気の向くままに

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地球は宇宙のパワースポット

2016年12月06日 | 地球温暖化について

11月27日、岐阜県大垣市市民会館で「生長の家・栄える会・東海ブロック・繁栄ゼミナール」があったので受講しました。

ゲスト講師は東京大学名誉教授「山本良一」先生ということで、早くから先生の話を聞けるのを楽しみにしていました。

よく知られているように山本先生は地球温暖化問題を大変危惧されていて、日夜その方面でご活躍されている先生なので、てっきりその方面の詳しい話を聞けるものと予想していました。

ところが先生の話は宇宙の話から始まり、かなりの時間宇宙の話に費やされ、まったく虚を突かれたような感じでした。そしてそのことが、宇宙好きな私には大変うれしく、また「地球は宇宙のパワースポットである」との話に感動させられました。

以下にその時の話のほんの一部を紹介させていただきます。なお、アップしている写真はいずれもBSプレミアム「コズミック・ネクスト」という番組で映し出されたものをカメラで撮ったものです。

 

 ○地球は太陽の周りを公転している。その公転速度は秒速30km。時速に直せばおよそ10万km。

 ≪太陽系≫  

 

  

○さらに太陽系は太陽と共に天の川銀河の中を毎秒220kmの速さで飛んでいます。

※地球は太陽の周りを公転しながら、太陽と共に天の川銀河の中を飛行している。つまり美しい螺旋を描きながら銀河の中を、きらめく星々の中を飛翔していることになります。(その様子を想像してみてください)

≪天の川銀河≫ 明るく輝いている地点が太陽系の位置。誰も銀河系の外に出た者はいないから想像図ですが、観測によりおよそこんな姿であることはわかっている。天の川銀河の直径はおよそ10万光年。光の速さ(秒速30万km)で飛んでも端から端まで10万年かかるということ。これを真横から見た時の姿が、私たちが見る天の川です。

 

 

○そして宇宙には1000億の銀河があり、その一つ一つの銀河には平均1000億の星があると言われています。知的生命体は地球以外の場所にも存在するかもしれませんが、私たちの知ることのできる範囲では今のところ発見されていません。これだけ無数の星がありながら、知的生命体が住む場所はそれほど多くないということは、地球のような知的生命体が生活できる惑星を誕生させるには、それだけ壮大で大掛かりな仕掛けが必要であることを物語っていると思います。

 

○(スクリーンに写真を写しながら)これは月の地平線から地球が昇ってきたところ、つまり「地球の出」です。(さらに、神社などの写真を写しながら)いろいろパワースポットと呼ばれる場所がありますが、私は地球こそ本当に「宇宙のパワースポット」ではないかと思っています。私たちはこのような美しい地球を生命が住めないようにしてはならない。そのために私たちのライフスタイルを大きく転換してエシカル(倫理的)な生活を心がけるようにしなければならない。

として、今地球が、人類の生活によっていかに痛めつけられているか、そしてその影響として大変な危機を迎えようとしている。子供や孫たちに負の遺産を残してはならない。と強く訴えかけられました。

 

 ≪地球の出≫ 探査機KAGURAが撮影したもの。

 

そして、これはその繁栄ゼミナールのチラシ。

 

以上、山本良一先生の話のごく一部の紹介でした。ありがとうございます。

 

神の愛、倦(あ)くことなく我を照らす。

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