迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

ランドマーク/吉田修一

2008年02月01日 | 
村上龍が絶賛したようですが、私としてはハズレを読んじゃったな、という感じです。
途中で読むのを断念していたら★1つでしたが、最後まで読んで見て、★2つとなりました。
吉田修一は最初に読んだ「悪人」が当たりで、それ以外は期待ハズレばかりでした(「悪人」を読んでいたので期待が大きかった)。
吉田修一は当たりの書評が出るまでは読みません。
村上龍氏絶賛!
「倒壊の陰にある希望、裏切りと同意語の救済。閉塞と共存する解放、虚構に身を隠す現実。」
関東平野のど真ん中、開発途上の大宮の地にそびえ立つ、地上35階建ての巨大スパイラルビル。設計士・犬飼と鉄筋工・隼人の運命が交差するその建設現場で、積み重ねられた不安定なねじれがやがて臨界点を超えるとき。鮮烈なイメージと比類ない構想、圧倒的な筆力で<現代>のクライシスを描く芥川賞・山本賞作家の傑作長篇小説!

★★☆☆☆(星2つ)