気の向くままに

山、花、人生を讃える

大麻は奇跡の植物か?

2019年01月14日 | 社会

先日、録画していた「未来世紀ジパング」という番組を見た。

それによれば、昨年、カナダが大麻を解禁したらしい。国としては初めての事例らしいが、アメリカでは2012年にコロラド州とワシントンDCの2つの州が解禁していて、現在まで、この2つを含めた10の州が解禁しているとのことだった。そして今後この傾向は拡大していくと予測していた。

 

『神との対話』という本の中では、大麻について神が次のようなことを言っている。

○大麻が禁止されているのは、表向きは健康上に問題があるからということだが、しかし、大麻はタバコやアルコール以上に習慣性や健康上の危険があるわけではない。大麻が禁止されている本当の理由は、大麻が栽培されると、綿花栽培業者やナイロン、レーヨン生産者、それに木材生産者の半数が立ち行かなくなるからだ。(そのためにおびただしいロビイストが動員されている)

○実は、大麻は地球上でいちばん強くて丈夫で長持ちがして、役に立つ材料の一つだ。衣服用としてもこんなにすぐれた繊維はないし、ロープを作れば丈夫だし、パルプ原料としても、栽培も収穫もじつに簡単だ。新聞の日曜版の紙をつくるだけでも毎年何十万本もの木が切り倒されていて、世界の森林の大量破壊が問題になっている。大麻を使えば1本の木も切らなくてよい。ほかにも多くの原材料の代わりになるし、コストは1/10ですむ。この奇跡のような植物・・・(以下略)

○あなたがたの社会では、大勢の人のためになることでも、誰かが巨大な利益を上げるのでなければ、無視される。あなたの国だけではない。世界中がそうだよ。人類が直面している基本的な課題は、自分の利益ではなく、人類にとっての利益、共通の利害を基準にすることができるか?できるとすれば、どんな方法があるかということだ。

 

引用は以上だが、『神との対話』という本は1992年(?)にアメリカで出版され、ベストセラーとなり、以後世界数十ヶ国に翻訳され、たくさんの人に読まれているから、もし、これが真実ならいつか大麻が解禁される時が来るのではと思っていたが、どうやらその兆しが出て来ているようだ。

 

番組によると、国連保健機関(WHO)はこれまで大麻の危険性を指摘してきたが、57年ぶりに大麻のリスクを再審査し、その結果が早ければこの3月にも発表されるとのことである。

 

番組に出演していたカナダ出身のニューヨークタイムズの元東京支局長は、カナダの半数の人は解禁前から少なくとも一度は大麻を経験しているが、それによる健康とか治安の問題は発生していない。だから解禁されても問題はない、と語っていた。

 

一方、日本の厚生労働省はそのホームページで「大麻の危険」について注意を喚起している。

 

果たして真実はどうなのか?

勿論、どんなことでも悪用する人はいるだろうから大麻解禁について全く問題がないとは思わない。しかし、わたしは『神との対話』で語られていることのほうが、人間について、人生について、どうすれば幸せに生きられるか、どうしたら人類は、国同士は殺し合いをしないで手をつなぎ合えるかについて語られている内容から考えると、『神との対話』で語られていることは真実だと思いたい。いや、私は正直、きっとそうであるに違いないと思っている。

その意味で、世界保健機関がどのような判断を示すのか、その発表を今から楽しみにしている次第です。

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