愛知の立てこもり事件は解決したものの、いろいろな問題点が浮かび上がった。
●拳銃を警察官に対して発砲した犯人に対して、毅然とした対応ができなかった愛知県警
犯人を射殺するとマスコミや人権派弁護士とやらがギャーギャー騒ぎ立てるが、発砲事件を起こして、人に向けて銃を撃っている犯人の狙撃命令を出すのにためらっているようでは、今後同様の事件が発生した時が思いやられる。
●撃たれて負傷したままの警察官を5時間以上も救出しなかったという事実
犯人が救出活動をしようとすると発砲するからといって、5時間以上もなにもしなくていいわけがない。
倒れている警察官がいるところと別の場所で騒ぎを起こして、犯人の注意をそちらに向けさせているすきに倒れている警察官を救出するということくらいも思いつかないのだとしたら、愛知県警幹部は救いようがない。
●犯人がテレビを見ている可能性を忘れて、現場を報道し続けたマスコミ
毎度のことながらヘリを飛ばして現場を煽る。これによって犯人が興奮することを考えたりしないのか。
また、狙撃隊の配備を中継したNHKをはじめとするマスコミもホント頭悪いよな。
いい絵が取れればそれでいいんだね。
●欠陥品の防弾チョッキ
なんでも鑑定団でおなじみの流体力学の前野さんが
「町田市立てこもり事件」のヤバい内幕で防弾チョッキの欠陥について触れている。
『だが、後日『警視庁でも揃えたいから』とSIT納入後にありがたいお言葉があり、納期をヤイのヤイのと急かしたうえ、それを癒着のあった業者に頼まれウチの品とそっくりのベスト(おまけにはるかに高額)を作らせて納入させた警察庁の担当「キャリア官僚のI」というおタクが今後何か不測の事態が起きても責任を持ってくれる覚悟でパクりの走狗をつとめたようだ。
それがきっかけで捜査員に死亡事故でも起こったらこのキャリア人生は終る。体験したイキサツは全暴露して差し上げよう。(その後も官給品を納めている業者ではこうした反乱はできない)』
前野さんの暴露に期待したい。
●人質を救出する前に自力で脱出
人質が脱出したトイレの窓から家の中に入り込むことができなかったのか。
トイレと反対側で騒ぎを起こして注意ひきつけてという方法もあっただろうに。
●人質がいなくなってからも犯人説得を続けるバカさ加減
催涙弾を打ち込んで、外に出てきた犯人を射殺すればいいだけのこと。
と、パッと考えただけでもこれだけのことを思いました。