迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

NYタイムズ社説「けんか好きな国粋主義者」に外務省反論

2008年09月30日 | 役所・役人
ほとんど役に立たない害務省じゃなくて外務省ですが、今回の反論はGJですね。
ニューヨーク・タイムズといえば朝日新聞社内に東京支局を持つ。
で、「大西 哲光(オオニシノリミツ)」東京支局長兼ソウル支局長は、これまでにも日本や日本人の悪口を捏造ばかりしてきた人物 。
ぐうの音もでないようにしてあげてください、害務省じゃなくて外務省さん。
NYタイムズ社説「けんか好きな国粋主義者」に外務省反論
 藪中三十二外務次官は29日の記者会見で、米紙ニューヨーク・タイムズが25日付社説で、麻生首相を「けんか好きな国粋主義者」などと酷評したことに対し、口頭で反論したことを明らかにした。
 反論は兒玉和夫外務報道官がニューヨーク出張中だった26日に電話で行った。近く文書も送る方針だ。
(2008年9月30日01時55分 読売新聞)

<TDL成人式>「経費1人6270円」浦安議会で疑問の声

2008年09月29日 | 社会
わが成人式ははるか昔のことを思い出してみると、「○○くんが迎えに来てくれたので一応行ってみた。高校生の時の彼女に会えてうれしかった」程度のことを記憶しているだけです。
770万円もの税金を使ってまでやるだけの行事とは思えません。
ところで、『TDLでの成人式は02年に始まった。入場料の4930円(1000人以上の団体料金)は市の全額負担で、式後は園内のアトラクションを楽しむことができるため出席率も70%超と高く、「荒れる成人式」の抑制効果もあった。』なのだそうですが、TDLにとっては浦安市の成人式の様子がニュースで報道されるだけで、かなりの宣伝効果があるはずです。そのことを考えると、『入場料の4930円(1000人以上の団体料金)は市の全額負担』の減額交渉をするべきだと思うのです。
TDLの言いなりで4930円の入場料を支払っているとしたらバカ役人ですね。
<TDL成人式>「経費1人6270円」浦安議会で疑問の声
 若者の成人式離れを止めようと千葉県浦安市が地元の東京ディズニーランド(TDL)で毎年開いている成人式の昨年度の経費が、1人当たり6270円(総額約770万円)に上り、他都市を大きく上回っていることが分かった。浦安市では、公共料金の値上げが相次ぎ、公金支出に厳しい目が向けられており、議会でも疑問が出始めている。【袴田貴行】
 TDLでの成人式は02年に始まった。入場料の4930円(1000人以上の団体料金)は市の全額負担で、式後は園内のアトラクションを楽しむことができるため出席率も70%超と高く、「荒れる成人式」の抑制効果もあった。
 一方、他都市の1人当たりの経費は、大阪市560円▽名古屋市850円▽福岡市1400円▽札幌市750円など。同様に遊興施設「としまえん」を会場に使う東京都練馬区でも1480円で、浦安市は突出している。
 同市では10月から、体育館などの公共施設の使用料や住民票、印鑑登録証の取得手数料が引き上げられる。25日に閉会した市議会9月定例会でも、東京メトロ浦安駅前などの市営自転車駐輪場使用料を来年度から1カ月310円から470円に値上げする条例改正案が提案され、可決されたが、本会議で反対討論を行った広瀬明子市議(無所属)は、成人式の経費を引き合いに「市民生活に密着した部分を値上げする前に、チェックすべき公金支出がある」と批判した。
 市教委生涯学習課によると、今年1月の成人式には1228人が出席し、開催経費の約770万円は過去最高。宮木規男課長は「(会場選定などは)新成人の意向を尊重しており、初めからTDLありきというわけではない」と説明。
 TDLでの成人式に参加した会社員、田中裕子さん(25)は「浦安育ちの若者にとって、ディズニーには特別な思い入れがあり、『今日だけ思いっきり騒いで、明日からまた仕事や学校を頑張ろう』という気分になれた」と話す。
 これに対し、ジャーナリストの大谷昭宏さんは「後期高齢者医療制度やガソリン税などで皆が悲鳴を上げている時に、700万円もの血税を成人式に使うべきではない。ディズニーに思い入れがあれば個人的に行けばよく、行政が若者に擦り寄る必要はない」と指摘している。9月29日15時1分配信 毎日新聞

なぜ君は絶望と闘えたのか/門田 隆将

2008年09月28日 | 
光市母子殺人事件の被害者遺族である本村洋さんが、加害者の人権ばかりに目を向けていた司法を動かし、犯罪被害者のための人権を確立するまでの闘いが、光市母子殺人事件の裁判を通して描かれています。
数々のエピソードや出来事は、裁判報道によって記憶しているものばかりですが、そのほとんどを記憶しているということは、私自身がこの裁判を注視してきたこともありますが、それ以上に本村さんの発するメッセージが強かった、強烈だったからだと思います。
加害者であるFこと福田は、極刑と対峙することで謝罪の念を抱くようになりますが、一方で誰の目にも無謀であると感じられた過失致死の主張を真実であると主張するのでした。
涙なくしては読めません。
★の評価をすべきものではありませんので、評価はありません。
事件に興味をお持ちの方にはお薦めします。
内容紹介
判決、死刑――。最愛の妻子が殺害されたあの日から、9年。
妻子を殺された深い哀しみの中、幾度となく司法の厚い壁に跳ね返され、なおも敢然と挑んだ青年。だが、それは決して孤高の闘いではなかった。自殺を考え、絶望の海を彷徨う青年の陰には、彼を励まし、支えつづけた人たちがいた。筆者は、青年が毅然とした姿勢を貫くまでに展開された凄絶なドラマを丹念に追う。
そして、9年にわたった青年との闘いの末に「死刑判決」を受けた元少年が判決翌朝、筆者に伝えた意外な言葉とは――。光市母子殺害事件を圧倒的な取材と秘話で綴った感動と衝撃の記録。

抜粋 本文紹介~「プロローグ」より

青年は、こぶしを握りしめて震えていた。
視線は一点に注がれ、そこから動かない。テーブルの上にあるコップを見ているの
か。それともその中にある水を凝視しているのか……。いや、どちらでもない。
彼の視界には、何も入っていない。彼は、空(くう)を見ている。そう思えた。
大きく息を吐いて、その青年は、こう言った。
「僕は……、僕は、絶対に殺します」
不気味に迫力のある声だった。押し殺しているだけに、それは余計凄みを感じさせ
た。
その瞬間、店の中の客が、何人かぎょっとして私たちの方を振り向いた。
一九九九年八月十一日、北九州市・小倉北区の薄暗い喫茶店で、私と青年は向かい
合っていた。
紺色のTシャツに縁なしのメガネをかけ、スポーツ刈りよりも短く切りそろえた髪。
本来は優しくて愛嬌のある目が、これ以上はないほどの憎しみに震えていた。
どうにもならないこの感情をどうすればいいのか。その目は、怒りと憎悪の行き場
が見つからない苛立ちと、もどかしさに支配されていた。
まだ二十三歳で、学生の雰囲気を残している青年の名は、本村洋。のちに、日本の司
法を大変革させていくことになる人物である。
(中略)
それから九年。
一審の山口地裁、二審の広島高裁とも無期懲役。だが、最高裁での差し戻し判決。
その末に青年は、ふたたび広島高裁での差し戻し控訴審に臨んだ。
何度も挫折を繰り返し、司法の厚い壁に跳ね返され、絶望の淵に立ちながらも、青
年はこの日、ついに犯人の「死刑判決」を勝ち取った。
人は、これを九年にわたる青年の「孤高の闘い」だったという。巨大弁護団を一人で
敵にまわして、今は亡き妻と娘のために、若者が愛と信念の闘いを最後まで貫いた―
―と。
だが、その裏には、この九年間、青年を支えつづけた、これまた信念の人たちがい
た。
闘いに破れ、自殺をも考えたこの青年を、その度に「闘いの場」に引き戻し、正義
の力を説きつづけた人たちがいた。
これは、妻と娘を殺された一人の青年の軌跡と、その青年を支え、励まし、最後ま
で日本人としての毅然たる姿勢を貫かせ、応援しつづけた人たちの物語である。

正論でも言ってはいけない立場がある 中山国交相が辞任の意向

2008年09月27日 | 政治
『「日教組は国旗・国歌を教えず道徳教育にも反対している。民主党の最大の支持母体である日教組を解体する、ぶっ壊す。その運動の先頭に立ちたい」』
この部分は全面的に支持します。
また、成田空港反対闘争を「ゴネ得」と批判した発言については、成田空港開港から30年が経過しながら、未だに反対をしていることで、国益や利用者の不便さなどが続いていることを考えると、成田空港反対闘争もいい加減にして欲しいというのが、一利用者としての実感です。
ほんと、すぐにでもどこかに引っ越して下さい。

と、個人的には思いますが、国土交通大臣のお立場の方が今、それを言ってはダメだということぐらいわからなくては。

で、ひとつマスコミにお願いしたいのは、「日教組解体」と「成田空港反対闘争のゴネ得」について、国民がどのように思っているのかアンケートを採って欲しいのです。
どうせやらないと思うけど。
中山国交相が辞任の意向
 中山成彬国土交通相は27日、成田空港反対派住民を「ゴネ得」と批判するなどの一連の問題発言の責任を取って辞任する意向を固めた。
 中山国交相は同日、地元・宮崎市で開かれた自民党宮崎県連の会合で「日教組は国旗・国歌を教えず道徳教育にも反対している。民主党の最大の支持母体である日教組を解体する、ぶっ壊す。その運動の先頭に立ちたい」と述べ、日教組批判を繰り返した。
 「ゴネ得」発言に民主党など野党が辞任要求を求める中での発言だけに火に油を注いだ形となった。
 中山国交相は同日夜、羽田空港で記者団に対し「自分の出処進退は自分で決める。今晩、女房(中山恭子首相補佐官)と2人でゆっくり相談する」と述べた。
9月27日21時44分配信 産経新聞

ダイイング・アイ/東野圭吾

2008年09月26日 | 
途中までは面白く読んでいたのですが、マンションに監禁されたあたりから、なんとなくしっくりといかなくなってしまい、結末が非現実的というか私としては受け入れにくいものであったこともあり、読後感はいまいちでした。
話の中心人物である瑠璃子の行動の真意がわかない。誘惑したのに、なぜ、殺さなかったの?
行方不明の彼女について、もっと説明しなくていいの?
とか、不満が残ったなー。
出版社 / 著者からの内容紹介
誰もが少しずつ嘘をつき、
誰かを陥れようとしている。
記憶を一部喪失した雨村慎介は、自分が交通事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。
俺をみつめるマネキンの眼。
そいつは、確かに生きていた。

★★☆☆☆(星2つ)