マスコミの伝え方もおかしい JT株のインサイダー取引

JT株のインサイダー取引があったかどうか、私には判断できません。
というのは当日の日経平均は541円という大きな下げのあった日だからです。
ちなみにその日の値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は1,377でした。
もう少し付け加えると、週末のニューヨーク市場が107ドル下げて引けているため、過去の動向に照らし合わせてみると、日本の株式市場も下げて始まることが多いのです。
そのまま下げ続けるのか、それとも反発するのかは予想のできないことです。
wiiやDSで業績好調の任天堂の株価が値幅制限一杯のストップ安で売り物を残したまま終わったほどの日なのです。
そのことを伝えずに、28日はJT株が大きく下げたというのは正しい報道ではないと思うのです。

インサイダー取引の可能性を否定＝事件前の株価急落で－JT社長
　日本たばこ産業（JT）の木村宏社長は6日の記者会見で、子会社ジェイティフーズ（東京）が輸入した中国製冷凍ギョーザによる中毒事件の発覚2日前の先月28日にJT株が急落したことについて「問題の日付に（事件を）知っていた人間は限られている。インサイダー取引は考えづらい」と明言した。JT社員が不正取引に関与した可能性を否定した。木村社長はまた「関係当局から一切、接触はない」として、証券取引等監視委員会などの調査は受けていないことを明らかにした。2月6日13時1分配信 時事通信