迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

データ入力する人手がないのです 「救急医療情報システム」の活用が1割にとどまる

2008年02月14日 | 役所・役人
「救急医療情報システム」が活用されるようになって欲しいです。
でも、現実の医療現場では人手が足りなくて、データ入力をする人手が足りません。特に夜間は人手不足です。
急患が入った場合など、データを変更する暇もなく、ということもあるわけで、のんびりと仕事をしているお役人さんには理解できないのかもしれませんね。
マスコミも救急病院に24時間張り付いて、現場の実情を伝えて欲しいものです。
情報の随時更新、1割のみ=救急医療システムで-総務省消防庁
 医療機関が空きベッド情報などをオンラインで消防本部に伝える「救急医療情報システム」で、情報をリアルタイムで更新している医療機関は全体の約1割にとどまることが14日、総務省消防庁の調べで分かった。救急搬送の際に患者の受け入れ先が素早く決まらないケースが相次いでいる問題では、システムの情報更新が十分でないことが理由の一つと指摘されており、改めて課題が浮き彫りになった格好だ。
 消防庁は全国の消防本部を通じ、救急医療機関が情報を更新する頻度などについて調査。14日開かれた同庁の「消防機関と医療機関の連携に関する作業部会」に結果が報告された。
 それによると、今月1日現在でシステムに参加している救急医療機関は全体の89%に当たる4358施設。このうち、情報更新をリアルタイムで行っているのは全体の11%で、取り組みが進む東京都を除くとわずか4%だった。「1日2回」(31%)、「1日1回」(29%)が多数を占めた一方で、25%の医療機関では更新頻度が1日1回未満だった。
 同庁はこうした結果を踏まえ、「システムは大都市を中心に必要性がある。医療機関など関係者で協力して情報を更新してほしい」と呼び掛けている。
 作業部会ではこのほか、医療機関にシステムを随時更新するよう求めている都道府県が5団体にとどまることなどが厚生労働省から報告された。2月14日12時34分配信 時事通信