迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

国会開会中の死刑執行・・・死刑に怯える日々を過ごすべき

2007年04月27日 | 社会
死刑囚にとっては、国会開会中は死刑執行されないとされていたため、国会開会中は安堵の時間だったわけであるが、今日の国会開会中の死刑執行によって、その安堵の時間がなくなってしまったことになる。
他人の命を奪った行為の代償として、安堵の時間がないことは当然のことだろう。
被害者遺族にとっては死刑囚に死刑が執行されないのであるのなら、死刑執行におびえる日々を過ごしてもらうことでうらみを晴らすことができればと思う。

あるブログで『「私は死刑廃止論者だ。国家による殺人だから。少なくとも今まで読んだ本などからしてそう考える。
死刑に抑止力などない。せいぜい、同じ人間の再犯の可能性がなくなるだけだ。
よく「家族が殺されてもそういえるか」という反論がある。
逆に問うが、「自分が死刑判決をうけても言えるか。家族が、友人がうけてもいえるか」。
この逆問が下らないと思う人は自分の質問も同じだと考えてほしい。』
と書いている。

私は自分が死刑囚となるような犯罪を犯したのであるならば、甘んじてその刑を受け入れるつもりである。
当然、家族、友人であっても死刑判決を受けるような行為をしたのであるのなら、死をもってその罪を償うべきだと考えている。

<死刑>3人に執行 国会開会中は異例…法務省
 法務省は27日、3人の死刑を執行した。関係者によると、執行されたのは田中(旧姓宮下)政弘(42)=東京拘置所収容▽名田幸作(56)=大阪拘置所収容▽小田義勝(59)=福岡拘置所収容――の各死刑囚。
 死刑執行は昨年12月25日以来で、長勢甚遠法相の下では2回目。法案審議への悪影響を避けるため、国会会期中の執行は異例だ。しかし、死刑囚が急増していることから、執行に踏み切ったとみられる。これで拘置中の死刑囚は99人になった。4月27日11時44分配信 毎日新聞

自民滋賀県連、新駅推進撤回へ 方針転換 設置は不可能に

2007年04月23日 | 社会
京都駅まで30kmほどの場所に新駅を作る。それも在来線とのアクセスもないという不便な駅を作っても、地元の人は使わないことをわかっている。
だから新駅建設に反対しているのに、建設推進をしていたのが自民党。
この新駅建設を巡っては、駅周辺の土地売買で不可解な動きもあったりと、裏にいろいろあるらしい。
結局、選挙で民意を示してやらなければバカな政治屋にはわからないということか。
自民滋賀県連、新駅推進撤回へ 方針転換 設置は不可能に
 自民党滋賀県連は22日までに、栗東市の新幹線新駅について、これまでの「推進」方針を撤回し、「凍結」に転換する方針を固めた。凍結を目指す嘉田由紀子知事と対立してきた自民党の方針転換で、新駅設置は不可能となることが確定的になった。
 自民党は、8日投開票の県議選で大敗した最大の理由を、新駅凍結を主張した嘉田知事の支援団体「対話でつなごう滋賀の会」が、推進を掲げる自民党を「抵抗勢力」と位置づけたため、と分析。方針転換により、嘉田知事との対決色を消し、7月の参院選で新駅問題が争点となるのを避けるべき、と判断した。
 自民党は県議選を控えた今年2月、推進の姿勢を維持しながらも、「(県や周辺自治体でつくる)駅設置促進協議会の結論に従う」と態度を軟化させた。3月には県議会で、新駅工事費を盛り込まない県の本年度予算案に賛成し、新駅問題が県議選の争点となることを避けた。
 しかし、県議選で「対話の会」は県内全域の選挙区で新駅凍結を訴え、4議席を獲得した。新駅への態度を明確に示せなかった自民党は、改選前の27から16に議席数を大きく後退させた。
 新駅に関する方針転換は、23日に開く県議会の自民党系会派「自民党・湖翔クラブ」の政務調査会に諮ったうえ、5月13日の県連定期大会で正式決定する。
 ある自民党県議は「昨年7月の知事選から、新駅問題では選挙に負け続けてきた。参院選で同じ失敗を繰り返すわけにはいかない」と話している。4月23日10時57分配信 京都新聞

長崎市長選:事件に配慮、万歳控え 田上氏

2007年04月23日 | 社会
長崎市民の賢明な判断を評価します。
産経新聞の記事には『田上さんは選挙戦で、射殺された伊藤一長市長(61)の娘婿が後継として出馬したことに「市長は世襲制ではない。肉親の情は分かるが、自治の担い手は別問題。リーダーは市民が選ぶべきだ」と批判。世襲に危機感を感じたのが出馬の動機の一つとも語っていた。九州大を卒業し昭和55年、長崎市役所入り。広報や観光分野を長く担当した。昨年長崎市で開催された観光イベント「長崎さるく博」も企画立案。「誠実で勉強家。他人の意見を柔軟に聞けるタイプ」と市幹部は評する。』とあります。
私は、政治を世襲する傾向の強い現状にはやはり疑問を感じます。
政治家の家族だから政治家を継ぐのではなく、今なにをしてくれるのか、に期待したいのです。
我が町の選挙結果を見ると、最年少新人候補者がトップ当選し、最高齢の現職はかろうじて当選を果たすなど、有権者も若い世代に期待していることがうかがえます。
私は市民オンブズマンをしている方に投票しました。
泡沫候補の扱いをされていたようですが、見事初当選をしています。
彼の行政チェックに期待します。
最後に『(前市長の娘の)優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」と声を詰まらせた。』というコメントがあります。
こんなコメントを見ると、だんなが当選して当たり前と考えていた心を長崎市民に見透かされた結果じゃないのかな、と思ってしまいます。

長崎市長選:事件に配慮、万歳控え 田上氏
 長崎市長選に当選し支持者らと抱き合って喜ぶ田上富久氏(中央)=長崎市元船町の選挙事務所で23日午前0時7分、矢頭智剛撮影 長崎市内の田上さんの選挙事務所では、当選確実になると歓声が上がった。ただ、死亡した伊藤市長に配慮して万歳は控えた。田上さんは「市民と市職員の力を生かし、こういう事件の後こそ『市民力』を発揮する時」と喜びを語った。
 田上さんは「肉親の情と自治体運営は違う。市職員としての弔い合戦だ」と出馬を決意し、退職金を選挙費用に充て、背水の陣で臨んだ。26年半の市職員生活では06年に日本初のまち歩き博覧会「長崎さるく博」を発案、企画し、延べ1000万人を集めるなど広報や観光畑で活躍。培った人脈が草の根運動の核になった。
 時間、資金、人員とないものばかりだったが、世襲に反発した地元経済界から後押しを受け、一部の国会議員や地方議員からも支援を得て、まとまった得票につながった。
 一方、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠さん(40)は22日午後11時50分ごろ、長崎市内の選挙事務所に伊藤市長の長女で妻優子さん(36)とともに喪服姿で現れ、涙ぐみながらあいさつ。伊藤市長の大きな遺影が掲げられた会場で、横尾さんは「伊藤市政への期待をあんな卑劣な暴力で止めるわけにはいかないと立候補した。私のいたらなさでこんな結果になり、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
 優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」と声を詰まらせた。
 横尾さんは、東京での記者生活を休職して補充立候補した。1000を超える団体推薦や伊藤市長の後援会組織を受け継ぎ、遺族が喪服姿で街頭に立つなど、徹底して情に訴えたが及ばなかった。毎日新聞 2007年4月23日 0時18分 (最終更新時間 4月23日 8時09分)

全国テスト差し止め求め仮処分=小中生9人「違憲」-京都地裁

2007年04月16日 | 社会
小・中学生で訴訟の当事者になるなんて、素晴らしい教育じゃないですかー。
将来の夢はもちろん「弁護士か裁判官」だね。
それにしても(多分)いたいけな小・中学生をたぶらかして、全国テスト差し止めを求めるなんて、すごい世の中になってきたね。
ということは、年内にも小・中学生から日の丸・君が代反対の仮処分申請が出されるようになるでしょう。
北海道か東京都国立市に住んでいる君たちが日の丸・君が代反対の仮処分申請をするだろうと、おじさんは予想しているよ。
 全国すべての小学6年生と中学3年生を対象に文部科学省が4月24日に実施する全国学力テストで、民間企業が関与し生活や学習状況についての調査が行われるのはプライバシー権などを侵害し違憲として、京都市と京都府京田辺市の小中学生9人が16日、京都市などを相手に、9人に対するテストの差し止めを求める仮処分を京都地裁に申し立てた。
 弁護団によると、全国学力テストに対する仮処分や訴訟の提起は全国で初めて。4月16日21時30分配信 時事通信

給食費滞納、宇都宮市が確約書配布…「保証人」に苦情も

2007年04月12日 | 社会
ルールを守らないバカ親がいて、給食費の滞納が増えています。だから、宇都宮市では対策を採りました。
この宇都宮市の対応は評価します。
一方で、給食費の支払いが滞った場合に備えて連帯保証人も求めていますが、これについては手間の掛かることなので、改良する余地があると思います。
つまり自分は給食費を滞納をしないと自信を持って言える親に対しては、「給食費支払いが滞った場合、私の子供が給食を食られなくなることを承諾します」と一筆書かせればいいのです。
それが出せない方に連帯保証人を求めればよいと思います。
これなら、連帯保証人の手を煩わせることもなくなるので簡単でしょう。
いかがですか、宇都宮市長どの。
<記事全文>
 宇都宮市教委は、市立小中学校93校に通う児童・生徒(約4万人)の保護者全員に
今年度から「給食費納入確約書」の提出を求めることを決め、書類の配布を始めた。
 支払いが滞った場合に備えて連帯保証人も求めており、
保護者からは「きちんと払っているのに保証人まで必要なのか」などと苦情が寄せられている。
 確約書は市長あてで、「私は、学校給食費を納入期限までに納入することを確約します」
という内容。連帯保証人については住所、氏名、電話番号を記すほか、押印も求めている。
 昨年5月現在、同市で2001年度~05年度分の給食費について滞納がある人は、
702人で、滞納額は約3289万円。昨年9月以降、悪質な滞納者に対して簡裁への
支払い督促の申し立てなどを行った結果、今年2月現在、滞納は446人、約2414万円に減少した。