迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

増田明美さんの人生案内デビュー

2008年02月09日 | 人生案内
女子マラソンの元ランナーで、わかりやすい解説でおなじみの増田明美さんの人生案内デビューです。
夫婦間の違和感を『マラソンに例えてみましょう。自分の足とシューズに微妙なずれや違和感があると、長い距離を走っていく途中で大きな痛みを生じ、時には棄権を余儀なくされることもあるのです。』とみごとに例えています。
初マラソンを2時間28分で完走したというところでしょうか。
同じ女子マラソンの松野明美さんなら、『自分の足とシューズに微妙なずれや違和感があったとしても、シューズを履き慣れれば気にならなくなりますよ』と回答するかどうかは定かではありません。
【「結婚は我慢すること」と彼氏】2008/01/05掲載
◆「利用されるだけ」心よぎる30代女性 
 30歳代の女性会社員。結婚を考えている彼氏のことで相談に乗ってください。
 彼とは女性関係や金銭がらみでけんかすることが多く、正直に「つらい」と言うと、「おれは悪くない」「男をつくれば、おれの気持ちが分かるだろう」などと言います。何度、別れようと思ったかわかりません。でも優しいところもあるので今もつき合っています。
 結婚について話すたびに、価値観の違いが浮き彫りになります。彼は「おれの両親とすぐに同居して面倒をみてほしい」。私は同居する前に、2人だけで生活する時間も必要だと思っています。
 結婚とは何ですか? 彼は「結婚とは我慢すること。相手を許す気持ちが必要だよ」と言います。あなたにだけは言われたくない、と思ってしまいました。このまま結婚したら利用されるだけと、つい考えてしまいそう。ひどい女です。ご助言をお願いします。(神奈川・Y子)
回答[回答者]増田明美(スポーツジャーナリスト)
 彼はとても自己中心的な人ですね。あなたは「優しい人」と言っていますが、私にはひどい男に映ります。あなたが彼に「結婚とは何?」と聞いた時に、「我慢すること」と答えたところも気になります。
 亭主関白といわれるような男性が、外でバリバリ働きながら、家では奥さんに我慢を強いるということもあるでしょう。でも、そこには妻を守る、家族を守るという強い思いと、夫婦間の信頼関係が不可欠です。彼にはそんな強さ、優しさが感じられません。
 あなたは優しい人なので、彼のことを放っておけないという気持ちを持たれていると思います。マラソンに例えてみましょう。自分の足とシューズに微妙なずれや違和感があると、長い距離を走っていく途中で大きな痛みを生じ、時には棄権を余儀なくされることもあるのです。
 人生という長い道のりを、あなたらしく走り続けるために大切なことは、シューズともうひとつ、呼吸です。
 「結婚とは何?」というあなたの質問に私が答えるならば、「一緒にいて呼吸が楽なこと」。彼と一緒にいる時に自分の呼吸を確かめてみてください。