※オークランドの街角で
オークランドの道街を歩いているとすぐ気付くことがある。それは歩行者が横断歩道でない所を平気で渡っていることだ。
これは若い人だけでなく、これからパーティーにでも行きそうなスーツやドレスを着た、紳士淑女も渡っている。
クイーンストリート 歩行者用信号機
次に信号の渡り方もひどい。
一般的渡り方は、歩行者用信号が青になる何秒か前に(車の信号を見ているのかも)なると一斉に渡りだす。
青が消え赤の点滅になっても平気で渡っていく。
もっとひどいのは信号が赤でも平然として渡る奴もいる。
なぜこうなるのか? NZ人は公徳心が低いのか?
私も慣れてきて解った。まず青信号が短い。信号が少ない。車が少ないのが原因ではないかと。
何しろ青信号はほんの数秒で赤の点滅に変わってしまう。 (後でわかったが赤の点滅は注意して渡れだそうだ)
それに信号が少ない。信号の所へ行くより車が走っていない目の前の道を渡った方のが早くて楽だ。
NZでは歩行者信号は普段は点灯されてなく、歩行者が渡る時にボタンを押すと、否ボタンを叩くと信号が表示される。
ボタンは軽く押す程度では感応せず、叩くように強く押さなければならない。
信号の前で自動と思って待っていると、いつになっても信号は点灯しない。
次に目に付いたのは歩き煙草が多いこと。さらにその煙草をポイ捨てするので歩道に煙草の吸殻が一杯落ちている。
これなんかも人が少なく、人と人との間隔が広いため気にならないのかな?
それと、いい大人が道でスケボーを得意顔でやっていたり、公衆便所に注射禁止のポスターが貼ってあったりした。
これは麻薬が蔓延してる所為なのか? 田舎者の私には少々気味が悪かった。
路上の窓拭き 反中国デモ
交差点で信号待ちをしている車に駆け寄り、フロントガラスを拭いてお金をねだっている人がいる。
窓を拭いてもらった車は、何がしかのお金を渡していた。
信号待ちしている時にこの人が来たらどうしよう、幾ら渡せばよいのか? 断ることができるのか?
幸いにして私の車には来なかったので助かったが、若し来たら1$渡す積りでいた。
外国へ来て自国の反政府運動を見たらどう思うだろう。オークランドの街中で中国人による反政府のデモ行進を見た。
チベット問題、人権無視等々中国が抱える問題は多い。
私自身日本人として毒餃子事件や尖閣諸島問題では、中国に対し腹立たしく感じているが、中国人旅行者がこのデモを
見たらどうだろう。悲しくやりきれない気持ちになるのではないかな。
それは分かっていても、それでもデモをやらなければならないのが中国の問題だ。
※薬屋でのやりとり
夕食の晩酌でほろ酔い気分で街を歩いていると薬局があった。
NZの南島にはブヨの一種サンドフライるがいて、それに刺されると強い痛みを感じるらしい。
ガイドブックには予防として虫除けの薬を塗るが、日本の虫除けは効果が無いので現地の薬を用意するようにと書いてあった。
それを思い出して薬局に入った。
女性店員が出てきたので、まず 「イングリッシュ ノー」 言いながら、右手を上げその指先を摘むようにしながら 「サンドフライ ブーン」 と
口で言い、左の腕を抓って逃げていく真似をした。
次に右手でそこを掻きながら店員を見ると笑いながら頷いて歩き出した。
「ノー ノー」 と慌てて店員を止め、次のゼスチャーを始めた。
今度は最初に左腕に薬を塗る真似をしてから、先程と同じゼスチャーを始める。
ただ今度は最後に左腕を触らないで、腕の手前で右手が離れていく仕草をした。
店員は少し考えていたが 「OK」 と言って薬を持ってきた。缶入のスプレータイプの物だ。
店員はその薬を自分の腕に振り掛ける真似をして、次いで私がやったような仕草をした。
「OK OK」 私の意志は通じたようだ。
店員は更に薬を顔にかける真似をして
「フェイス ノー」 次に首にかける真似をして 「ネック ノー」と言った。
解った。顔や首にかけるなと忠告しているのだ。
ゼスチャーだけでお互いの意思は通じた。なんと私は天才かもしれない。
だいたい前期高齢者になってから外国語を覚えるなんて至難の業だ。
それならいっそゼスチャーだけで世界中を旅行できないか?
よし帰国したらネットで体験談を探してみよう。冷たいオークランドの夜風も顔に心地よかった。
ほろ酔い機嫌の時は良かったが、後になって自分のとった行為は、国辱的行為ではなかったのか? 反省してしまった。
あれで日本人全体の程度を判断されたのでは他の日本人に対し申し訳ない
オークランドは今日で終わり、いよいよ明日から車の運転だ。最後の夜は静かでありますように。
用心のため睡眠導入剤を1錠飲んで布団に入った。
ニュージーランド・ドライブ旅行メニューへ
オークランドの道街を歩いているとすぐ気付くことがある。それは歩行者が横断歩道でない所を平気で渡っていることだ。
これは若い人だけでなく、これからパーティーにでも行きそうなスーツやドレスを着た、紳士淑女も渡っている。
クイーンストリート 歩行者用信号機
次に信号の渡り方もひどい。
一般的渡り方は、歩行者用信号が青になる何秒か前に(車の信号を見ているのかも)なると一斉に渡りだす。
青が消え赤の点滅になっても平気で渡っていく。
もっとひどいのは信号が赤でも平然として渡る奴もいる。
なぜこうなるのか? NZ人は公徳心が低いのか?
私も慣れてきて解った。まず青信号が短い。信号が少ない。車が少ないのが原因ではないかと。
何しろ青信号はほんの数秒で赤の点滅に変わってしまう。 (後でわかったが赤の点滅は注意して渡れだそうだ)
それに信号が少ない。信号の所へ行くより車が走っていない目の前の道を渡った方のが早くて楽だ。
NZでは歩行者信号は普段は点灯されてなく、歩行者が渡る時にボタンを押すと、否ボタンを叩くと信号が表示される。
ボタンは軽く押す程度では感応せず、叩くように強く押さなければならない。
信号の前で自動と思って待っていると、いつになっても信号は点灯しない。
次に目に付いたのは歩き煙草が多いこと。さらにその煙草をポイ捨てするので歩道に煙草の吸殻が一杯落ちている。
これなんかも人が少なく、人と人との間隔が広いため気にならないのかな?
それと、いい大人が道でスケボーを得意顔でやっていたり、公衆便所に注射禁止のポスターが貼ってあったりした。
これは麻薬が蔓延してる所為なのか? 田舎者の私には少々気味が悪かった。
路上の窓拭き 反中国デモ
交差点で信号待ちをしている車に駆け寄り、フロントガラスを拭いてお金をねだっている人がいる。
窓を拭いてもらった車は、何がしかのお金を渡していた。
信号待ちしている時にこの人が来たらどうしよう、幾ら渡せばよいのか? 断ることができるのか?
幸いにして私の車には来なかったので助かったが、若し来たら1$渡す積りでいた。
外国へ来て自国の反政府運動を見たらどう思うだろう。オークランドの街中で中国人による反政府のデモ行進を見た。
チベット問題、人権無視等々中国が抱える問題は多い。
私自身日本人として毒餃子事件や尖閣諸島問題では、中国に対し腹立たしく感じているが、中国人旅行者がこのデモを
見たらどうだろう。悲しくやりきれない気持ちになるのではないかな。
それは分かっていても、それでもデモをやらなければならないのが中国の問題だ。
※薬屋でのやりとり
夕食の晩酌でほろ酔い気分で街を歩いていると薬局があった。
NZの南島にはブヨの一種サンドフライるがいて、それに刺されると強い痛みを感じるらしい。
ガイドブックには予防として虫除けの薬を塗るが、日本の虫除けは効果が無いので現地の薬を用意するようにと書いてあった。
それを思い出して薬局に入った。
女性店員が出てきたので、まず 「イングリッシュ ノー」 言いながら、右手を上げその指先を摘むようにしながら 「サンドフライ ブーン」 と
口で言い、左の腕を抓って逃げていく真似をした。
次に右手でそこを掻きながら店員を見ると笑いながら頷いて歩き出した。
「ノー ノー」 と慌てて店員を止め、次のゼスチャーを始めた。
今度は最初に左腕に薬を塗る真似をしてから、先程と同じゼスチャーを始める。
ただ今度は最後に左腕を触らないで、腕の手前で右手が離れていく仕草をした。
店員は少し考えていたが 「OK」 と言って薬を持ってきた。缶入のスプレータイプの物だ。
店員はその薬を自分の腕に振り掛ける真似をして、次いで私がやったような仕草をした。
「OK OK」 私の意志は通じたようだ。
店員は更に薬を顔にかける真似をして
「フェイス ノー」 次に首にかける真似をして 「ネック ノー」と言った。
解った。顔や首にかけるなと忠告しているのだ。
ゼスチャーだけでお互いの意思は通じた。なんと私は天才かもしれない。
だいたい前期高齢者になってから外国語を覚えるなんて至難の業だ。
それならいっそゼスチャーだけで世界中を旅行できないか?
よし帰国したらネットで体験談を探してみよう。冷たいオークランドの夜風も顔に心地よかった。
ほろ酔い機嫌の時は良かったが、後になって自分のとった行為は、国辱的行為ではなかったのか? 反省してしまった。
あれで日本人全体の程度を判断されたのでは他の日本人に対し申し訳ない
オークランドは今日で終わり、いよいよ明日から車の運転だ。最後の夜は静かでありますように。
用心のため睡眠導入剤を1錠飲んで布団に入った。
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