迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

被災地の様子は・・・

2012年06月30日 | 
松島から45号線を義弟の実家のある方向に北上してみました。
津波の被害にあった自衛隊基地を通過し、徐々に津波の被害の残っている場所が増えてきます。
海沿いの道を通ってみると、報道で何度も見たことのある景色がありました。
石巻の海沿いの大きな橋を通過している時に、なんともいえない臭いがしました。
津波の後、こんな臭いの中でしばらく生活されていたのだろうと、被災者の皆さんのご苦労が想像できました。
ガレキや壊れた車が山積みになっているのを見て、被災地なんだなーとあらためて実感したのでした。

被災地は通過するだけで写真を撮らないつもりだったのですが、近々壊してしまうという「鯨缶」だけは、車の中からカメラに収めました。
観光客を集めることのできるモニュメントなのになー、と観光客の立場で感じたことを記しておきます。

で、肝心の復興の状況ですが、まだまだこれからなんですね。
女川あたりでは道路が狭くてダンプと普通車のすれ違いがスムーズにできない場所もありました。
どうせなら道を広くして避難しやすいようにすればいいのに、と余所者には感じられました。

松島や

2012年06月29日 | 
今ごろかよ、と言われそうですが、被災地支援の一環として東北旅行に行ってきました。
最近のマイブームである目的地を決めないぶらり旅ってやつなので、気の赴くままに目的地を選びます。
で、行ってみたのが「松島」です。

個人的には仕事の途中に時間を作って一人旅で行ったことのある場所ですが、相方が行ったことがないということなので目的地にしてみました。
松島では意識をしなければ津波の被害を受けたことは感じられません。
ただ、海沿いの一部のお店には「この位置まで津波が到達しました」という張り紙と、当時の様子のわかる写真が貼られていたので、状況を把握することができました。
津波が来たというのは観光客に対してはマイナスイメージになるので、あまり表に出したくないのかもしれませんが、被災地支援でお金を使いに行っている立場としては、当時がどんな感じだったのか純粋に知りたいという気持ちがありました。
だから、画像のように「この位置まで津波が到達しました」という張り紙を出してもらえるとわかりやすくてありがたかったです。
ちなみに瑞巌寺では券売所まで津波は到達せず、その手前数十メートルのところに「この位置まで津波が到達しました」という立札がありました。
なんでも瑞巌寺が津波の避難所になったんだそうです。

津波で松島のいくつかの島が形を変えたりしたと、遊覧船の説明で聞きました。
あの津波のパワーを見ているだけに、この程度の変形で済んだのか、と感じるほど、島の変形被害は少ないように思いました。

TBSラジオ 4時間まるごと洋楽三昧

2012年06月16日 | テレビ・ラジオ・マスコミ
金曜日はTBSラジオで「4時間まるごと洋楽三昧」が放送されました。
午後5時50分から『駒田健吾(TBSアナウンサー)と萩原健太(音楽評論家)が、4時間10分生放送。
70年代から90年代の洋楽の大ヒット曲を皆様のリクエストにお答えして、恥ずかしげもなく、フルコーラスでバンバンかけていきます。』
我が家の場合、夕食前から入浴前にかけての時間帯なのですが、食事中もラジオをかけたままで過ごした4時間でした。

この70年代から90年代の洋楽の大ヒット曲というのは我が夫婦の青春時代であり、お互いに違う場所で生活していたにも関わらず、ほとんどの曲を(私の場合は)知っていたのでした。
この時期(正確には70年代から80年代といった方が正しいかも)は洋楽だけでなく当然のことながら、邦楽のヒット曲も覚えているはずで、今の時代のようにどれがヒット曲なのかがわからない時代と違って、「あの曲がヒットしたのは中学2年の時」なんて会話が通じるのも、いろいろな歌番組(これはテレビだけでなくラジオも含めて)と優れた曲があったからだと思います。
懐かしい曲を聴きながら、あの時代を回想することができるのも同い歳夫婦というか、同世代夫婦のよさであり、歳の差婚ではこうはいかないでしょう。
あの頃は「ザ・ベストテン」という黄金番組があり、山口百恵、キャンディーズ、松田聖子といったヒット曲を連発したアーティストたちがいたこともあるでしょう。

現在のテレビ、ラジオからほとんど洋楽が聞こえてこない状況下においては、日本をご贔屓にしてくれているレディ・ガガというアーティストがどのような曲を歌っているのか存じ上げておりません。
あまりテレビを見ることが少ないので、もしかするとテレビではそんな歌番組があったりするのかもしれませんが、ラジオでは聞いた記憶がないですねー。
最近はTOKYO-FMのブルーオーシャンという曲のよくかかる番組をよく聞いているのですが、知っている曲にだけ反応し、知らない曲は耳を素通りしているのかもしれませんね。

ちなみにBEST10発表!ということで、
1位 マイケル・ジャクソン :スリラー
2位 マドンナ:チェリッシュ
3位 アバ:マンマ・ミーア
4位 ビリー・ジョエル:オネスティ
5位 イーグルス:ディスペラード
6位 ビージーズ:ナイト・フィーバー
7位 スティーヴィー・ワンダー:パートタイム・ラバー
8位 カーペンターズ:イエスタディ・ワンス・モア
9位 ドゥービー・ブラザーズ:ロング・トレイン・ランニング
10位 クィーン:ボヘミアン・ラプソディー

で、個人的な思い出のあるポリスの見つめていたいはトップ10の2曲前にかかりました。

いやー、いい番組でしたね。
ラジオでこんな番組をやればいいのに。
35年前の今週の邦楽ベスト10、洋楽ベスト10とか。
ちょっと前までTBSラジオの日曜の午前中に似たような番組をやっていたけど、またやってくれないかなー。

なお、当日オンエアーした楽曲は「4時間まるごと洋楽三昧」で見ることができますよ。


浜田省吾 さいたまスーパーアリーナ 6月3日公演

2012年06月07日 | 音楽
SHOGO HAMADA ON THE ROAD SPECIAL“The Last Weekend”東日本大震災・被災地復興支援コンサート「さいたまスーパーアリーナ」の6月3日公演に行ってきました。
昨年の6月26日の代々木公演の時は、誰もが震災の記憶がまだ強く残っているころで、その影響を受けたままの生活を続けている時期だったので、アーティスト、オーディエンスのそれぞれがいろいろな想いを持っていたという、とても表現することが難しい状況下でのライブでした。
熱のこもった熱い公演と、私たちを勇気づけてくれる歌詞に思わず涙してしまったり、ということもありました。
あれから1年。

当たらないと思っていたチケットが当選し、1年ぶりの省吾を堪能してきたわけです。
昨年の公演の時にも感じたのですが、ラブソング以外にメッセージ性を持った曲がいくつもあり、それが今の時代、状況にマッチしていて、私たちの心を鼓舞するのだと思います。
だから、ライブに参加していたみんなの一人ひとりの心に届き方は違っても、感じられた「なにか」は同じだったんだろうと思います。

「風を感じて」が聴けるなんて思ってもみなかったなー。
私の世代ではカップヌードルの歌で、浜田省吾のデビュー曲みたいなもの。
これまでのライブで頑なにやらなかったこの曲をあえてこのタイミングで歌った意図を考えてみると、サビの「自由に生きてく方法なんて100通りだってあるさ」という、これに尽きるのかな。
「苦しい時代になっちゃったけれど、みんなそれぞれのやり方、生き方で頑張っていこうよ」って私は受け止めた。
だから、これからも頑張ってみようと思ったのだ。
あからさまに頑張れと言われなくても伝わってくるものはある。
それが歌だったんだ。

熱い(暑いでもあった)あの夜の余韻を忘れないうちに、記憶として残しておきたいと思ったので、ちょっと記録しておくことにしました。

ありがとう、省吾。


なお、セットリストこんなだったそうです(覚えていられないため、よそからお借りしました)。
★第一部
01.ON THE ROAD
02.この夜に乾杯
03.HELLO ROCK & ROLL CITY
04.独立記念日
05.反抗期
06.悲しみは雪のように
07.風を感じて
08.Thank You
09.MONEY
10.片思い
11.もうひとつの土曜日
12.PAIN
13.BLOOD LINE(インスト)
14.我が心のマリア(インスト)
★第二部
15.A NEW STYLE WAR
16.裸の王達
17.詩人の鐘
18.Theme of Father's Son
19.RISING SUN
20.J.BOY
21.僕と彼女と週末に
22.愛の世代の前に
★第三部
23.光と影の季節
24.モノクロームの虹
25.君がいるところがMY SWEET HOME
26.I am a Father
27.路地裏の少年
28.家路
★アンコール1
29.日はまた昇る
★アンコール2
30.君が人生の時…
★アンコール3
31.さよならの前に(アカペラ)
32.ラストダンス

なんとか見えた 金星の太陽面通過

2012年06月06日 | 自然
金星の太陽面通過、北関東の我が家でもなんとか見ることができました。
今日は朝から雨。
午前中に雨は上がりましたが、曇ったまま。
テレビで金星の太陽面通過の様子を見ましたが、肉眼でも見たいなー、天体望遠鏡を片付けずに用意していたのに。
などと思っていると、13時ころから空が明るくなり、もしかしたら見えるかな?と天体望遠鏡ををセッティング。
かすかに太陽が確認できるようになったものの、前回使った天体望遠鏡用のサングラスを使って太陽を見ても確認できません。
で、ムーングラスという満月観察用のものに交換するといい塩梅。
太陽を捕捉し、トータルで1分足らずの時間ではありましたが、金星の太陽面通過を観察することができました。
13時半ころだったので、金星は太陽の上部やや右側のふちにかかるような場所にありました。見られてよかった。