見送り振り向くと・・・
くま川鉄道の観光列車「田園シンフォニー」の車両が止まっています。

春(クリーム)・夏(青)・秋(赤)・冬(茶)・白の5両の列車
全ての車両が豪華観光列車「ななつ星」などを手がけた水戸氏のデザインです。

ホームから国指定史跡の「大村横穴古墳群」が目の前に見えます。

私が乗る列車は普通列車なので残念ながら旧車両だとホームで待っていると・・・
ナント・・・・夏と秋の2両がやって来ました

車掌さんの話では旧車両はなくなり普通列車もこの5両で運行されているそうです。
まだ乗車したことのないKUMA1・KUMA2の2両を含めいつか完全制覇したいなぁ~

10時30分 人吉温泉駅を出発
先ずは乗ったことのない夏(青)の車両から・・・
       
10人ほどのオバちゃん達のグループがいたので写真もそこそこに
秋(赤)の車両に移動しました(笑)

この広いソファーをひとりじめです。
日除けのシェードもオシャレ
   
どの車両も座席40ほど・・ゆったりとオシャレな車両で通勤や通学
毎日、旅気分で乗れる地元の人はとても羨ましいですネ~

JRに比べると随分と遅い速度に感じますが景色がゆっくり流れます。
運転席横には子供用の椅子がふたつあり運転手気分を味わえます。

田舎の田園風景はあちこち菜の花が満開で桜も・・・
前回、この路線に乗った時は黄金色の稲穂が美しい10月でしたが
次は緑の田んぼが広がる景色も見てみたいなぁ~
ゆっくりのんびり走るくま川鉄道の終点は湯前駅
12分後に人吉に折りかえしていく列車を見送り・・・・
   
私は次の目的地へ行くため目の前のバス停へ

何しろ田舎のバスは本数が少なく2時間に一本とか乗り過ごしたら大変です(笑)
乗り換え時間30分待ちでもその時間もまた楽し
どうやら乗客は私を含め3人のようで・・・
地元のオバちゃんと次の目的地の市房ダムの桜の話などして
のんびりゆったりした時間が流れます。
バス停前のタクシー会社から出てきたオジサンは
「わざわざこんな田舎までやって来てくれて・・」と嬉しそうに
たくさんの地元の観光パンフレットをくれました。
5分遅れで到着したバスに乗り目指す市房ダムへ
車窓にはあちこちに満開の桜市房ダムのある水上村は桜の町ですネ~
もちろん乗る人も降りる人もなく15分ほどでダムサイトに到着
ひとりバスを降りるとダム湖と満開の桜が出迎えてくれました。

写真を撮っていると運よく大噴水から水が・・・
この大噴水は500円を投入すると約10分間見学出来る有料の噴水
だから80mの高さまで上がる噴水はいつでもは見れません(笑)

この瞬間にお金を入れてくれた人に感謝しながら
大噴水のある「水の上の市場」まで花見をしながら歩きます

桜の木が切れ目なく続く道
時折、満開を過ぎた桜の花びらが風に吹かれひらひらと舞い・・・

遠くに見えていた水色の橋は渡らず脇道に入ると車も通らずゆっくり歩けます。
  
振り返ると橋の隙間からさっきまでいたダムサイトが見えます、


満開の桜の隙間から湖面が・・・

20分ほどかけゆっくり歩き「水の上の市場」に到着

バイカーや花見客で駐車場も満杯です。




時間があれば湖畔をもう少し歩き湯山温泉に入り
ゆっくりしたいところですが・・・・
旅はまだ半ば・・・バスの時間も迫っているので仕方ありません。

帰りのバスは私を含め乗客2名です(笑)
予定では市房ダム湖畔で桜の下で弁当を食べようと考えていましたが
人混みの多さと食べる場所も時間もなく・・
結局バスの最後尾で隠れるように昼食をとりました
オジサンの弁当と一緒に自分の分も作り持参してきて良かった~(笑)
食後のデザートは湯前駅隣の物産館で買った地元のお菓子
 
鉄旅は駅弁や地元の美味しいものをいただくのも楽しみですが
今回はおにぎり持参で大正解でした

桜を堪能しお腹もいっぱいになりましたが時間はまだ12時半過ぎ
さて、バスに乗り次に向かった先は・・・・
まだまだ盛りだくさんのお一人様の旅は終わりそうにありません。

今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました。
続きは明日のpart2でお楽しみに

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久しぶりの一人プチ鉄旅 ~阿蘇神社~

2015年09月25日 | 鉄旅
出ベソの私にしては珍しくお出掛けなしに終わったシルバーウイーク
腰の調子もずいぶん良くなり、お天気も
オジサンは今夜はお泊りで夕飯の準備も無し
ということで・・・今日、半月ぶりの一人鉄旅へ出掛けました

目的は・・・・
毎年、9月25日に阿蘇神社で秋の収穫に感謝する田実祭(たのみさい)
メインイベントでもある勇壮な流鏑馬

朝からPCでJRの時刻表チェックしましたが
丁度、間に合う時間帯のバスがないので
駅まで愛車レッドチャーリーで行くことにしました。
洗濯・掃除など家事を済ませ9時半前出発
20分ほど自転車をこぎ・・・汗だく
熊本駅9時56分発、肥後大津行きは残念ながら横向き座席の普通列車
たくさんの大学生が乗り込み、いきなり旅気分とはいきませんでした(笑)
しかし、乗り換えた肥後大津からは人も減り、車両も古く
景色も緑が多くなり一気に旅気分になりテンション

立野~赤水間にはスイッチバック、何回乗ってもワクワクしますネ
  

窓から見える阿蘇五岳
少々雲もありますが青空も見えています

阿では稲刈り真っ最中でしょうか?
時々、白い花が満開のソバ畑もみられましたヨ~

11時43分宮地駅到着
阿蘇神社までは徒歩15分ほどの距離です。
市内より標高の高い阿蘇、しかし今日は汗ばむほどです
到着するとすでに参道は沢山の人
大きな望遠レンズを抱えたアマチュアカメラマンの姿もいっぱい・・・
阿蘇神社の流鏑馬は140mほどの参道に三つの的
地元高校の馬術部のOBである阿蘇神社流鏑馬射手10名がをに矢を放ちます。
正午過ぎお祓いを済ませ、人馬一体となり流鏑馬が始まりました
         
両手を離し、疾走する馬に乗り矢を放つとは高度な技
馬もそれぞれ個性があり、矢を取り出す暇もないほどの早いスピードの馬も・・・
的に命中すると太鼓が鳴らされ、鮮やかな紙吹雪が舞います。


ピントはボケ気味ですが唯一紙吹雪が舞った写真
連写で撮ってもほとんどがピンボケやらフレームはずれ
観客の頭や顔、手が入り込むのは当たり前(笑)
写真ってホント難しいですネ~



それぞれ3つの的を3回挑戦し的はどんどん小さくなり
5mほど離れた的に命中するのも大変そうですネ~
      
流鏑馬が終わると矢(破魔矢)を一人3本づつ観客の下へ投げ入れ
それを取れた人は幸せになるそうです。
2度ほど私の近くに飛んできましたが残念ながらgetならず
そう簡単に幸せは訪れないものですネ~(笑)
正午に始まった流鏑馬が終了したのは1時過ぎになっていて
お腹が空いた私は参道から少し歩いた「女学校跡」へ

本日のランチはTien Tienfont (ティアンティアン)
蚤の市などで何度か訪れたことはあるのですが
さすがにオジサンと一緒だとこういうお店でランチは無理(笑)

女学校跡を利用したガフェはイスもテーブルも古いモノがたくさんです。

さて、選んだランチは野菜のプレート(飲み物付)
    
スープもメインも全て野菜のみ、見た目よりお腹一杯になりました。
キノコとジャガイモのスープ、キッシュ
ひよこ豆を使ったイスラエルの「ファラフェル」というコロッケ
ひじきと紫玉ねぎのマリネ、カボチャとレンコンのサラダ
人参のシナモン風味(?)のマリネ、厚揚げとエノキの煮物風(?)など‥
華やかさはありませんが全て体に良さそうでいてオシャレなプレートでした


今日は蒸し暑い一日で阿蘇でも汗ばむほどの気温でしたが
開け放った窓から爽やかな風が時折吹いてきまました。

お店の人の話ではシルバーウイークは毎日凄い混雑だったそうですが
今日は平日、しかも1時半過ぎなのでもちろん貸切でした。

さて、そろそろ帰りの電車の時間も気になるので
ぶらぶらボチボチ駅まで歩くことにしました
さすがに25分ほど歩くと汗だくに良い食後の運動になりました。
宮地発14時39分 熊本行 帰りは乗り換えなしです

始発の宮地駅では1両に2~3人の乗客でしたが
阿蘇駅に到着すると中国・韓国の人らしい家族連れなどが乗り込み
大きな声でしゃべり始めたので席を移動しました(笑)

途中、赤水駅では観光列車「特急 あそぼーい!」と遭遇
    
いつの日か孫ちゃんと乗ってみたいと思いました。

北外輪山

快晴の青空とはいきませんでしたが雨も降らず、やはり私は晴れ女
16時09分熊本駅到着し17時前にはで自宅に到着
約7時間半のお一人様お出掛けも無事終了しました。

急に思い立ち出掛けた阿蘇へのプチ鉄旅
往復2220円の電車賃とランチ代などで4000円弱
これが高いか安いかは人それぞれ・・・
実は昨日は妹とショッピングセンターをハシゴし
13000歩ほど歩き回ったのですが
同じ時間も使い方次第でこんなにも違うのですネ~
最近、色々忙しくプール通いをさぼり気味ですが
自転車も漕ぎ、万歩計8500歩クリアしプールと同じ位エネルギー消費したはず
何より私にとって良いリフレッシュと癒しになりました



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JR・おれんじトコトコ2枚きっぷ

2015年03月04日 | 鉄旅
さて、今日は「孫を訪ねて(?)ぶらり鉄旅 ~おれんじ鉄道編~」
8時半前、自宅を出発しバスで熊本駅へ
9時前の駅は通勤ラッシュ時間帯は過ぎていましたが
通勤通学・観光客とそこそこの人で賑わっていました。
9:42 熊本駅発八代行の普通電車へ乗車

スタイリッシュな電車ですネ~

今回使用した「JR/おれんじトコトコ2枚きっぷ」は
ひとりで往復または二人で片道利用できる2枚回数券です。
みどりの窓口で当日でも購入可
熊本~佐敷 2,480円 通常運賃2,980円より500円お得です
   
孫ちゃんへのお土産「くまモンクッキー」私の旅のお供(笑)

車内はなかなかモダンで輪になる吊革が良いですネ~

シートはもちろん向きが変えられ
出入り口には一人掛け用の折りたたみ椅子もあります。
普通列車は観光客が見かけられず写真を撮るのもチョッと恥ずかしい(笑)
10:17 終点八代駅2番ホーム到着
乗車時間35分では少々物足りない私ですが・・・
ここで肥薩おれんじ鉄道に乗り換えです
膝の悪い私には駅の階段(下り)が辛く皆の邪魔にならぬようゆっくり急ぎます(笑)
しかし、乗り換え時間6分ですから少々焦りますネ~
JRのお隣が肥薩おれんじ鉄道のりばですでに電車は入ってました。

一両編成の可愛い車両の乗客は地元の人ばかりのようですネ~
肥薩おれんじ鉄道は八代~川内(鹿児島)を走る第三セクター
走る豪華レストラン「おれんじ食堂」ですっかり有名になりましたが
平日は乗客も疎らなローカル線(多分赤字路線でしょうネ~)
駅長も駅員もオレンジ色のジャンバーを着たほとんどが女性(おばちゃん)
なんともアットホームな鉄道会社ですネ

鉄旅の楽しみは運転手気分を味わえる・・・もちろん最前列ですよネ~
10:23 八代駅を出発
     

球磨川鉄橋を渡り暫くは田舎の風景を長閑に走ります。
肥後二見駅を過ぎると進行方向右側に八代海(不知火海)

海のすぐ横を線路があり最高の景色です。
肥後二見~御立岬公園駅までの間海沿いを走った後は山間を走ります。
   
窓を額縁に田舎の風景、乗り降りするのは地元のお婆ちゃんばかり
ワンマンカーの運転手さんとも顔なじみで言葉を交わして乗り降り
ローカル電車の雰囲気を十分に楽しむ私でした

御立岬公園駅からは近くの保育園の子供達の可愛い姿

この出逢いをお嫁ちゃんに話すとナント週数回孫ちゃんと二人で通う
子育て支援センター隣の保育園児だとか・・・

11:03 佐敷駅に到着

お迎えのお嫁ちゃんが遅れるとのことで暫く駅で待っていると
八代行の普通列車がやってきました
桃の花を持ったお婆ちゃん、田舎のヤンキーなカップル(笑)
発車ギリギリに慌てて走って来た女の子の計4人の乗車客。
ただ一人降りてきたお爺さんは駅長(?)の女性と
「ただいま~」「おかえり~」と挨拶を交わす姿にほのぼの
   
長閑な駅にはゆったりとした時間が流れていました

さて、肥薩おれんじ鉄道はたくさんのラッピング列車が運行しています。
ホームページではその月のラッピング列車の時刻表も掲載されています。
ということで・・・帰りの電車はラッピング列車に乗ることにしました
お嫁ちゃんに車で送ってもらい無人駅「湯浦」から乗車しました。
発車10分前、駅には誰もいませんネ~
   
ホーム横には菜の花が咲き、目の前の山ではウグイスが鳴いていました。

18:06 遠くの遮断機が鳴り、さぁ~列車が来ましたヨ~
くまモン1号ラッピング列車

乗客は私を含め2名なので写真一枚撮るのがやっとでした(笑)

一両編成の車内は・・・・
あちこちにくまモン
  


トイレのドアも座席もくまモン
  
おや横向きの座席に何やら足が・・・

そう~大きなくまモンが乗ってました

平日の夕方の便なのでもちろん車内に観光客は無し
恥ずかしいけど控えめに(笑)写真撮りまくりましたヨ~

もちろん横に座り・・・横顔アップに
トンネルに入るとガラス窓に映ったくまモンと私の微妙なツーショット
  

残念ながらすでに日は沈み、美しい夕景は見れませんでした。

次回は夕陽を見ながらおれんじ鉄道に乗ると心に決めました。

ほとんどの乗客が八代で降りる中、私は終点の新八代まで乗車することに
乗り換えのも同じホームなので膝の悪い私には好都合でした。
それ以上に・・・
新八代が終点のこの電車は回送となるため暫く停車し
ゆっくり写真をとることができるからです
19:06 新八代到着

予想通りラッピング列車は数分停車
  



列車がいなくなりホームにはスマホで音楽を聴いているお兄さんと私だけ
高架の上のモダンで明るく輝く新八代駅の新幹線ホームから
「まもな・・・新大阪行まいります」と構内アナウンスの声が聞こえる。
新幹線の動き出す音とチラリと見えた車両に
まもなくプチ鉄旅を終えようとしてる私は無性に旅に出掛けたくなりました
「いい日旅立ち・・・」と百恵ちゃんの曲を口ずさみながら・・・

そんな思いの私はその後やって来たJR普通列車に乗り19:51熊本駅に到着
自宅へ向かうバスに乗り換え21時前に帰宅
孫を訪ねてぶらり鉄旅も無事終了したのでした。

「一人旅は退屈で寂しくないの?」と聞く人もいるけれど
誰に気兼ねせずゆったりのんびり
知らない土地でたまにはハラハラドキドキもあるけれど
良い意味で「旅の恥は掻き捨て」
恥ずかしがらず尋ねると親切に教えてくれる。
みどりの窓口のお兄さんも佐敷駅のお姉さんも
おれんじ鉄道の運転手さんだって・・皆さん優しかった

普通列車の旅はどことなく懐かしい風景と
地元の人との小さなふれあいに小さな幸せを感じ
益々、ぶらりひとり旅の魅力にハマった私なのでした

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孫を訪ねて(?)ぶらり鉄旅   ~御立岬河津桜編~

2015年03月03日 | 鉄旅
最近の私はオジサンの思いやりのない言葉にに少々イライラ気味・・・
いつもならスルーできる私にきっと問題アリなのかもと
こりゃ~ストレス解消が必要と考えた私
日曜夜に天気予報をチェックしていると月曜日は
ならば・・・と
転勤で芦北に住む長男夫婦(お嫁ちゃん)に連絡し
以前から密かに計画していた芦北への鉄旅を決定

月曜朝、いつもの様に弁当作りを済ませ出勤直前のオジサンに報告し
遅くなっても良いように夕飯の準備も万端にし・・・・
(一人遊びに行くから文句は言われたくないですものネ
さぁ~「第2回ぶらり一人鉄旅」の出発です

楽しい鉄旅のレポートは次回ということにして・・・
今日は桃の節句桃の花ではありませんが
美しい花の話題といきましょう~

数日前の地元新聞にも載っていた「御立岬公園の河津桜」
佐敷駅まで迎えに来てくれたお嫁ちゃんと孫ちゃんと共にドライブ
シンボルタワー(展望台)と青空に映えるピンク色の河津桜

お天気も良く駐車場には沢山の車、アマチュアカメラマンの姿も数名見られました。
  
人間と一緒に満開近い桜にメジロ達も群れていました(笑)

晴天のうえ今日はPM2.5も黄砂もほとんど無く
眼下には青い海と対岸の天草諸島が見渡せます。

パノラマ写真

岬の先には御立岬温泉センターもあります
2013年3月にオジサンと訪れた時は曇り空で2年越しの念願の青空の御立岬です

どうしても電線が写真に入るのが少々残念ですが・・・最高の景色

さて、シンボルタワーのらせん階段を上ると相変らず沢山の錠前
「愛のカギ伝説」とやらを信じる恋人たちがカギをかけるようになったとか・・・
8個下がっていてぐるっと順番に鳴らすとドレミ・・・と
音階が鳴る鐘にまで錠前がかけられナント音が鳴らず
孫ちゃんに楽しませよう思っていたバアバは残念
代わりに沢山の錠前を揺らし我慢してましたけどネ(笑)
さて、右の写真の黒い塊は何でしょう
    
展望台下の池(?)にたくさんのオタマジャクシ
数匹だと可愛いけどこれだけいると少々グロテスクですねぇ~(笑)

階段を下りる孫ちゃんとママの姿が良い感じでしょう

孫バカのバアバだけでなく側にいたアマチュアカメラマンの男性も
「子供さん撮ってもいいですか?」と・・・・
時々立ち止まったりと気まぐれモデルさんの孫ちゃん
さて、どんな風に撮れたのでしょうネ~

ソメイヨシノより濃いピンク色の河津桜は青空が似合います。

桜の花を見ている人達は皆さん笑顔
美しい花を見て嫌な顔する人なんていませんよネ~
ここ最近、ささくれた私の心もすっかり穏やかになり
思い切って出掛けてきて良かったと・・・・
そう思う私でした

さて、明日はぶらり一人プチ鉄旅編をUPしたいと思います。
お楽しみに~

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ぶらり日帰りひとり旅  ~SL人吉編~

2014年10月10日 | 鉄旅
さて、ぶらり日帰りひとり旅レポートも最終章

念願のSL人吉へ乗車です
このSLは「あそBOY」という名前で豊肥本線の熊本 - 宮地駅間を
1988年から2005年まで運行していました。
その頃も人気車両で子供達を連れ一度だけ乗車した思い出の列車です。

もちろんSL人吉になってからも大人気で
出発前は記念写真を撮る人で機関車付近は大混雑
ほとぼりが冷めた頃(笑)私も記念撮影をしました。

黒光りする車体はやっぱりカッコイイ

  
背伸びしてやっと撮った内部の計器類もピカピカに磨かれ
女の私が見ても何だかワクワクします

機関士・機関助士・車掌さんとも思ったより若く皆イケメンでしたヨ~
もちろん乗務員のお姉さん達も美人さんでした(笑)
     
蒸気の力を使って列車を走らせる機関士と石炭を燃やして蒸気を作る機関助士
コンビネーションが大事でしょネ~
汽笛と共に14時38分人吉駅発車
さて、車内は・・・
茶色の落ち着いたシートに非常口までシックですネ~
  
金・土・日・月運行のSL人吉はとても人気がある観光列車
今日は平日で人吉~熊本の上りということで少しだけ空席もあり
私は二人掛席を独り占めにして遅い昼食
贅沢に美味しいビール付き
程よい揺れでほろ酔い気分になりました
  
約2時間40分ゆっくりのんびりとガタゴト音、揺れそして煙の匂いとSLの旅を満喫

一勝地駅では10分間の停車

縁起のいい駅名で必勝祈願記念入場券を販売していましたヨ~
  
最後尾の展望車は流れる景色を見ることができて大人気 
先頭の展望車は機関車からの黒煙を一番間近で感じられる車両です。


沿線には撮鉄の姿も見られ
一番の撮影ポイントの鉄橋では
汽笛を何度も鳴らし黒煙を上げゆっくりと走る機関士の粋な計らいも・・・

球磨川沿いの景色は今朝と違って青空

田園地帯では夕陽に照らされたSLの影

宝物を見つけたかのように一人静かに興奮する私は
窓枠に肘をつき、ずっと眺めていました。
時折、自分のシルエットも黄金色の田んぼに映りさらに感動
畦道では小さな子供を連れ母子がSLに向かい手を振る姿
振りかえす乗客も皆、笑顔

熊本市内に入り富合町の熊本総合車両所では
金色と赤の新幹線らしき姿を見つけ慌てて撮影

ネットで調べると・・・
今年4月、九州新幹線試験用の(軌間可変電車)の
新型車両が登場したそうです。関連記事はコチラ
   
隣町にある新幹線車両基地は時々通る国道3号線から
ズラリと並んだ新幹線は毎回見ていましたが
建物の裏側にあった新型フリーゲージトレインを見れたのは
本当にラッキーでした

さて、2時間40分のSLの旅も17時15分熊本駅へ
SL人吉に別れを告げ改札口へ向かう陸橋で
最後に真上からSLの姿が見えました
 
石炭と赤く燃える炎に改めて感動しパチリ
隣りで背広姿のオジサンもスマホで撮影してましたヨ~
実は写真を撮り過ぎた私もカメラの充電が無くなり
途中から慌ててスマホで撮影でしたが・・・
ガラケーからスマホに変えてて良かったと実感(笑)

こうして、約10時間のぶらり日帰りひとり旅も無事終了
初めて列車を乗り継ぎ気ままな旅
楽しい仲間やオジサンとのお出掛けももちろん楽しいのですが
たまには一人のんびり・ワクワクそして時々ドキドキしながら
知らない土地へ出掛けるのも良いものです。

皆さんもぜひ一人旅いかがでしょうか?


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ぶらり日帰りひとり旅 ~人吉観光編~

2014年10月08日 | 鉄旅
前回のブログ記事に続きSL人吉編の予定でしたが
今日は人吉駅近くのプチ観光編をUPします。

「田園シンフォニー」を満喫し帰路のSL人吉発車まで
1時間20分ほど時間があるので徒歩で駅前を散策
歩道にあるマンホールはさすが人吉ならでは・・
  
球磨川下りの絵柄や人吉の民芸品「きじ馬」を見つけました
ご当地ならではのマンホール探しも旅の楽しみですネ~

さて、駅前から徒歩5分の青井阿蘇神社へ到着

茅葺屋根の楼門や拝殿は初めて見ましたが凄い
平成20年に青井阿蘇神社の社殿群は国宝に指定されたそうです。
   
10月3日~11日は人吉おくんち祭で賑わうそうですが
この日は何も行われておらず、境内にはブルーシートや出店などが準備中
祭りの中日でしょうか雑然として厳かな感じには少しかけ離れた雰囲気で残念でした。
門前には蓮池と赤橋があり、次回は違う季節に訪れることとしましょう~

その後、親友のGちゃんより薦められた青井阿蘇神社の近くのカフェで休憩
場所が良くわからないので巫女さんに尋ねましたが
Gちゃんは「高山」と教えてくれたのですが・・・
町家ギャラリー「立山」でした(笑)

外から見ると普通の民家でしたが中に入ると懐かしさを感じる
落ち着いた心和む静かな空間でした。
   
実はお昼を食べる時間がなく、お腹が空いていた私でしたが
残念ながら食事メニューは無し
一番お腹にたまりそうな冷やしぜんざいセットを注文
   
漆器の盆に涼しげなガラスの器のぜんざいと漬物
冷たい田舎番茶とおかわり用の小さな急須
蚊取り線香が置かれた縁側の席に座り、庭を眺めながら
時折吹く爽やかな風を感じ、ゆったりとした時間を過ごしました
どうやら地元の老舗お茶屋さんが経営しているようで
お茶も美味しかったですネ~
全てのメニューがワンコイン500円、かき氷のセットもありましたヨ~

さて、少しだけお腹も満たし駅へ戻ります
2時38分発SL人吉にはまだ時間があったのですが、駅へ2時までに到着しなければなりません。
何故かってこれを見るためですヨ~

人吉駅前にあるからくり時計 音楽と共にお城の中から現れたのは
球磨地方に伝わる伝統芸能、球磨の臼太鼓踊りの人形と天守閣からはお殿様が・・・
  
あらあら、お風呂に入っているお殿様も・・・
きっと人吉の温泉でしょうネ~
いつの間にか集まった観光客も可愛い人形の動きに癒され皆さん笑顔

平日ですがさすがに人気のSL人吉
発車が近づくと大型バスから降りたツアー客で駅舎は満員
早めにホームに入り夕飯のお土産に買ったのが人吉駅弁「栗めし」
自宅に帰ってから写真撮影していただきました

人吉駅のホームで素敵な声で駅弁を売るおじいさん(失礼かな?)は
何度もテレビに出演しチョッとした有名人(笑)

さて、駅弁も買ったし・・・いよいよ念願のSL人吉
次回のぶらり日帰りひとり旅~最終章~へ つ・づ・く

本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました


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ぶらり日帰りひとり旅 ~田園シンフォニー編~

2014年10月07日 | 鉄旅
大型台風18号が通り過ぎた月曜日
前日からオジサンが一泊二日の出張で留守なので
思い切って一人プチ旅へ出掛けました

「私一人遊びで申し訳ないなぁ~」と月曜の出勤風景を横目で見ながら
足取りはルンルン・ワクワク気分で熊本駅みどりの窓口へ
今日の目的地「人吉」へ向け往復乗車券と帰路のSL人吉の指定券をget

8時32分発くまがわ1号
  
1号車の指定席は団体客で大賑わいでしたが自由席はわずか10名ほどの乗客
球磨川が良く見えるだろうと思われる席に座りました。

順調に進む列車が八代駅へ到着すると・・・
昨日の台風の風倒木が線路をふさぎ撤去中とのアナウンスで足止め
しかし、私はお気楽一人旅ですもの慌てることはありません(笑)
そのおかげで・・
里帰りのため日本に帰国したアメリカ西海岸在住の70歳の男性との出逢いもありました。
94歳の母親に会うため年一度の里帰りだそうで
毎回「JAPAN RAIR PASS」というものを利用されるらしいのですが・・・
これがなんと4万5千円ほどで北海道から九州までの鉄道など2週間乗り放題
海外の旅行者にとってはとても便利なモノらしいですネ~
外国に一度も行ったことのない私にとってはその方の話はとても楽しく貴重な時間でした。
(70歳で旅の恰好がTシャツ&短パンというのもさすがアメリカ在住でしょうか?)
    
球磨川を眺めながら・・・
「帰る度に中学の同級生に会うのが一番の楽しみ」
「僕も70歳になったからそろそ帰国し故郷に骨を埋めたい」など‥
色んな話をしている間にその方の故郷・一勝地駅へ到着
車内での色々な言葉を思い出しながら後姿を見送りましが
イキイキとして人生を謳歌されてる様子に見えても
最後は生まれ故郷が恋しく帰りたいと思うのでしょうか?
一人旅だからこその出逢いに自分のこれからの生き方などを
ほんの少しですが考えたりしました

結局45分遅れ10時45分に人吉駅へ到着し今回の目的の一つ
JR湯前線が第三セクター鉄道への転換された路線
くま川鉄道の観光列車「田園シンフォニー」に乗り換えです。
人吉駅隣にある人吉温泉駅から約1時間かけゆっくり走ります。
ホームの目の前には「大村横穴古墳」がありました。
  
ホームにはクラッシックが流れています

九州の観光列車と言えば・・水戸岡 鋭治デザイン
「田園シンフォニー」春・秋・冬の3両編成ですが今日は春(白)と冬(茶)の2両

11時11分発ですが発車前にはおもてなし隊の方などのサービスが・・・
台風の影響で40名の団体がキャンセルになったらしく
乗客8名に対して至れり尽くせりのサービス
おだてに乗せられ(笑)めったに写真を撮らない私も記念撮影
    
人吉温泉のおかみさん方などのお見送りで出発
  
往復の記念切符1500円は指定券+1日フリー乗車券です。
車両には車掌さんと別に乗務員がいて沿線の説明や車内販売などもされ
各駅で発車のベルの代わりに鐘が鳴らされます。

さて、気になる車内ですが・・・

人吉球磨産のヒノキをふんだんに使い明るい雰囲気です。
一両が40席ほどのゆったりした空間はとても落ち着き
今日は2両が8人の乗客で貸切状態なのですから・・・
観光列車に吊革?
実はこの列車、朝夕は通勤列車となり高校生が沢山利用しているそうですヨ~
車両が少ないので観光列車も使用しないとダイヤが回らないとか・・・
日本一豊かな通学車両、幸せな学生さん達ですネ~
何でも300人ほどの学生が乗るそうですから一度その様子を見てみたいものです。
    
窓際を向いたカウンター席・ソファーシート
そして前方には運転手気分になれる子供専用の席 
    
ソファーの生地には人吉の花手箱柄である椿の柄など
細かい所までオシャレでセンスが光りますネ~
床やシートはもちろん窓枠も木の額縁で車窓の景色がまるで絵画の様です。
そんな窓から見える風景も心豊かに癒されます
球磨川(右)と川辺川左)の合流地点の鉄橋からの眺め

昨日の雨で少し濁っているというアナウンスでしたが十分美しい川です。

「田園シンフォニー」と言う名前の通り長閑な田園風景が続きます。
ゆっくりゆっくり走る速度にも癒されます。
  
そろそろ稲刈りも始まり黄金色の稲穂や懐かしい掛け干風景があちこちに・・・
  
おかどめ幸福駅ではお饅頭のお土産をいただきました。
「幸福」と名の付く駅は現在日本でここだけになったそうですヨ~


最後尾から眺める景色に旅をしている実感

チョッとモダンな「あさぎり駅」では8分の停車時間
  
初代の観光列車「KUMA2」とツーショットを見れたのはラッキー


次の停車駅・多良木には湯前線を走っていた列車の写真が数々あり
国鉄時代には湯前から門司まで直通列車があったことや
今のSL人吉もこの路線を走っていたことなど説明を受けました。
そして私が見たかったもの・・・
  
平成21年まで熊本~東京間を走っていた寝台特急「はやぶさ」が
「ブルートレインたらぎ」と名を替え寝台特急の雰囲気を味わう宿泊施設になっています。
残念ながら停車時間が足らず車窓からチラッと見ただけですが・・・
チェックイン前なら無料で見学もできるそうなのでいつの日かまた訪れたいものです。

長閑な列車の旅も12時18分湯前駅へ到着
折り返し普通列車となった「田園シンフォニー」で人吉へ戻りますしたが
昼間の電車はほとんど乗客もなく途中までは一両をひとりじめ
広いソファーシートにゆったりとした気分で車窓を眺めながら人吉へ

13時15分到着すると観光列車「いさぶろうしんぺい号」(右)と
「九州横断特急」のツーショットに遭遇
  

「田園シンフォニー」の秋(赤)も揃っている所を記念撮影

話しによると来年(?)夏のイメージの青い車両が増えるとか?
そうなると・・・また違う季節に来たいものですネ~
カラフルな車両が田園地帯を走る様子を見るのも良いかもしれません。
人吉球磨地方は霧で有名なところですが
朝霧の中を走る「田園シンフォニー」もきっと素敵なことでしょう。
オジサン連れて行ってくれるかしらネ~(笑)

さて、長々とお付き合いいただきましたが・・・
まだまだ今回の旅はここまでで半分ほど(笑)
次回の「SL人吉編」へ   つ・づ・く

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南阿蘇鉄道 プチ旅気分

2014年04月05日 | 鉄旅
金曜日から急に季節が戻ったかのように寒くなりましたが
そんな中、オジサンは阿蘇で会社の人達とお花見お泊り
次の日の土曜日に高森のイベントに出掛ける予定だったので
私は今朝JRに乗ってプチ旅行気分で高森まで出掛けました

8時前に自宅を出発しバスに乗り熊本駅へ

駅の雰囲気に直ぐに旅気分になった私

普通列車に乗ると土曜日なのに結構な人であちこち席を探し
一人旅の女性と相席となったのですが・・・・
これが思いがけず素敵な出逢いとなりました

奈良県から6泊7日の電車の旅をしている今年喜寿を迎えるFさん
目的地が同じ高森ということで話が弾み楽しいひと時となりました。

母と同じ歳なのに好奇心いっぱいの素敵な女性
手書きの予定表とお嫁さん手作りのパッチワークのバッグ
何度も折り曲げ広げられボロボロになった予定表に思わず感動

宮脇俊三の「時刻表2万キロ」に影響を受け
日本中鉄道の旅を何年もかけ続けているそうで
その話には20歳以上も年上なのに楽しい話に刺激を受け
「まだ若いのだから、何でもできるわヨ」と沢山の元気を貰いました。
楽しい話のお蔭であっという間に乗換駅の立野へ到着し南阿蘇鉄道へ乗り換えです
  
キャリーバックを抱え乗り込むFさんはとても喜寿を迎える歳には見えませんネ~

立野駅を出発すると直ぐに第一白川橋りょうがあります(実はこれを楽しみにしていました)
完成した頃には高さが日本一だったそうで鉄橋の上でスピードを緩めてくれ景色を眺めることが出来ます。
  
下には白川が流れ・・・高所恐怖症の私は怖いもの見たさで少しドキドキ

  
写真のように土日の数便はトロッコ列車が運行され人気です。

トンネルを抜けると南外輪と南阿蘇谷ののどかな景色が続きます
    
お天気が悪く少し残念でしたが・・・
田植えの為に田んぼに水がはられると山の景色が写り込み美しいそうです。

中年のオジサンは奥さんをほっといて(笑)ずっと先頭で写真撮影に夢中

ホントは私も最前列にはりつきたかったのですが(笑)Fさんに譲りましたヨ~
1両編成のワンマンカーの運転手さんは観光ガイドもしてくれ
熊本弁&冗談を交え車内はのんびり、ほのぼの笑顔一杯です
「蛍があまりに美しかった夜にはライトを消し停車したが乗客の誰も文句を言わなかった」など
ホントかしら?という長閑なエピソードまで・・・

後方に過ぎ行く景色は鉄道の旅ならではの特等席
汽笛の音とガタゴト揺れと共に旅をしているという気分になります。
 
昭和初期に作られた古い長陽駅は駅事務所が改装され土日駅カフェになるそうです
阿蘇下田駅にはがあったり・・・

日本一長い駅名 南阿蘇 水の生まれる里 白水高原駅


中松駅ではトロッコ列車とすれ違い

本来なら窓のないトロッコ列車ですが
さすがに最高気温10℃にとどかない今日はビニールの窓がありました。
中松駅から歩いて15分で有名な一心行の大桜があるので下車する人も数名
満開の桜を見に皆さん遠くから来られて雨が降らないことを願いました。

立野から33分の楽しい時間もあっという間、終点高森駅に到着


桜と菜の花そして向こうには根子岳が見えるはずでしたが・・・残念ながら雲の中

Fさんは立野へ折り返し、旅の最後は杖立温泉へ宿泊とのことで
残念ですがここでお別れです。
住所を教えて頂き旅の写真をお送りすることを約束し、さよなら
「一人旅は寂しくありませんか?」との私の問いに
「こうして素敵な出逢いがあるから全然~」と笑顔
きっと、旅の終わりまであと何人もの人と新しい出逢いをされるのでしょうネ~

「先ずは日帰りでも良いから、鉄道の旅を始めてごらんなさい」
その言葉にチョッと背中を押してもらい・・・
この春から「鉄道プチ一人旅を始めてみようかなぁ~」と思う私でした

あの時あの席に座らなければ一生出逢うこともなかったFさん
これも偶然でなく私の人生に何かを気づかせてくれる為の必然だったのかもしれません

駅舎を出ると駐車場でオジサンがこの2枚の写真を撮って待っていてくれました。
  
駅前に展示されている「蒸気機関車C12 241」は昔この高森線を走っていたそうです。

興奮気味に機関銃のように今朝からの素敵な体験を話す私に
「お前もお喋りだからなぁ~」とオジサン
そうそう・・・たまにはお喋りも役に立つものなのヨ~(笑)
でもネ~
黙っていても出逢いは始まらないんだから・・・ネ


そして・・・
今回、南阿蘇鉄道に乗るアイデアをくれた友人Kun本当に感謝・感謝です


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