迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

横浜また中止!シーズン打ち切り危機

2007年08月31日 | スポーツ
最近は日本のプロ野球中継を見ることはほとんどなくなってしまいました。
選手かき集めてるジャイアンツ戦は見たくないからねー。

ところで、横浜の試合消化が遅れていて、ダブルヘッダーで組み込まれる可能性があるらしいです。
ダブルヘッダーといえば、近鉄-ロッテ戦を思い出します。
勝てば優勝という近鉄が引き分けで優勝できなかったゲーム。
This is プロ野球という名言のあと、久米宏がThis is ニュースステーションです、と番組を始めたあのゲームです。
ロッテの有藤監督の引き分け間際に長々と抗議したシーンもありました。

で、雨天中止のゲームについてですが、日本はシーズン後半に組み込みますが、メジャーのようにすぐにゲームを組むべきだと私は思います。
日本ではドーム球場を本拠地にしているチームと、そうでないチームのゲーム消化に差がついてしまい、いろいろと問題があると思います。
それにある程度順位の決まった時期にゲームをしても益々興味なくなるし。
横浜また中止!シーズン打ち切り危機
 横浜は29日の中日20回戦(横浜)が雨天中止となったことで、98年以来のダブルヘッダー開催が現実味を帯びてきたことに加え、シーズン打ち切りの危機に直面した。午後5時40分に中止決定が出ると、笹川業務部長は「厳しいねえ。祈るしかないよ。今後は消化優先でやるしかない」と話した。
 24日に発表された追加日程で、横浜は9月28日のヤクルト戦(横浜)から10月6日の広島戦(広島)までの9連戦がすでに確定。未発表のヤクルト戦(主催)1試合はダブルヘッダーで組み込まれる可能性があり、この日中止となった中日戦は10月7日以降になる。
 ただ、セ・リーグではクライマックスシリーズ開催2日前(10月11日)までに日程を消化できない場合は打ち切ることもあるため、今後の試合がさらに中止となれば最悪の場合も考えられる。「決まった通りやるしかない」と大矢監督。日程との厳しい戦いも続いていく。8月30日7時1分配信 スポーツニッポン


「奈良から救急搬送の妊婦が流産」の深層

2007年08月30日 | 社会
流産か死産してしまったことに対して、ご冥福をお祈りいたします。

ところで、マスコミの論調は今回も受け入れを断った病院や受け入れ先をすぐに探せなかった救急体制に向けられています。
でも、この事件はこれだけではないのです。
現在の産婦人科の現状は、身近かな場所に産科がないという地域がたくさんあります。
事件のあった奈良県南部もそのひとつです。
奈良県南部では1年前の大淀病院事件によって産科がなくなってしまったのでした。
今回、妊婦かもしれない女性(産科の診察を受けていなかったようです)の受け入れ先が見つからなかったのは、深夜の産科というただでさえ人手が足りないところに、当日は満月で出産が多いタイミングであったこと。
そして、出産に関連した訴訟が増えているため、善意で患者を引き受けると訴訟に巻き込まれるだけでなく、賠償責任を負うことにもなりかねないという背景があります。
福島県立大野病院事件では、帝王切開時の胎盤剥離という手術中の出来事で医師が逮捕されているという事実があります。
いました。
前述した大淀病院事件では、出産中に極めて稀な子癇が発症したという経緯がありながら、病院や医師が訴えられています。

マスコミはとりあえず患者を受け入れればいいじゃないかという論調ですが、「病院が不十分な体制で患者を受け入れ、それによって患者が死亡した場合、責任は病院にある」という判例が出ているため、病院は安易に患者を受け入れられないという現状があるのです。

産科の不足している地域では、妊娠がわかるとすぐに産科に予約を入れないとお産ができないという状況になっているのです。
産科で診察を受けていれば、かかりつけの産科に連絡をして、受け入れ先を探してもらうこともできます。
それなのにこの女性は、産科の診察を受けていないどころか、午前3時前にスーパーで買い物をしていたのです。
こんな背景があることを知っておいて欲しいのです。

それからポンコツ研究日記~悩める産婦人科医のブログ~に詳しいことが書かれていますので、関心のある方はご一読下さい。
奈良から救急搬送の妊婦が流産 10病院受け入れ断る
 29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、奈良県橿原市の妊娠3カ月の女性(36)を搬送中だった中和広域消防組合(橿原市)の救急車と、大阪府茨木市の宅配業の男性(51)運転の軽ワゴン車が衝突。女性は高槻市消防本部の救急車で約40分後、約4キロ離れた同市内の高槻病院に到着したが、流産が確認された。女性らにけがはなかった。事故と流産の因果関係は不明だという。
 女性は事故の約2時間半前の同日午前2時40分ごろに橿原市内で腹痛と出血を訴えて119番通報したが、受け入れ可能な病院が見つからず、そのまま救急車内で待機。10病院、延べ12番目に問い合わせに応じた高槻病院へ向けて出発するまで約1時間半かかっていた。通報現場から病院までは直線距離で約40キロ離れていた。
 奈良県では昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明になった高崎実香さん=当時(32)=が19病院から転院を断られた末に死亡しており、産科医療のあり方が改めて問われそうだ。
 高槻署や中和広域消防組合などによると、女性は知人男性とともに近所のスーパーで買い物をしている最中に突然、腹痛を訴え出血。同日午前2時44分、知人男性が「過去に流産している。今も妊娠しているが、切迫流産しているかもしれない」と119番した。
 女性にかかりつけの医師はなく、通報を受けた同組合が県内の空きベッド情報を確認したところ、県立医大病院(橿原市)にベッドがあったものの「手術中で対応できない」と断られたという。
 消防組合は大阪府内の病院に受け入れ要請を続けたが、難航。10病院、延べ12番目に問い合わせに答えた高槻病院に搬送することが決まった。その間、救急車はスーパーで待機。出発できたのは午前4時19分だった。
 高槻署によると、救急車は赤色灯をつけて直進、青信号で進入した軽ワゴン車と接触したという。救急隊員3人と軽ワゴン車の運転手にけがはなかった。
 妊婦の救急搬送をめぐっては、近畿2府4県と福井、三重、徳島の知事でつくる近畿ブロック知事会議が、各府県が協力して出産前後の妊婦の搬送や受け入れ体制を確保することで合意している。(2007/08/29 10:33)産経新聞

マスコミが伝えない世界陸上のゴタゴタ

2007年08月29日 | スポーツ
盛り上がりに欠ける世界陸上ですが、マスコミが伝えない大会運営の裏側は大変なことになっているようです。
<世界陸上>手配ミスで部屋ない エリトリア選手、床で一夜
 開催中の世界陸上大阪大会で、エリトリア選手団の選手ら5人が開幕2日前の23日、指定先のホテルに宿泊しようとしたが部屋が確保されず、1階ラウンジの床に毛布を敷いて夜を明かしたことが分かった。マラソンと一万メートルでそれぞれ4位となった男子選手2人もいた。その後も宿泊を巡る混乱は続き、ベイエネ・ルサム団長(54)は「いいコンディションで競技に臨みたかった」と大会運営に強い不満を訴えている。【石川隆宣、渋江千春、花岡洋二】
 滞在先は大阪市などで作る大会組織委員会が市内6カ所のホテルを選手村として用意し、滞在先の割り当ても担当していた。同選手団は、団長が20日に来日、23日夜に男女選手とコーチの5人が大阪市内の指定先ホテルに到着した。事前に申告した人数だった。
 同選手団によると、ホテルにいた組織委の担当者に「部屋がない」と言われた。担当者は待機を指示。だが、結局部屋は用意されず、選手らは24日未明になって、1階ロビーから続くラウンジの隅に椅子を動かして場所をあけ、フロントで借りた毛布12枚を敷いて夜を明かしたという。
 24日早朝、見かねた同国の隣国であるジブチ選手団が、自室の空きベッドを提供し3人が休んだ。同日夜、3人は別のホテルに用意された部屋に泊まったが、2人は部屋がなかったため、ジブチ側の好意により相部屋で3泊したという。ジブチ選手団関係者も「組織委が大混乱していた。相部屋ではリラックスできない」と話した。
 マラソンに出場したヤレド・アスメロン選手(27)は24日以降、ジブチ選手団と相部屋。同日夜、コーチと別々の場所に泊まることになったため、朝早く始まったマラソンに向け、十分な打ち合わせをすることができなかったという。団長は「肉体的にも精神的にも、大きな影響があった。今更、謝罪されても、どうしようもない」と嘆いた。
 ◇足りないのは事実
 ▽大会組織委の内山泰博広報室長の話 全体に選手・関係者の来日が多く、指定のホテルの部屋が足りなくなったのは事実だ。だが、別のホテルを用意していた。エリトリアの選手が床で寝たことは報告も受けていないし、確認していない。8月29日8時46分配信 毎日新聞

今のところ、伝えられているのはコレだけですが、会場やホテルなどの現場のボランティアスタッフは、統率が取れていないため、機能していないところが多いようです。
はっきりいって、コレは日本の恥になります。
それにしても、こんなお粗末な大会運営をしていることについて、マスコミはなぜ伝えないのでしょうか。
個人的には横綱の問題よりも、国の威信にかかわるより大きな問題だと思ってます。

環境大臣 鴨下一郎

2007年08月27日 | 社会
3年前の日記にこんなことを書いていました。

■2004/05/03 (月) 国会議員のみなさん
国民年金保険料を未払いの方の多い国会議員のみなさんですが、安心して国政をお任せできる方はあまりいらっしゃらないようです。
私が過去にインタビューした国会議員のみなさんのなかで、キレる人だなーと感じたのはお一人だけでした。
日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件で参考人聴取を受けた自民党の吉田幸弘前衆院議員にもインタビューしましたが、おぼっちゃんという印象があるだけで、どうしてこの若さで代議士になれたのかなーと思ったほどでした。
野田聖子元郵政大臣は年配議員のあしらいがうまく、どこぞのママさんのような印象でした。
インタビューをして謝礼を受け取らなかったのは鴨下一郎代議士です。二度取材しましたが、謝礼は受け取られませんでした。
「領収書ならサインするよ」と謝礼を受け取り慣れている議員さんがいらっしゃるなかにおいては、クリーンな印象を持ったことを記憶しています。

街頭防犯カメラ設置に反対している人って・・・

2007年08月24日 | 社会
私の周りには街頭防犯カメラ設置に反対している人っていないんですよね。
これだけ犯罪が増えると、多少のプライバシーを犠牲にしても治安がよくなることを選択するのは自然なことだと思うのですが。
大体、この手のことに反対するのはプロ市民や人権派弁護士など。
別に疚しい(やましい)ことをしていなければ、写真やビデオを撮られても困らないと思うんだけどね。
この記事でコメントしている「ジャーナリストの斎藤貴男さん」は終戦記念日にNHKで放送された「日本の、これから」で<今こそ9条を日本人のものに。アメリカの世界戦略から距離を置く>と、紹介されていた人ですね。
<街頭防犯カメラ>1000台設置計画 警視庁八王子署
 警視庁八王子署が街頭防犯カメラを取り付けるよう一部住民に協力を呼びかけ、09年度までの3カ年で1000台設置の計画を進めていることが分かった。「街の安全」を掲げて商店街や国道沿いの個人宅を中心に取り組みを強化しているが、管内の住民には計画を正式に広報しておらず「監視社会を助長する」と批判の声も上がっている。【神澤龍二】
 きっかけは東京都八王子市のJR八王子駅付近で05年8月、約100件のひったくりを繰り返していた市内の左官工の逮捕。同署が直前に取り付けた街頭防犯カメラに、男が使っていたバイクが映っていたことが決め手になった。
 こうした実例などを受け、同署は今年2月「防犯カメラ設置推進プロジェクト」を発足させた。防犯カメラの費用(リース料は月額約1万円)は住民が負担。事件が近所で発生した場合は警察署に捜査資料として提出する方式で一部住民に呼びかけたところ、設置数はそれまでの100台から350台(7月末現在)に急増した。
 同署では「防犯カメラは捜査資料として非常に有効」と説明し、目標の1000台は同署管内の面積(約95平方キロ)などから概算したという。しかし、同署は「住民には悪影響がない」(同署幹部)として、計画を管内の八王子市民(約37万人)に広報していない。
 住民に自主的な設置を呼びかける取り組みは、警視庁成城署(東京都世田谷区、管内住民約26万人)がすでに05年11月から始め、同署管内には480台(6月末現在)が設置されている。
 こうした動きに対し、プライバシー問題に詳しいジャーナリストの斎藤貴男さんは「ひったくりなどの軽犯罪には有効かもしれないが、殺人や強盗などの凶悪犯罪は別物だ」と疑問視する。「画像の取り扱いも十分な説明がなされていない。監視社会の助長を招くだけだ」と指摘。八王子署では「画像は事件以外に使うことはあり得ない。プライバシーにも十分配慮する」と話している。
 街頭防犯カメラについては、警察庁と警視庁、道府県警が全国で計1074台設置(3月末現在)。民間でも監視カメラの設置は進み、JR東海では東海道・山陽新幹線の新型車両「N700系」(16両編成)の車内デッキに計60台のカメラを取り付け、7月から運用を開始している。8月24日3時2分配信 毎日新聞