はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

高草山・坂本コース2

2009-11-16 11:54:07 | 低山歩き
 今日実際に歩いたコースは、
お寺を出発しAコースの沢筋経由で頂上直下のベンチまで登りBコースをお寺まで下る。
次にお寺から今下ってきたBコースで山頂まで上り、下りは最初登ったAコースの沢筋を通ってAコースの分岐点まで戻る。
そこから今度はAコースの尾根筋コースを登って沢筋コースとの合流部まで戻る。
合流部から今登ってきた尾根筋道からお寺に帰る。
実質2往復半。全く酔狂な行動で他人が聞いたら「ある中」としか思わないだろう。

 Bコースは駐車場から少し戻りお墓の脇を登っていく最初からかなりな坂になる。
みかんが登山道にせり出している。失礼と1個もぎ取っ--------
このコースは林道に出た先の案内板が少ないが、最寄の登り口(降口)を行けばよい。
尾根に出ると景色が見え出し公園も右側(南)に見えてきた。AコースとBコースは公園を挟んだ状態になっていたのだ。
Aコースで歩いた林道脇の茶畑がウエーブを描いて整然とした形になっている。
手前の笛吹段公園には車が2~3台停まって入るのが見える。公園までは20mくらいだろうか茶畑の間の道を下ればすぐ着くことが出来る。

 公園の分岐から10分ほど歩くと古墳への通じる道ある。だがそこを指す案内板が腐って壊れているので右(南)側の低木の林を注意深く見る必要がある。
案外しかっりした踏後を10mほど進んで林を抜けた所に古墳があった。
小さくぽっかり開いた穴を覗き込むと、しっかりした石垣が組まれている。
古代人がどこからこの石を運び、どのようにして組んだのだろう。しかもこんな高い場所まで。
 古墳を背にして座り込んでの休憩にした。目の前には焼津と駿河湾が見えている。今日は風が強いがここ林に遮られ風が無い。
日向ぼっこのように座っていると眠くなってきた。古代人もこうして墓の前に座り亡くなった人を偲んだのだろう。景色の良いこの場所にお墓を作ったのが分かる気がした。

 あとでこの低木の林の事を調べると「ヒサカキ(柃)」と言う椿科の木だった。
椿と同じように春花が咲き秋には実がなるとあったが実には気が付かなかった。次回来た時は注意してみてみよう。
そういえばこんな事も書いてあった。昔この木をサカキ(榊)の代用として庭木に使ったので「非榊」となったと。

 古墳が過ぎればAコースの合流点のベンチも近い。

このBコースはAコースより利用度が少ないのか標識の数が少ない。だが道はしっかりしているので間違える事は無い。
若しこの坂本のコースを歩くなら、行きに日陰の多いAコースの沢筋を上り、帰りはBコースで景色を眺めながら下るのが良いだろう。そして古墳で休憩するのもいいですよ。

 帰りに次回歩く予定の石脇口の様子を見に行ってきた。どうやら駐車場が無いようだがどうしよう。バスを利用するか、花沢の里の駐車場から歩くか。
また悩む事が増えてしまった。

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