迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

先に契約した方に権利がある パウエル二重契約

2008年01月31日 | スポーツ
両球団の契約書が有効であるのなら、先に契約した方に権利があると解釈すればいいんじゃないのかな。
ほとんど役に立っていないコミッショナー殿は法曹界のご出身なので、判断を仰げばいいじゃないか。
それくらいのことはしろよ。
プロ野球界は!
パウエル二重契約 両球団引かず!
 パ・リーグは30日、“二重契約疑惑”が浮上したジェレミー・パウエル投手(31)との契約合意を主張するオリックス、ソフトバンクの両球団から事情聴取を行った。都内パ・リーグ事務局で聴取した小池唯夫パ・リーグ会長(75)は両球団の契約が有効と判断。「二重契約」であることを認めた上で、両球団に善後策を話し合うように指示した。同リーグでは今後、両球団の主張が平行線をたどった場合は小池会長の判断で事態の収束を図る。
 2時間半に及ぶ事情聴取の結果、会見に臨んだ小池会長は厳しい表情で「両球団とも正当な手続きを主張しており、瑕疵(かし)はないので、二重契約の状態」とした。
 聴取はオリックスが中村球団本部長ら4人、ソフトバンクが角田球団代表ら2人。さらに、法律に明るくパ・リーグ理事長を務める楽天・井上オーナー代行が出席。双方が入団交渉の経過を説明。互いに正当性を主張する中、事務局内には一時険悪なムードも漂ったという。ソフトバンク側は統一契約書の原本を提出。一方、オリックス側の統一契約書のコピーについてパ・リーグ村田事務局長は「連盟の顧問弁護士の判断で、本人のサインがあれば民事上はコピーでも有効」と判断。両球団の契約書が有効とされた以上「このままでは支配下選手登録の申請は双方とも受けられない」として両球団に善後策を話し合うよう指示した。
 連盟の判断にオリックス・中村本部長は「相手が有利と認識していたが、ファクスでも十分効力があると認められ前進した」と安どの表情を見せながら「一歩も引けない」。一方、ソフトバンク・角田球団代表は「向こうはファクスのコピーであり、原本がないのに認められたことに驚いている」と不満を示すとともに「いろんなことを考えて連盟に話をする。第三者機関に委ねるか、法廷闘争になるか、まだ分からない」。こちらも引き下がる気配はない。1月31日7時5分配信 スポーツニッポン

中国人にやらせるような仕事じゃないのがわからないバカ役人

2008年01月30日 | 役所・役人
社会保険庁は年金記録の重要性を未だに認識できていないようです。
コンピューターに未入力の「旧台帳」と呼ばれる年金記録の入力作業を外国人にやらせていたというのですから、話になりません。
本当は社会保険庁の役人自らが責任感を発揮してしっかりとやるべき作業なのです。
ホント、ペナルティーとしてこいつらの給料を半減させろよ。
まったくもう。

ところでこの不祥事ですが、昨日聞いたような記憶がありますが、違っているのかな?
中国産のギョーザで健康被害が出たという大ニュースの影で、こっそりと発表したということはないのかな?
年金記録転記で大量ミス、中国人アルバイトが誤記
 社会保険庁のコンピューターに未入力の「旧台帳」と呼ばれる年金記録計1466万件の入力作業で、社保庁が昨年12月、人材派遣会社から派遣された中国人のアルバイト約60人を採用し、氏名を書き写す作業で大量のミスが発生していたことが30日、わかった。
 社保庁は、中国人アルバイトが担当した部分をすべてやり直したが、管理体制などが問われそうだ。
 同日に開かれた民主党の厚生労働・総務部門合同会議で社保庁が説明した。
 旧台帳はマイクロフィルムで保管され、コンピューター入力するため、フィルムの文字を読み取り、記録用紙に転記する必要がある。この転記の作業は、現在約1600人の派遣アルバイトが行っている。
 中国人アルバイトらは、先月10日から約9日間作業を行ったが、日本人の姓と名を区別できなかったり、旧字体やひらがなを正確に読み取れず、大量のミスにつながったという。ミスに気付いた社保庁は派遣受け入れを打ち切ったが、すでに約25万件の転記が終わっており、すべてやり直した。
 社保庁によると、人材派遣会社からは、中国人アルバイトについて「日本語を話せるし、漢字も書ける」と説明を受けていたという。社保庁は中国人アルバイトの派遣にかかった費用は支払わない方向で検討している。1月30日22時15分配信 読売新聞

大阪府知事選の結果

2008年01月28日 | 社会
大阪府知事選の結果が出ました。
橋下圧勝です。
マスコミは民主候補と接戦とか書いてましたが、開票ゼロで当確が打たれるダブルスコアでした。
You Tubeでテレビの公開討論を見ましたが、民主候補のあの態度を見ていると、選挙戦を戦えば戦うほどに票を減らすように感じました。
もっとまともな候補がいれば面白かったはずなのに。

それから、タレント候補が知事になって今後が不安、とか言ってますが、まずはお手並み拝見じゃないですか。
なにもしていないうちから批判をするのはマスコミの悪い癖です。

今、テレビで生活保護不正がないか見直しをすると言ってます。
極めて正しい行動じゃないですかー。

大阪府民じゃないですが、応援します。

多分、トヨタは「ホッ」としていると思います

2008年01月24日 | 社会
原油価格が高騰を続けていく中では、ガソリンをガバガバ食うアメ車よりも、トヨタの低燃費の小型車の需要が増えることは容易に想像できると思います。
だから、トヨタはたかだか3千台をひっくり返して世界一になり、アメリカ国民の反感を買うというマイナスを抱えるよりも、今年一気に世界一になった方が得であると算段したのではないのでしょうか。
<07年車販売台数>GMが首位 トヨタ3000台及ばず
 米ゼネラル・モーターズ(GM)は23日、昨年の世界販売台数が前年比3%増の936万9524台だったと発表した。トヨタ自動車が同日明らかにした世界販売(子会社のダイハツ工業と日野自動車を含む)は936万6418台で、前年比約6%増と追い上げたもののGMに及ばず、初の世界一は実現しなかった。
ただ、両社の差はわずか3106台まで縮小しており、トヨタは自動車業界に長年君臨してきたGMにほぼ肩を並べた形だ。
 昨年の世界販売は1~6月にトヨタがGMを抜き、上半期で初の世界首位に立った。GMは夏以降、中国など新興国で猛烈に追い上げ、1~9月の累計では約1万台の小差ながらGMが逆転した。結局GMは逃げ切り、1931年以来の首位の座を死守した。
 しかし、生産台数ではトヨタが昨年、951万台とGMの928万台を20万台以上も上回り初の世界首位となっている。リストラ中のGMが生産を抑制する一方で、在庫の販売を進めたためとみられる。
 燃費効率の悪い大型車主体のGMはガソリン価格の高騰に直撃され、主力の米国市場での販売低迷が続いている。GMは今年の世界販売台数の見通しを示していないが、トヨタは、世界生産995万台、世界販売985万台とさらなる上積みを計画しており、今年はトヨタが首位に立つ可能性が高いとみられる。
 トヨタは低燃費の小型車を武器に米国などでシェアを伸ばし、03年には世界販売台数で米フォード・モーターを抜いて2位に浮上。その後も毎年50万~70万台を積み増し、世界首位の座をうかがっていた。【谷川貴史、ワシントン斉藤信宏】1月23日23時36分配信 毎日新聞

流星ワゴン/重松清

2008年01月23日 | 
吉田修一に物足りなさを感じたので、重松清で口直しをすることにしました。
期待したとおりの口直しができました。

今の私の年齢の時、今は亡き父は中学生息子とと小学生の娘の父でした。
そう思うと、私も時々、この年の父はどんなことを考えながら子供のことを見ていたのかな、と考えることがあります。
そんなことを気づかせてくれた小説でした。

普通に考えればありえないような話ではありますが、それが本当にありそうな、あって欲しいようなストーリーとなっているのが、重松ワールドなんだと思います。

写真のエピソードという仕掛けを施してあるのも、重松清の世界ですね。

主人公の永田一雄の前に、1台のワゴン車が止まったことからこの物語は始まる。ワゴン車には橋本義明・健太親子が乗っており、彼らはなぜか永田の抱えている問題をよく知っていた。
永田の家庭は崩壊寸前。妻の美代子はテレクラで男と不倫を重ね、息子の広樹は中学受験に失敗し家庭内暴力をふるう。永田自身も会社からリストラされ、小遣いほしさに、ガンで余命いくばくもない父親を訪ねていくようになっていた。「死にたい」と漠然と考えていたとき、永田は橋本親子に出会ったのだ。橋本は彼に、自分たちは死者だと告げると、「たいせつな場所」へ連れて行くといった。そして、まるでタイムマシーンのように、永田を過去へといざなう。
小説の設定は、冒頭から荒唐無稽である。幽霊がクルマを運転し、主人公たちと会話する。ワゴン車は過去と現在とを自由に往来できるし、死に際の父親が主人公と同年齢で登場し、ともに行動したりするのだ。
過去にさかのぼるたびに、永田は美代子や広樹がつまづいてしまったきっかけを知ることになる。何とかしなければと思いながらも、2人にうまく救いの手を差し伸べられない永田。小説の非現実的な設定と比べて、永田と家族のすれ違いと衝突の様子は、いたくシビアで生々しい。
永田は時空を越えて、苦しみながらも毅然と家族の問題解決に体当たりしていく。その結果はけっきょくのところ、家族が置かれた状況のささいな改善にとどまるだけでしかない。それでも死にたがっていた男は、その現実をしっかりと認識し生きていこうとする。「僕たちはここから始めるしかない」という言葉を胸に刻んで。(文月 達)
★★★★☆(星4つ)