気の向くままに

山、花、人生を讃える

山と旅 (2)

2009年06月03日 | 
あちらこちらの見学を終わって、白川郷を目指しました。
白川郷に近づくと、国の重要文化財、旧遠山家がありました。

旧遠山家(築180年)。
写真に写っているのは3階までですが、5階まであり、伊勢神宮の建築美を絶賛したブルーノ・タウト(世界的な建築家)が、周囲の自然に溶け込んだような、この合掌造りも絶賛したそうです。
昭和43年まで使用されていたとのこと。









裏側風景





裏庭に咲いていた九輪草



16時に世界遺産「白川郷」に到着。その一画にある温泉宿「白川郷の湯」でチェックインを済ませ、さっそく郷内を散策することにしました。白川郷内に入った時には、日曜日とあって大勢の人が散策していましたが、5時ごろには大方の観光客もいなくなり、2時間あまりの静かな散策を楽しむことができました。



以下は白川郷内の風景です。












お寺の境内にあったイチイの古木。岐阜県の天然記念物。





































白川郷は田植えの終わった時期で、水田と合掌造りとが何ともよく調和していて、実に素晴らしいところでした。カメラ好きの同僚がよくここへ訪れていましたが、なるほどと大いに納得されました。
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山と旅 (1)

2009年06月03日 | 
31~1日と1泊で岐阜県の北部、富山県との県境に近い籾糠山へ行きました。
せっかく遠くまで出かけるのだからと、籾糠山に近い世界遺産の白川郷に1泊することにし、途中、阿弥陀ヶ滝、白山中居神社、石徹白(いとしろ)の大杉、太平洋と日本海の分水嶺、ひるがの高原の湿原に寄り、たくさんの巨樹や草花を見てきました。

31日は予報通りに途中まではかなりの雨量でしたが、最初の目的地に着く頃には雨も上がり、雨上がりの最高の日和となりました。

わたしは「阿弥陀ヶ滝」以外は初めて、家内はすべてが初めてのところで、特に白山中居神社と樹齢1800年の石徹白(いとしろ)の大杉は、以前から行きたいと思っていたところで、大満足の1日となりました。


阿弥陀ヶ滝(落差60m)。修行僧が滝に打たれている最中に阿弥陀仏を拝したという。



阿弥陀ヶ滝と満開のトチノキ。
公園ではよく見るが、野生のトチノキの花は初めて。



阿弥陀ヶ滝近くにあった古木。樹名は不明。



白山中居神社は信仰の山「白山」(2702m)の登山拠点ともなっていたところ。
境内は樹齢300年を超える杉が林立していました。鳥居をくぐったところ。



参道から



岐阜県指定の天然記念物「浄安杉」。白山中居神社裏の山を登ったところにある。



清流沿いにも満開のトチノキ。西洋トチノキをマロニエという。
イギリスでは花の時期の日曜日、さながら花見のように楽しむとのこと。



国の天然記念物、「石徹白(いとしろ)の大杉」。推定樹齢1800年。幹回り13m。



太平洋と日本海とを分ける分水嶺。



分水嶺公園にはいろいろな花が咲いていました。
エビネ



キンラン



ベニバナイチヤクソウ



ひるがの湿原植物園ではカキツバタ、レンゲツツジ、リュウキンカの盛りでした。
コウホネ


コウホネ


レンゲツツジ
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