沢木耕太郎は私の読書の好みとマッチする数少ない作家のひとりで、ほとんどはずれの少ないアベレージヒッターだったはずなのに、この「ポーカー・フェース」に収められたエッセイは出来、不出来が比較的はっきりとしているような印象を持った。
沢木耕太郎をアベレージヒッターと例えたが、野球の3割打者ではなくてサッカーのPKを決める確率、いやいや、それ以上の確率で昔のテレビ番組「クイズダービー」のはらたいらの正解率くらいの面白さが、イチローの打率並みに下がってしまったといいたかったのだ。
このエッセイの「言葉もあだに」の中に、「ひとりごちる」という言葉が苦手で仕方がないと書かれている。
この「ひとりごちる」という言葉は、私がよく読んでいた作家の誰かがよく使う言葉だと気付き、それが誰なのかすっきりとさせたくなった。
最近読んでいる作家は使っていないので、以前よく読んでいた作家の中からしぼっていくと「宮本輝」に思い当たった。
間違いない。
で、今ネットで検索してみると、ピンポーン。
『ヒトリゴチル, [● ●●●●●] 独り言を言うこと。←作家の宮本輝が多用。』
最後に「ポーカー・フェース」で面白かったものをひとつあげておくと「マリーとメアリー」です。
沢木耕太郎をアベレージヒッターと例えたが、野球の3割打者ではなくてサッカーのPKを決める確率、いやいや、それ以上の確率で昔のテレビ番組「クイズダービー」のはらたいらの正解率くらいの面白さが、イチローの打率並みに下がってしまったといいたかったのだ。
このエッセイの「言葉もあだに」の中に、「ひとりごちる」という言葉が苦手で仕方がないと書かれている。
この「ひとりごちる」という言葉は、私がよく読んでいた作家の誰かがよく使う言葉だと気付き、それが誰なのかすっきりとさせたくなった。
最近読んでいる作家は使っていないので、以前よく読んでいた作家の中からしぼっていくと「宮本輝」に思い当たった。
間違いない。
で、今ネットで検索してみると、ピンポーン。
『ヒトリゴチル, [● ●●●●●] 独り言を言うこと。←作家の宮本輝が多用。』
最後に「ポーカー・フェース」で面白かったものをひとつあげておくと「マリーとメアリー」です。