はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

NZ北島・オークランド

2018-08-11 09:00:00 | NZ・ドライブ旅行


  ※空港からオークランド市街へ
  入国審査も終え両替も済んだ。
建物を出て右手を見るとバスが止まっている。今の飛行機を降りてきた日本人もバスに乗っている。
慌ててそのバスに乗り込んだが何か変だ??。
荷物の置場も無ければ、席があるのに座らない人もいる。
確かガイドブックにバスには荷物置場があり、所要時間は40分程度とあった。
それに料金も払っていない?? なのにバスは動き出した。

 数分も経つと建物の前にバスは停車し乗客が降り出した。日本人乗客に 「終点ですか?」 と聞くと
 「国内線ターミナルです。このバスはシャトルでターミナル間を運行している」 そうだ。

なんの事はない市内に行くエアバスに乗るつもりが、国内線乗換のシャトルバスに乗ってしまったのだ。
道理で荷物置場も無いし、座らない乗客も多いわけだ。

 
         空港・市街間のエアバス                         エアバス車内
  同じバスで国際線のターミナルへ戻る。
運転手がバスを降りて制服姿の女性と話をしていた。 話が終わると制服女性が私を手招きする。
そばに行くと切符の自動販売機の前に連れて行き
「○■△▽◎▽◎◆」と分けの分らない事を言っている。
多分ここで切符を買うからお金を出せとでも言っているのだろう。
両替したばかりの50$紙幣を出すと切符を2枚買ってくれ、お釣りもよこした。
(青いバスがエアバスです。お間違えの無いように!!!)
エアバスに乗ると。有りました。バス前側が荷物置場で後方が座席になっている。

運転手に切符を見せながら妻が
 「スカイタワーで降りるのでバス停がきたら教えて」 と英語で頼むと
旅行英語に載っていたこの言葉は、しっかり練習してきたのでバッチリ通じた。

 車窓からタワーが見えてきた。
  「スカイタワ△●△」 運転手がこちら見て、笑いながらうなずく。
 「サンキュー」 オークランドの市内に着いた。

  交差点で通りの名前を確認するとメイン通りの 「Queen St」 だった。
宿は 「 Albert St」 なので一本上の通りになる。

 重い荷物を引いて歩き出す。なんて坂だ! 傾斜度は40度くらいあるかもしれない。
スーツケースのキャスターが壊れないか心配になり慎重に歩いた。
(ガイドブックにエアバスはB/Pホステルの玄関まで運んでくれると書いてあったが、そんな雰囲気はなかった。
スーツケースを持ちながら宿を探すのは大変なので、料金は高いがエアポートシャトルかタクシーの方が安心だろう)

  やっと到着、写真で見ていた建物が目の前にある。
今日の宿は 「Surf’N’Snow B/P」 だ。

 
         Surf’N’Snow B/P                        窓のない部屋
 NZ最初の夜は町の中心地で日本語が通じる宿にしてある。
フロントで(NZではフロントと言わず?????もう忘れた)受付を済まし部屋に入る。

「エー 窓が無い!」 ベットが二つと扇風機が一つあるだけであとは何も無い部屋だが、これでも高い部屋です。
これがバックパッカーの宿なのか。正直ガックリしてしまった。妻も大分ショックらしく元気が無い。
 フロントにもっと高くてもよいから、良い部屋をと交渉に行くが今日は空いていないと言う。
この部屋に3泊もするのかとゾーとした。

 写真では解らないが窓が無いため息苦しく、長く部屋に居たくなくなる。夜、電気を点けるにも消すにも懐中電灯が
必要だった。
そんなわけでオークランドでは昼間は極力外出していた。

 この宿ではもう一ついやな思いをした。
経営者が日本人なので泊り客も日本人の、それも女性のお客が多かった。
それはいいのだが夜11時ごろになると、この女性たちの大声や喚声が聞こえだす。
歌ったり、笑ったり、悲鳴を上げたり、手を叩いたり、台を叩く音も聞こえる。
その喋っている言葉がなんと日本語なのだから余計腹がたつ。

  フロントに苦情をと思ったが、その声はフロント同じ部屋にある談話室からだからどうしょうもない。
この騒音。一日で終わるかと思っていたら三日間ズート続いた。

 これがバックパッカーなのか。前途真暗だ!
(この宿は日本語が通じ、町の中心で便利だったが、これでは別の宿の方が良かった) 後悔先に立たず。

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