隊長が、これまでに観た「映画」を紹介するシリーズの第50回は、『ガリバー旅行記』をお送りします。
『ガリバー旅行記』(原題:Gulliver's Travels)は、2010年のアメリカ映画。日本での公開は、2011年4月。
主演は、ジャック・ブラック(Jack Black)、監督はロブ・レターマン(Rob Letterman)。
原作は、アイルランドの作家 ジョナサン・スウィフトの風刺小説「ガリヴァー旅行記」です。
しかし、18世紀前半に作られた原作から大きく離れ、この映画では現代のニューヨークが物語のスタートになります。
ニューヨークの新聞社で勤務している、ジャック・ブラック演じる小心者のガリバーが、旅行途中で嵐に巻き込まれてしまい、小人たちが暮らすリリパット王国に漂着してしまいます。
この小人国で、隣国ブレンスキー王国との戦争に巻き込まれるガリバーの活躍を描いたドタバタ喜劇が始まります。
原作には当然ないロボットが登場したり、恋愛がテーマになったりしています。
小学生の頃、図書館で子供向けに編集された「ガリヴァー旅行記」を夢中になって読んでいた隊長には、映画を観終わって、ロマンが壊された様な気になりました。
隊長がこれまで観た中では、ワースト3に確実に入る映画でした。