『春の飛騨高山・白川郷・松本・高遠 3日間』 (その3)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fd32506feb295157781f1ac9ebdb22e1
【2日目:4月13日(月)】 一日中雨。白川郷・高山市内見学後、国道158号で松本市へ移動、松本泊。
昨日の絶好の行楽日和から一転して、今日は朝から冷たい雨が降っています。
7:00に宿泊先の「スーパーホテル飛騨・高山」の1階ロビーで、バイキングスタイルの朝食です。
ロビーでは、一度に約30人が食事が出来るのですが、その中で日本人は我々3人を含む5人以外は全て外国人です。
このホテルでも、外国人宿泊者が8割りを超えている様です。
聞こえて来る会話は、中国語と韓国語、それに隊長には判らない東南アジアの言語です。
あとから知ったのですが、4月13日~15日がタイの旧正月で、その前後にタイから多くの観光客が日本に来ているとのこと。
ホテルのロビーで食事をしていた外国人もタイからのお客さんだったのかも知れません。
朝食は写真の盛り付けの食べ物をセレクト。飲み物は、ロビーの自動販売機を朝食時のみ無料にしていて、そこからコーヒーを選択しました。
決して豪華な朝食ではありませんが、宿泊費が税込5,640円であることを考えれば、無料サービスの朝食は満足出来るレベルです。
朝食後、一休みして、雨の中、朝市に行くことにしました。
高山市内には、「宮川朝市」と「陣屋前朝市」が開かれているのですが、雨が降っているので、ホテルから近い「陣屋前朝市」に向かいます。
「陣屋前朝市」は、前日見学した「高山陣屋」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/beb7aed85d23c8997bb6b7d656293ef0 前の広場で開かれています。
この日は、月曜日、それに雨が降っているためか、出店しているお店の数は20軒弱と少なめです。
売っている物も、自分の畑で採れた野菜・果物を売っている店は少なく、加工食品や手芸品・工芸品が多かったです。
昨晩美味しく頂いた“赤カブの漬物”も、手作りではなく、ビニールでパックされている漬物でした。
お客さんも地元の人はゼロで、殆どが外国人観光客です。
以前訪れた「輪島朝市」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aaee0989c5256acb7d893a0303af1c7f とは、雲泥の差です。
買いたいと思う物が全く無かったので、8:30にはホテルに戻りました。
9:00にチェックアウトして、「白川郷」へ出発です。
車は、国道158号を西に向かい、「飛騨清見IC」から「東海北陸自動車道」を走ります。
「飛騨白川IC」で高速を降りて直ぐに「白川郷」に到着しました。
「白川郷」の村内へは観光車両の進入が制限されているので、近くの「せせらぎ公園」に駐車しました。時間は、高山市内のホテルから丁度一時間の10:00です。
駐車場と「白河郷」の間は「庄川」で隔たれています。吊り橋で出来た「であい橋」を渡ります。
ここにも、外国人観光客が8割り以上いそうです。
橋を渡った先には、「秋葉神社」の鳥居が出迎えてくれます。
先ず、「白川郷」の全体を見渡せる城跡にある展望台に行くことにします。
村内の乗降場から展望台まで、20分間隔でシャトルバスが出ています。料金は200円。
10:20発のバスに乗り込むと、運転手さんから「今日載せた中で、お客さん達が初めての日本人の観光客です。」と言われました。
キツイ登り坂を歩けば30分はかかるところ、5分弱でバスは展望台に着きました。
我々が展望台に上がると、それまで雲に覆われていて視界が悪かったのに、急に雲が消え、白川郷の全貌を見ることが出来ました(ラッキー
写真を撮り終え、帰りはバスに乗らずに坂道を下って降りることにしました。
まだまだ、あちらこちらに雪が残っています。
「東通り」から雪の向こうに見える合掌造りの「和田家」は幻想的です。
国指定文化財の「和田家」の中を見学します。入館料は300円。
一階にある仏壇も年期が入っています。
二階に上がると、黒光りする屋根裏の艶が、何百年もの歳月と暮らしの重みを物語っています。
この二階では、カイコを飼って養蚕業(ようさんぎょう)を営んでいたそうです。
二階から見る村の合掌造りの集落群も見事です。
★ 続きは 『春の飛騨高山・白川郷・松本・高遠 3日間』 (その5)で ★