気の向くままに

山、花、人生を讃える

「ああ~青い風♪」

2013年06月02日 | 

1昨日は忙しい合間をぬって(実は一つも忙しくないのだが)、伊吹北尾根に登るつもりだったが、あいにくと途中の道ががけ崩れで通行止めの表示、やむなく関ヶ原でUターン、目標を変更して引き返す途中にある養老山に登ることにした。このコースは足慣らしを含めて今年すでに4回目だから少々新鮮味に欠けるが、3、4月とは山の装いも違っているから、それなりの良さはあるだろう。

行程の中程のところで一休みしていたら、大きなカメラをもった男がやってきて、わたしに話しかけて来た。どうやらパートウオッチングが趣味らしい。それで、わたしが「あの啼き声はなんという鳥か」と聞くと、「クロツグミ」と教えてくれた。クロツグミは澄んだ声で、変化に富んだ囀りをするので、聞いていて飽きない。わたしはパートウオッチングの趣味はないが、それでも澄んだ囀りを聞くと、あれはなんという鳥だろうと、名前ぐらいは知りたいと思ったりする。それで、以前、鳥の囀りのCDつきの鳥図鑑を買って少しは聞いていた。クロツグミは澄んだ声で変化に富んだ囀りをするので印象に残っていた。そして、今日はじめてはっきり「クロツグミ」と確認できた。

初夏の山と言えば、なんといってもホトトギスだが、これも今回と同じく最初はバードウオッチングの人に教えられて、「あ、これがホトトギスか」と知ったのがはじめだった。ホトトギスはいかにも初夏の山にふさわしい囀りで、わたしは大好きだ。

山では4月はまだ芽吹きどきだが、5月の末ともなると、緑いっぱいで顔まで緑に染まりそうである。今日の山は、展望も悪くはないがもう何度も見ているので、今日はその緑の深い一番美しい登山道沿いでコーヒータイムにした。静寂の中で「緑の風だなあ」と思いつつあたりを眺めていたら、聖子ちゃんの「ああ~青い風」という歌を思い出した。知っているのはその部分だけだが、今度覚えて年末のカラオケで歌って見るかなと、そんなことを考えていた。そして、しきりに「ああ~青い風」と歌ってみたくなるのだった。

コメント
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