気の向くままに

山、花、人生を讃える

ウクライナに栄光あれ!

2022年03月25日 | 社会

今、世界中の人々がテレビに映し出される映像を見ながら、心を痛め、ウクライナに1日も早い平和が戻ることを願っています。

私もその一人ですが、ウクライナの人々を思いながら、このような絵を祈る気持ちで模写させてもらいました。

  

 

     

     

     

     プーちんよ、いい加減にしないか!!


ウイルス感染の原因について

2021年01月10日 | 社会

新型コロナウイルスの感染がここにきて急速に広がり始め、私たち人類を不安に陥れていますが、1月9日時点での新型コロナによる世界の死亡者数は190万を超えたとのこと。間もなく、200万人を超えそうな勢いです。

 

このへんで、新型コロナを含むウイルスの感染のそもそもの原因はどこにあるのか、もう一度識者たちの声を聞くのも無駄ではないと思い、過去記事からピックアップさせてもらったので、読んでいただければ幸いです。

 

始めに紹介するのは、BS1でスペシャル番組として放送された「ウイルスVS人類~未知なる敵と闘うために~」という番組からですが、そのナレーションでは次のように述べていた。

 

≪ナレーション≫

○未知のウイルスと戦う人類、そのリスクを高めているのが人類が排出する二酸化炭素による地球温暖化である。2015年、シベリアの永久凍土でフランス国立科学研究所などのチームが3万年前の地層からモリウイルスという新種のウイルスを発見した。温暖化によって永久凍土が解けた場所で見つけたモリウイルスは極めて増殖能力が高い全く未知のものだ。

 

○リスクは森林にも拡がっている。1998年、マレーシアでニパウイルスと呼ばれる、それまで全く知られていなかった病原体が人に感染し、100人以上の死者が出た。ニパウイルスはオオコウモリから発見された。マレーシアでは養豚業が盛んになるにつれ、森林が伐採され、大規模な養豚場がつくられるようになった。その結果、今までジャングルに潜んでいたウイルスが豚を介して人へと感染したとみられる。
 温暖化はウイルスの拡散を加速させる。その一つがジカウイルスの感染症、ジカ熱です。妊婦に感染すると胎児の発育に影響し、脳が未発達のまま生まれることがある。従来、ジカウイルスの感染は赤道付近の熱帯地域に限られていたが、温暖化の影響で媒介する蚊の生息域が拡大し、今や日本での感染も危惧されています。

 

そして、その番組に出演していた国立環境研究所の五箇公一さんは次のように述べている。

○気候変動を引き起こしたのは、経済格差を埋めようとする工業の発展が、途上国で、かつての先進国以上に速い速度で起きている。.【中略】 開発と森林伐採という破壊、それが急速に進む中では、そこに閉じ込められていたウイルスたちが、まさに人間という新しい住処を得て、それが今、北と南がつながることで北の人口密集地に入り込むという図式が、1980年以降からずーと続いているわけですよね。
気候変動を起している開発とグローバル化に、実は今このウイルスが便乗しているという状況がある。
南の人たちが森林を伐採しなくてもいいようにするにはどうしたらいいかというのが、大きな課題なんだが、未だそのゴールには到底たどり着かない。そのしっぺ返しとして、感染症の問題も起こっているのだと思う。

 

次は、.チンパンジーの研究で有名といわれるオーストラリアのジェーン・グドオール博士が、同国のABCテレビのインタビューに答えたもので、次のように語っている。

○今回の新型コロナウイルスによる大規模な感染症拡大は、「人間の地球規模の自然と動物軽視」が原因である。つまり、ウイルスが動物から人間に感染する原因の一つは、動物の生息地の減少と大規模農法にともなう森林伐採が原因となり、動物同士の、また動物と人間との接触が深まり、異種間での感染に結びついている。

 

また、同じくオーストラリアのチャールズ・スタート大学の生物学者、アンドリュー・ピーターズ博士は、今回のコロナウイルス感染症のほかにも、同国ではいくつかの感染症の危険が拡がっていると指摘し、その一つであるヘンドラウイルスによる感染症について、次のように語っている。

○このウイルスはコウモリから人と馬に感染して宿主を死に至らせるものだが、オーストラリアの海岸地域から森林が失われ、冬場のコウモリの生息地が減少していることが原因である。

 

また、アメリカのある科学者は感染症が人間へと感染する経路について、次の3つの経路を挙げている。

一つは、野生動物の肉を食べること。
一つは、感染動物が食べた果実や野菜を食べること。つまりネズミやコウモリが食べた後の、まだ尿とかがついているようなものを人間が食したとき。
一つは、ジャングルに近接した農場、つまりジャングルを切り開いて家畜の牧場にした場合など、野生動物から家畜、そして人間へと感染する経路。

 

このように、拡大する肉食の需要にこたえるために、森林を伐採しながら、野生動物の生息域の中に人間が入り込んでいることが原因として挙げられていて、ウイルス感染症は、いかにも人類が災難に遭っているように見えるが、実は動物の肉を食すところの人類こそが此の災難の原因者ということを知らなければならないのではないだろうか。

 


地球にやさしい

2020年12月21日 | 社会

先日テレビで「食が地球を救う」という番組があり、それを録画して見たのですが、是非、多くの人に見てもらいたいと思うようなとても良い番組でした。

 

その中で、2019年のIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の発表によると、人間の活動によって吐き出される温室効果ガスのうち21~37%が食に由来するとのことでした。

 

そして日本国内に於ける食品ロスのうち、事業者からは54%で、家庭からは46%とのことでした。
また、最近は家庭よりも企業の方が環境意識が高まって来ているとのことで、その企業努力についても紹介されていました。

 

また、生ごみについてですが、その多くはリサイクルされず焼却されるのですが、それを燃やす燃料や助燃剤等の費用は国民の税金であること、生ごみの殆どは水分で燃えにくいこと、そこから排出される二酸化炭素の量が馬鹿にならないことなどから、コーンポストを利用することが如何に地球にやさしいかの話が詳しく紹介されていました。

 

わが家でもコーンポストを利用していますが、これは家内がしていることで私は詳しくは知らないが、とにかく生ごみが微生物によって分解され、畑に利用される有機肥料となり、やがては無農薬野菜となって食卓に還元されてきます。

 

そして都会に住む人でも利用できる段ボールコーンポストとか、バッグ式のコーンポストなどが紹介され、少しでも多くの人に利用してもらうよう普及させていきたいという話が紹介されていました。

 

これによってゴミの焼却量が減り、有機肥料となって、やがては無農薬野菜となって還元されることになれば、こんな地球にやさしいことはないと思ったことでした。

 

写真は我が家のコーンポストです。   

  

 

○我々は人生の行路に於いて、時々は予想外の出来事にぶっつかり、失望や、困難や見せかけの損失に出会うことがあるであろう。併しながらこれは決してその人の魂の進歩にとって悪ではないのである。何故ならば、唯一の善は、魂の進歩のみであるからである。  谷口雅春著『愛と光の生活』より 


続 学術会議の件で学んだこと

2020年10月20日 | 社会

先ほど、しばらくブログを休止するとの記事を出したばかりですが、たった今、YAHOOのニュース一覧を見ていたら、
「日本学術会議任命拒否問題」、たった一つの論点。これさえ読めばデマや論点そらしには惑わされない
というタイトルが目に留まり、少し長い記事でしたがそれを読みました。なかなか説得力のある意見で感心しながら読んだのですが、説得力があるだけに、そしてわたしは菅総理を応援したい気持ちもあるので、反論したくなったのでした。
とても重要なところだと思うので、一緒に考えて頂けるなら幸いです。

 

さて、この記事には次のように書かれていました。

○日本学術会議法にこういう条文があります。
≪日本学術会議法 第七条≫ 会員は、第十七条の規定による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する。

この「推薦に基づいて、任命する」の解釈が何なのか、という話なんです。例えば、憲法6条にこういう条文があります。

 ≪日本国憲法 第六条≫ 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。 天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。

通常、「基づいて任命する」というのに拒否権があるとすると、天皇も総理の任命を拒否できるのか?みたいな法解釈が出来てしまいます。 つまり、「推薦に基づいて」というのは、その推薦をそのまま丸呑みする、推薦された人を全員任命することを前提に行われているわけです。

 

と、このように書かれていたのですが、皆さんはこの解釈をどう思われるでしょうか。

 

以下は、これを読んで私が思ったことです。

この記事には、次の2つのことを同列に扱っています。
①(日本学術会議の)会員は、第十七条の規定による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する。
②天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。

しかし、これは同列に扱うことはできないと思うのです。
何故と言えば、「推薦に基づいて」「指名に基づいて」とでは、「基づいて」は同じでも、「指名」と「推薦」とでは明らかに違うのではないでしょうか。推薦は、あくまで推薦だと思うのです。

それに総理大臣は選挙、あるいはそれに所属する人の総意として指名されるのですが、学術会議の推薦は不透明でハッキリしないのですが総意とは言えないことは確かのようです。この2つの理由から、この場合の「指名」と「推薦」とは、私が思うには。まったくその重さが違うように思います。ですから、これを同列に並べて論じるのは間違っていると私は思ったのですが、どうなんでしょうか。

 

追記  前の記事の 「ブログ休止のお知らせ」 もどうぞお読みください。

 


「学術会議」の件で学んだこと

2020年10月17日 | 社会

日本学術会議が会員として推薦した105人のうちの6人を、総理が任命しなかったことがマスコミの話題になっています。
そして多くの学者やマスコミが、「学問の自由に対する侵害である」と言っている。

 

わたしはこの件がニュースになりはじめた時、「日本学術会議」という組織があるのを初めて知った。だから、学術会議について何の知識もなかった。

 

この時期、菅総理は誕生したばかりなのでマスコミや国民からの注目度が高い。そんな時に、このような批判を浴びやすい、マスコミの格好の餌食となりそうなことをするには、よほどの覚悟であり、きっと「正しい」と信じてのことに違いない、と言うのが私の最初の印象でした。

 

そしてこの自分の印象が果たして正しいのか、それともマスコミが言うように「横暴・独裁的なのか」、大いに関心があって、これに関する識者たちの毎日の記事に眼を通してきました。

 

そして、日本学術会議について知り始めて、だんだん学術会議そのものに問題点があることを知るようになり、更に昨日は、「これだ!」という、自分なりの最終回答を見つけ、それによってもやもやが解消し、すっきりすることが出来ました。以下に何がどうすっきりしたのか、その点について書かせてもらいます。

 

まず私が知った学術会議の問題点ですが、昔から科学者たちの頭脳が戦争兵器開発のため国家に駆りだされ、利用されて来ました。(もちろん、国を愛する気持ちから進んで参加した科学者も多い。ただ、戦後はその事を恥じている人が多いかもしれない)

 

そのような反省から、日本学術会議は、「軍事に利用される研究はしない」という声明を出し、その事に力を入れてきているとのことです。それは私にもよく理解できます。

 

ところが、その一方で、2015年に中華人民共和国の「科学技術協会」と相互協力する覚書を締結しているとのこと。中華人民共和国は一党独裁の国ですから、民間もへったくれもない国です。ですから、いつでも科学者の研究が軍事に利用できるのですから、「軍事に利用される研究はしない」という声明に反すると思う。日本にだけ、これを適用し、覇権主義を地で行くような国と相互協力するなどは、明らかに矛盾であり、ダブルスタンダードと言われても仕方がありません。

 

それに、国基研理事・北海道大学名誉教授の奈良林直と言う人が「学術会議こそ学問の自由を守れ」という記事の中で、こんなことを書いておられました。

○北大は2016年度、防衛省の安全保障技術研究推進制度に応募し、微細な泡で船底を覆い船の航行の抵抗を減らすM教授(流体力学)の研究が採択された。この研究は自衛隊の艦艇のみならず、民間のタンカーや船舶の燃費が10%低減される画期的なものである。このような優れた研究を学術会議が「軍事研究」と決めつけ、2017年3月24日付の「軍事的安全保障研究に関する声明」で批判した。学術会議幹部は北大総長室に押しかけ、ついに2018年に研究を辞退させた・・・と。

もしそれが事実なら、私には、菅総理が任命しなかったことより、こちらの方がよほど横暴なことに思えました。このように、私から見れば、学術会議にはそういう問題点があるのですが、しかし、これを問題とするかどうかは人それぞれというところがあります。それで私はもやもやしていたのですが、昨日、私のそんな気持ちをすっきりさせてくれる記事に出会いました。

 

それは東京大学で宇宙物理学を研究している戸屋友則と言う人が、『天文月報』2019年1月号に寄稿された「学術会議声明批判」と題した記事に書かれているもので、以下は、それを紹介する記事からの引用です。

 

○「いかなる軍事研究も禁止されるべきである(学術会議の声明)」という考えが、現在の研究者あるいは一般社会の間で広くコンセンサスを得ているとは到底思えません。「軍事」と「戦争/平和」の関係はそう単純なものではないでしょう。戦争の惨禍が軍事によって生み出されるのは自明ですが、一方で、パクスロマーナの例を持ち出すまでもなく、平和を生み出し維持するうえでも軍事というものが大きな存在となっていることは、古今東西の人類史を見ても明らかです。

 

○こうした極端に理想的な平和主義は、やはりイデオロギーと呼ぶべきものでしょう。[中略]個人としてどのようなイデオロギーを持とうが勝手ですが、すべての人に一つのイデオロギーを押しつけ、従わない人は審査制度を作って取り締まれというのは、私には「戦前の裏返し」にしか見えません。

 

○安全保障と科学についての議論は、第2次大戦におけるわが国の状況に対する反省から始まっているわけですが、学術界として何を反省すべきかと言えば、それは「軍事研究をしたくない人に強制的にさせてはならない」ということに尽きるのではないでしょうか。・・・引用終わり。

 

そうなんです。引用が長くなりましたが、

「学術界として何を反省すべきかと言えば、それは「軍事研究をしたくない人に強制的にさせてはならない」ということに尽きるのではないでしょうか。

 

私はこれを読ませていただいて、「そうだ、そうだ、まったくその通りだ」と、思ったのでした。

 

≪追記≫
ちなみに、その記事を紹介した記者が、公に学術会議を批判した戸谷教授にその気持ちを尋ねたところ、このような返事が返って来たとのことです。

○学術会議から声明が出て、天文学会でも年長者の先生方が同じ方向で意見をまとめようとする動きがあり、このままでは意見の多様性や研究の自由が縛られるという印象を持った。特に、若手の研究者の間に萎縮して意見を言えないような雰囲気があって、私のような世代(編注・戸谷教授は48歳)が代弁すべきと思ったのです。若手からは『よくぞ書いてくれた』、年長者のある先生からは『反省したよ』と言われました。・・・と話されたとのことです。

 


「村八分」の本当の意味

2020年09月13日 | 社会

昨日はフルタイムの仕事で疲れたが、夜、生長の家関係のオン・ライン講話があり、それを視聴しました。
その中で「村八分」という言葉についての説名があり、それがとても良かったので紹介させてもらいます。

 

メモはしてなかったので、「村八分」について書かれていた本の題名や著者は覚えていないが、ともかくその方面の研究者であることは間違いありません。

 

その研究者によれば、「村八分」は「村八分」であって「村十分」ではないということらしい。
それはどういうことかと言うと、八分についてはお付き合いしないが、あとの2分については別である。あとの2分とは、一つは火事に見舞われたとき、一つは家族の誰かが他界したときで、この場合はお付き合いさせていただくというわけで、そこから「村八分」という言葉が生まれて来ているそうです。

 

だから、「村八分」と言うと、今までは「村からのけ者にされている」という「冷たい仕打ち」のイメージでしたが、この話を聞くとそうではなく、本来なら村からのけ者にされても仕方がない処だが、火事に見舞われたときとか、家族の誰かが他界したそんな重大事の場合は別である、と言うのだから、これは「仕打ち」というより、むしろ「やさしさ」のように感じられたのでした。それで、日本人はやっぱり優しいところがあるんだなと、嬉しい気持ちにならせてもらった次第です。

 

結論を言えば、「村八分」は「村10分」ではなく、どんな場合でも2分については別であると、そんなやさしさが含まれている言葉なんだと思いました。

 

話は少し変わりますが、思い出したので書かせてもらいます。
私が初めて船に乗ったころに比べて、今では税金対策でパナマ船籍とかリベリア船籍が多くなって、日本国籍の船はうんと少なくなっているし、また船員も、経費節減で外国航路に乗る日本人船員も本当に少なくなっていて、多くが東南アジアの船員によって運行されています。

 

それで20年ほど前のことになりますが、あるフィリピン人船員に「日本の船に乗っていてどうか」と聞いたことがあります。すると彼は凡そ次ように答えてくれました。

「日本人は吾々を差別せず対等に付き合ってくれるから、同じ乗るなら日本の船に乗りたい。だけど、お金が欲しい人はイギリスの船に乗る。でもイギリス人は吾々を差別するから、私は日本の船がいい」と言っていたのを思い出しました。

 

        


コロナ禍がもたらした良い点

2020年08月04日 | 社会

新型コロナの感染がわれわれを脅かしているが、そのコロナ禍も一つ良いことがある。

 

中華人民共和国は第2次世界大戦後の1949年に建国された国で、私の誕生年と同じである。
この国を一般に中国と呼称されるが、正しくは戦後に、新たなイデオロギーをもって建国された国である。したがって興っては消えていった歴史上の国々と土地は同じ地理上にあっても、イデオロギーはまるで違う別の国なのである。中国と言うと、さも同じ一つの国が連綿と続いているような錯覚を覚えるが本当はそうではない、と言うのが私の感覚だ。

 

その意味で私は中華人民共和国のことを中国ではなく、中共といわせてもらうのだが、この国とアメリカはトランプ政権になって中共に批判的政策をとるようになり、貿易摩擦からさらに発展して、しきりに中共に対して矛を向けるようになった。それに歩調を合わせて、今までは親中政策をとって来たオーストラリアをはじめ、ヨーロッパ各国も中共に対して敵対的意見をはっきりモノ申すようになった。これはコロナ禍がもたらした良い点だといえるだろう。

 

これらの国々は、中共の市場が大きいからと、経済を優先して、チベットやウイグルにおける人権弾圧や、香港での人権抑圧に目を瞑り、口を閉じ、南シナ海、東シナ海における横暴に対しても我関せずで、ひたすら中共の機嫌を損ねないようにしていた。

 

ところが新型コロナの感染を早くから知りながら、それを公表せず国連のWHOまで金で味方につけ、隠していたことがわかってくると、経済的打撃の大きさ故に、各国は黙ってはおれなくなったのである。彼の国が、人から人へと感染することや、武漢の惨状を隠して公表しなかったために、武漢や中共各地からたくさんの人がヨーロッパへと移動し、一挙に感染が広がってしまった。最初に感染爆発したイタリア北部は中国からの移民が特に多いとのことだし、同様にスペイン、イラン、ニューヨークもこの国からの移民が多い。

 

つまり中共のだんまりのために、大きな経済的被害を受けたのである。こうして中共の信用はがた落ちとなった。

 

さらには確かめたわけではないから本当のところは知らないが、いろんなニュースに出ているから、まんざら出鱈目ではないと思って書かせてもらうのだが、だんまりを決め込んでいるうちに世界中からマスクを買い集め、それによって自分の国のコロナ感染を抑え、騒動が落ち着いたら、今度は救世主のような顔をしてマスクなどを贈っている。ところが粗悪品が多く突き返されたりして、こういうところからも信用を失っているようだ。

 

このようなわけで、ようやく世界はこの中共という国が、21世紀にふさわしくない、平和を脅かす国であることを知り始め、これまで中国様さまだったドイツそしてイギリスの首相、さらにフランス大統領もここへきてはっきりと中共批判するようになったのである。
そしてアメリカ大統領は「我々は手を繋いで中共に当たらなければならない」と呼びかけるまでになった。

 

子供のいじめも黙っていてはエスカレートするばかりで、これを止めようと思うなら、勇気を出して皆が声をあげるようにならなければならない。どこの国も経済を優先しすぎるから、却って困ることになることは歴史も教えてくれているのである。

 

そもそもの発端は、台湾が中華民国と言われていた頃は、中華民国は中国の正当政府だと世界から認められていた。ところが中共の毛沢東政府が力をつけ始めると、単に市場が大きいという損得計算から中華人民共和国との付き合いを優先し、世界も日本も、中華民国を捨てて、中華人民共和国を正当政府と認める選択をした、そこに間違いがあったのである。

 

他の国はともかく、道義を大切にする日本が、このような弱い者いじめのようなことをしてはしてはいけないのだ。大人がこんなことをするから、子供まで後に続けと見習い始めるのである。子供のいじめは、実は大人の問題なのである。

 

今日は少し重苦しい話になりましたが、最後に私が丹精こめて描き上げたトウモロコシ、どうぞ見て、食べた気になってください。
私などは見ているだけで涎が出そうになります。(笑)

    

実はブログに載せるのにこれではいけないと、もう一度書きなおしたが、あまりよくならなりませんでした。

 

 


「ある国の横暴」と「ある青年の勇気」

2020年05月21日 | 社会

書きたいと思うことがなくなって更新しなくなると、つい面倒になり、前回の更新から2週間もご無沙汰してしまいました。それにもかかわらず毎日150人を超える方からの訪問があり、いくらかは退屈しのぎになっている所があるのだろうと有難く思っています。

 

さて、取り立てて書きたいことがあるわけではありませんが、最近、ニュースで知った中華人民共和国(以下、中共と言わせてもらいます)というお国の仕業に、「えっ?こんな時に、こんなことを!」と、その横暴さに少し腹立たしい気持ちになっています。

 

というのは、日本の領海内である尖閣諸島付近で、中共の海警局の船4隻が、日本の武器を持たない無腰の漁船を追尾した、つまり追い掛け回したとのことである。

 

南シナ海では、これより先に、同じく中共の海警局の船がベトナムの漁船に追突して転覆させているとのニュースもありましたから、当然、日本漁船もこれと同じ目に遭いかねないので逃げるわけですが、それをまた追いかけたとのこと。

 

なんとこの21世紀に、そして国連の常任理事国である国が平気でこんなチンピラにも劣る乱暴なことをしているわけです。幸い日本の巡視艇が駆けつけて、日本の領海から直ちに出るよう警告を発して、事なきを得たとのことですが、おちおち、漁もしておれないらしいのです。

 

空からの領空侵犯も増していて、日本はそのたびにスクランブル発進させられているわけで、それだけでも、余分な燃料を使い、それだけ余分な二酸化炭素も排出する羽目になっている。「いったい何のつもりなんだ」と言いたいところである。

 

一体この国は、自分の国から発生したコロナウイルスが原因で、多数の死者が出ることになり、世界中が大変なことになっているのに、それを申し訳ないと思うどころか、その混乱の隙をつくように、こんな乱暴狼藉を働いているのであるから、実に許しがたい仕業だと思う。

 

書き出したついでに、もっと書きたい気がしているが、止まらなくなるから、ここでストップすることにします。

 

それで思い出しましたが、昨日、ある方のブログで、ある若い日本青年が、平和を求めているのは皆同じ筈との思いで韓国へ渡り、「平和のために、ハグしましょう」というようなプラカードをもって街角に立つた時の様子を映した動画を見せてもらいました。すると、始めは「?」だった韓国の若い人たちが、次から次へと彼とハグしはじめる様子を見て、彼の勇気と、それに応える韓国の青年たちの魂に、思わず目頭が熱くなりました。

この青年の勇気ある行為に免じで、中共の許しがたき狼藉、今回は許すことにいたす。
ただし、国賓としての招待はなかったものと思ってもらいたい。よろしいな!

 

ということで、話は変わりますが、

 下の写真は妹の北海道土産のエゾカンゾウです。このレモン色が好きですが、今年は少し色が薄いようです。


高度に進化した宇宙人と社会

2020年05月06日 | 社会

前回の記事でUFOを話題にしましたが、もっと書きたくなったので書かせてもらいます。

 

『神との対話』(ニール・ドナルド・ウオルシュ著)という本は、その第1巻は、誰もがぶつかる人生上の個人的な悩みや問題点、第2巻は、どうしたら平和な国際社会が築けるか、そして第3巻は、宇宙のどこかにある(たくさんあるらしいが)高度に進化した文明のことが書かれています。

 

事実かどうかは別にして、事実なら彼らがどのような生活をしているか興味があるし、また、嘘だとしても、それに見習うことができなくても、参考になりそうに思うので、紹介させてもらいます。

 

以下は、その本から抜き書きしていたものを、更にそこから短く抜き書きしたものです。見出しは私が勝手につけたものだし、順序や文章はすべてがその通りではありませんが、ともかく要点のごく一部を抜き書きしたものです。
註 HEBは高度に進化した生命体を意味しています。)

 

≪コミュニケーション≫

○HEBは誰も感情を隠さない。そんなことは自滅的だと知っているから。感情を隠しておいて、誰もわかってくれないと文句を言うなんてことが理解できない。HEBの社会では、コミュニケーションの目的はお互いの真実を知ることだ。だから、HEBには「嘘」という概念がどうしても理解できない。真実でないことを伝えて思いを通すというのは、HEBにしてみれば勝利というにはあまりにむなしく、勝利どころか恐るべき敗北だ。

 

○記憶にないほど遥かな昔に、音声でコミュニケーションをしていたころ、真実でないものは役に立たないことを学んだ。地球では、社会の大半は秘密を基盤にして出来上がっている。多くの人が、人生とはお互いに話すことではなく、隠すことで何とか成り立っていると信じている。あなたがたの全部がそうではない。例えば古代文明や先住民たちは、そんな規範に従ってはいない。

 

≪所有≫

○HEBの言葉には所有格は存在しない。「わたしの車」ではなく、「わたしが今使っている車」になる。「わたしの子供たち」ではなく、「わたしが一緒にいる子供たち」になる。「今、ともにいる」「今、ともに存在する」という言葉が、「所有」に一番近い。そして「今、共に存在する」ことは贈り物だ。それが生命の「真のプレゼント」だ。

 

≪健康と長生き≫

HEBはどうやってそんなに長い間、身体にとどまっていられるんですか?

○まず第1に、彼らは大気も水も土地も汚さない。植物や動物を育てる土地に化学物質を注ぎ込んだりはしない。土地や動物の餌になる植物を化学物質漬けにして、次に動物自身を化学物質漬けにし、それから自分の体内に化学物質を取り込むために、その動物を食べたりはしない。HEBはそれが自殺行為であることをわきまえている。じつは、HEBは決して動物を食べない。あなたがたの身体は素晴らしい被造物で、あなたがたさえその気になれば無限に「長持ちする」ようにできている。

○HEBの心理的行動もあなたがたと異なっていて、それが同じように長寿につながる。つまり、HEBは決して心配しない。人間の「心配」とか「ストレス」という概念がどんなものか理解できないだろう。HEBは「憎悪」しないし、「激怒」や、「嫉妬」も感じないし、パニックも起こさない。したがってHEBの体内では、有害で自滅的な生化学的反応も起こらない。HEBはそういうことを「自ら喰らう」という。HEBは別の存在の肉体を食べないように、自分の肉体も食べないのだよ。

 

≪仕事・労働≫

人が嫌がる肉体労働はどうなりますか?

○そもそも「人が嫌がる肉体労働」という概念がHEBにはないんだよ。HEBにとって「労働」は、高度な自己表現だ。だから、あなたがたの言う「単調で骨が折れる」とか、「時間外労働」とか、「プレッシャー」という経験は、HEBには存在しない。彼らは、「人を出し抜く」「トップに上り詰める」「成功する」と言ったことを考えない。あなたがたの「成功」という概念そのものが、HEBには異質だ。だからその反対の「失敗」も、存在しない。

 

それじゃ、HEBはどうやって達成感とか、完成の喜びを味わうんですか?

○「競争」「勝利」「敗北」といった価値システムを中心に作り上げられた仕組みとは関係ない。人間の社会では、学校までもそうだが。HEBは社会にとって本当に価値あることを十分に理解し心から評価し、感謝することを通じて達成感を味わう。達成とは「価値を実現」することであり、価値は、「名声」や「富」を得る」ことではない。 

 

≪気候≫

○星の気候は太陽からの距離とか、大気で決まるが、その条件の中でできることはたくさんある。環境をコントロールすることによって。大気のある状態を創造したり、しなかったりすることによって。あなたがたは大気中に非常に危険な物質を置き、非常に大切なものを取り去っている。 

 

わたしたちは樹木を1本切るごとに2本の苗を植えていますよ。

○そうだね。その苗が切り倒された古木と同じ酸素をつくるほどの大きさ、強さに生長するには、ほんの300年もあればいいだろうな。地球の大気のバランスを維持しているアマゾンの熱帯雨林に変わる植物の酸素工場をつくるには、2,3千年かかる。

 

≪戦争・紛争≫

戦争も紛争もないんですか?

○ない。高度に進化した存在はすべてを分かち合い、相手が力で奪い取りたいと思っているものは与えるからだ。いずれにしても、すべては万人のもので、「与えた」ものが本当に欲しければ、いつでも創造できることを認識しているから、そうするのだ。「所有」とか「損失」という考え方は、HEBの社会にはない。彼らは自分が物質的存在ではなく、いま物質的に存在しているだけだということを知っている。 

 

誰かがHEBの存在を脅かしたとしても、紛争にならないんですか?

○争いはない。彼はただ、身体から抜け出す。文字通り、身体を相手に置いていく。それから、そうしたいと思えば別の身体を創造するだろう。完全に形ある存在となって物質的な世界に帰ってくるか、愛し合う者同士が新しく生み出す子供として戻ってくるだろう。物質的な世界に帰ってくる方法としては、その方がずっと素晴らしい。高度に進化した社会では、新しく創造された子供は最も尊重される。生まれた子供の生長は比類がないから。

 

≪技術≫

○あなたがたの現在の技術は、懸命に活用する能力を超えそうになっている。技術が社会の産物ではなく、社会が技術の産物になりかけている。社会が技術の産物になると自滅するよ。 

 

○宇宙の仕組みがわかってくると、破壊する危険も大きくなる。その意味では、無知こそ幸せという場合もある。宇宙そのものが最大の技術だ。完璧に自動的に働いている。ところが、あなたがたが手を出して、宇宙の原則や法則をひっかきまわすと、その法則を破壊する危険がある。 

 

○あなたがたは自分が住む星の生態系を切り崩しているのに、そんなことはしていないと言い続けている。しかも、それだけではまだ足りないように、生命そのものの生化学をいじっている。クローンや遺伝子工学に手をそめ、そのさいに人類という種にとって恩恵になるように慎重に配慮するどころか、史上最大の破滅になりかねない危険を冒している。注意しないと、これに比べれば核や環境破壊など子供の遊びでしかないという危険が生じるよ。発達する医学で身体の機能を代替しようとして、人類全体を滅ぼしかねないほどの耐性をもったウイルスをつくり出してしまったではないか。 

 

≪その他≫

○「不足」、「足りない」という人間の意識、それが、すべての不安、プレッシャー、競争、嫉妬、怒り、葛藤、そして殺し合いの根本原因だ。これと、すべては一つではなくて「ばらばらだ」という信念、それがあなたがたの人生をみじめにし、人類の歴史を悲しいものにし、万人のためにという貴重な努力を空費させている原因の90%を占めている。この2つの意識を変えれば、すべてが変化するだろう。

 

○HEBは「何が役に立つか」を見抜いて「ありのまま」を言う。

個人でも、社会でも、あなたがたにとって大切な判断の目安は、「善か、悪か」ではなく、その考えがあなたがたを、あなたがたの暮らしを、向上させるのに、「役に立つか、どうか」ということだ。

 

 

以上ですが、著作権を侵害しながらの大出血サービスになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。(まだ読んだことのない方で、もし、図書館で借りて読んでみようという気になって頂けたら、幸いです。)

 

 

【追記】ここに書かれている会話は、1995年当時のものだそうです。念のため。


「コロナは太陽に弱い?」の補足記事

2020年04月27日 | 社会

前回の記事で新型コロナウイルスが太陽の光に弱いというニュースを紹介させてもらいましたが、その後の4月25日のAFP時事ニュースは、「太陽光は新型コロナウイルスを急速に不活性化させるのか? 論文の公開求める声も」と題した記事を発表しているので、補足の意味で紹介させてもらいます。以下はその記事の要点です。

 

≪紫外線の種類≫について

○太陽光には波長が違うさまざまな紫外線が含まれていて、大まかには次の3種類に分けられる。

一つは、紫外線A波(UVA)  日焼けや肌の老化の原因となる、
一つは、紫外線B波(UVB)  紫外線A波よりエネルギーが強く、肌がやけどのように赤くなったり、がんを引き起こしたりすることもある。
一つは、紫外線C波(UVC)  最も危険で、動物細胞やウイルスの遺伝物質を傷つける程度が特に強い。
このうち、地球の大気を透過して地上に到達する紫外線は主にUVAであり、UVCは大気に吸収されて地上には届かない。

 

≪紫外線とウイルスの関係≫について

○紫外線A波(UVA)は、その照射時間によらずSARSに影響を与えなかった(2004年の研究による)。
また、紫外線C波(UVC)は、SARSのウイルスを15分以内に完全に不活性化させた。

 

≪ウィリアム・ブライアン氏研究報告の問題点≫について

○新型コロナウイルスが普通の太陽光にも弱い可能性はあるが、他の研究者たちは、ブライアン氏の報告について、どのように実験が行われたかの研究論文が公表されてないことに疑問を呈している。そして実験内容を共有できるよう公表されることを求めている。

以上は新聞記事の要旨ですが、原文を読みたい方はこちら 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cc053f87f05e74b27f2d3109c32d1ebd734ae5a?page=2

 

山で初めて見る花に出会ったときは嬉しいものだ。
そして、なんという名前の花かと図鑑を調べるのも楽しみの一つである。
下の写真は伊吹山北尾根で初めて見た時の、シソ科、ラショウモンカズラ(羅生門葛)です。名前のいかにも日本的なところがよい。

 


コロナは太陽に弱い?

2020年04月25日 | 社会

既にご存知の方も多いと思いますが、念のため、そして自分のメモとして書かせてもらいます。

 

AFPニュース(4月24日)によれば、
ウィリアム・ブライアン氏 (米国土安全保障省長官の科学技術顧問) が「太陽光には、物質の表面と空気中の両方に存在するウイルスを不活性化する作用があるとみられる。また温度と湿度にも同様の作用が見られる」と話し、次のような実験結果を示したとのこと。

 

①ウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度20%の無孔質の表面で18時間だった。
                                       
(無孔質の表面には、ドアノブやステンレス製品の表面などが含まれる)

②湿度が80%に上昇すると、半減期は6時間に減少し、これに太陽光が加わると、わずか2分にまで減少した。

③新型ウイルスが空気中に漂うエアロゾル(飛沫)状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%で1時間だった。
これに太陽光が加わると、1分半にまで減少した。


その上でブライアン氏は、

○夏のような状況は感染を減らすことができる環境を生み出すだろう。しかし、感染が減少しても新型ウイルスが根絶されたわけではなく、対人距離の確保を求めるガイドラインを全面的に廃止することはできない。

 

と話したとのこと。これが事実とすれば、朗報のひとつにはなりますね。

 

≪新型コロナウイルス、太陽光で急速に不活性化≫は、ここです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3280112?pid=22325155

 

 

尊敬する『生きがいの創造』シリーズの著者、飯田史彦さんはブログ(飯田史彦研究室)の中で、
世界的なコロナ騒動をきっかけにして、大きなブレイクスルー(生き方や価値観の転換)が起きると予測されています。

 

そして、思い出したのが、3ヶ月ほど前、時たま行き着いたどなたかのブログに書かれていた、『空にみずうみ』(佐伯一麦著)という小説を読んでの感想でした。とても印象深かったので、メモさせてもらっていたのですが、それがこれです。

 

○庭の草花、虫たち、公園の木々、動物、猫や犬、そういったささいなものたちが人々とともに暮らしていることがわかります。その「普通」さがとても平凡ゆえに、震災の経験を経ると、それらがとても貴重なものに思われてきます。・・・というものでした。

 

凡人故、すぐ忘れてしまうのですが、自分があの大震災の経験者の気持ちになることの大切さを改めて感じました。

 

        写真はフウロソウ科 ヒメフウロ(姫風露) 。 以前、伊吹山で撮った(5月12日)もの 

       


友からのお薦め番組

2020年04月01日 | 社会

友達がメールで下記のテレビ番組を見ることを薦めて来たので、録画するつもりです。
今回は再放送で、友だちは初回の放送で見て薦めてくれているので、有意義な話がきけるかもしれないと期待しています。
期待外れになるかもしれませんが、興味のある方はどうぞ。

 

以下はNHK番組欄からコピーしたものです。

 

BS1スペシャル「ウイルスVS人類~未知なる敵と闘うために~」

[BS1] 2020年4月1日(水) 午後9:00~午後9:50(50分)

ジャンル ドキュメンタリー/教養>社会・時事

 

番組内容
世界を襲う新型コロナウイルスの感染爆発。インフルエンザやペストなど感染症の歴史や、将来の未知のウイルスの脅威を学び、不安を乗り越えていく対策を3人の専門家が提言

 

詳細
新型コロナウイルスのパンデミック(感染爆発)が世界を揺るがす。我々に何ができるのか?3人の専門家が徹底的に語り合う

 

【出演】押谷仁(東北大・専門家会議メンバー)、五箇公一(国立環境研究所)、瀬名秀明(作家)

 

▽ペストやインフルエンザ、SARSなど感染症との闘いの歴史はコロナ対策に生かされている?

▽地球温暖化とグローバル化の加速、未知の感染症の脅威にどう備える?

▽“見えにくいウイルス”との困難な闘い

 

≪追記≫
昨夜、家内のスマホに厚労省を名乗る者から、メールで「あなたの現在の体調についてお知らせください」というようなメールが来たそうです。若し本当なら事前に通知がある筈で、いきなり個人にそんなメールはおかしいということで、詐欺グループの仕業に違いないと判断しました。皆様もどうぞお気を付け下さい。


肉食と地球温暖化

2019年08月29日 | 社会

九州北部が長時間の豪雨で川が氾濫し、街全体が濁った水に浸かり、大きな被害が出ている。

「こんなことは初めて」というような異常気象が、日本だけでなく、世界中で毎年のように起きるようになってきた。

 

日本の安倍総理は、外交ではよく頑張っていると思うが、もっと温暖化対策に力を入れて欲しいと思う。

経済的繁栄がつづいても、その分温暖化が進み、被害額が大きくなれば、繁栄も意味がなくなる。

 

テレビも温暖化が進んでいることを放送しながら、肉食との関係については一向ふれない。それどころか観光やグルメ番組では、ブランド肉を紹介し、おいしそうに肉に舌づつみを打つ食レポシーンがよく出てくる。まるで「もっと肉を食べ、豊かな暮らしをしましょう」とでもいいたげだ。

 

こういう人たちは、肉食と温暖化の関係を知らないのだろうかと思い、試しにYahooで「肉食と地球温暖化」で検索してみた。するとちゃんと、そう言った記事が出てきた。

 

少し紹介させてもらうと、

「肉消費量の削減が地球温暖化防止に一役?」 (2019年08月26日)  の記事では、米バード大学で都市環境学を専門とする
Gidon Eshel氏の「Scientific Reports」に掲載された論文を紹介している。それには次のようなことが書かれている。

○肉を植物性食品に置き換えれば、家畜に餌を与えるために必要な広大な農耕地や窒素肥料を大幅に削減できる可能性があるという。さらに、同氏は「肉の代替品(野菜や穀物)を中心とした食事は、健康面でも典型的な米国人の食事よりもはるかに優れている。

○Sheth氏は、皿の半分を野菜、4分の1を豆類や豆腐などのたんぱく質、残る4分の1を全粒穀物とする食事が望ましいが、「食事内容は急激に変える必要はない。例えば、月曜日は肉を食べない日にするなど、徐々に肉を減らしていくと良い」と助言している。とのこと。

 

また、「気候変動対策に肉の消費減が不可欠、「欧米で9割減」提言」 (2018年10月11日) の記事では、

○世界は壊滅的な気候変動を回避するために、肉の消費量を大幅に削減することが不可欠だとする研究結果が10日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

○食料生産は気候変動の大きな要因の一つだ。中でも畜産業は、家畜が温室効果ガスであるメタンを大量に排出する上、放牧地を確保するための大規模な伐採によって二酸化炭素を吸収するはずの森林が破壊されたり、持続不可能なほど大量の水が使用されたりする。例えば500グラム分の牛肉の生産には、7000リットル近い水が必要とされる。(今や世界は水不足、水不足が原因の紛争の心配も起きて来ている)

○一般市民が環境改善に明らかに貢献できる一つの方法は、肉の消費を減らすことだと論じ、植物性食料をより多く摂取する食生活への「世界規模での転換」を呼び掛けている。
 また、ずさんな管理によって生じる食品の無駄や廃棄を半減させることができれば、環境への負荷は16%減るとして、食品廃棄物の削減、環境負荷を減らすためのテクノロジーを使った農業・畜産業の実践も提唱している。とのこと。

 )

さらに、「みんなで肉を食べる量を減らしたら気候変動と闘える、国連」 (2019年8月9日) の記事では、

「野菜を中心とした食生活が地球の気候変動の悪化に歯止めをかけられると、国連の専門家が発表した」として、次のように紹介している。 

○国連の気候変動政府間パネル(IPCC)に協力した107人の科学者によると、肉や牛乳の消費量を落とせば、より少ない土地でより多くの人の食料を確保することができるため、気候変動の闘いに大きな影響を与えるという。
 じつは肉を食べるという行為の裏には、家畜を放牧する土地を増やすために森林伐採が行なわれ二酸化炭素を吸収する森林を減らしている、毎日大量の水が消費されている、温室効果ガスであるメタンを大量に排出しているなど、地球温暖化につながる事柄がたくさんひそんでいる。
 そのため、畜産業は地球温暖化の大きな原因のひとつとされてきたが、今回の調査でも、とくに欧米での肉と牛乳の消費率の高さが地球温暖化に拍車をかけていると結論づけられた。

 

など、など。

このように多くの科学者たちによって肉食を減らすことが提言されている。このことは、もっとたくさんの国民が知らなければならないことだと思う。

 

下は約1年前の「肉食・飢餓・温暖化」と題した記事のアドレスです。興味のある方に読んでいただければ幸いです。

肉食・飢餓・温暖化

 

 


愛知トリエンナーレに関して思うこと

2019年08月10日 | 社会

「愛知トリエンナーレは、2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭です。」

とのことらしい。

 

その芸術祭で、ある企画の展示が中止に追い込まれたことで、論議を呼び、物議をかもしている。
それは「表現の不自由展・その後」と題したテーマで展示された作品であるそうだが、その展示作品の中に、韓国の慰安婦像(平和の少女像)と、昭和天皇の写真を燃やす映像が展示されていたというのである。

 

それて、名古屋市の河村市長が展示を中止するよう大村愛知県知事に申し込んだ。それに対して大村知事は「言論の自由をうたっている憲法に違反する恐れがある」と反論、若しくはけん制したとのこと。

 

私は憲法をきちんと勉強した訳ではないから、違反になるのかどうかは知らない。が、言論の自由があるからと言って、何でも表現していいとは思わない。

 

しかし、この問題の本質は「言論の自由・表現の自由」云々ではなく、芸術祭の展示として、このようなものの展示が相応しいかどうか、それが事の本質ではないかと思う。

 

オリンピックというスポーツの祭典に、政治的意図があって、誰かがその示威行動をすれば、その行為は主催者によって止められるべきであり、また「恥ずべき行為」として非難されても仕方のないことである。

 

それと同じように、芸術の祭典で、我国への敵愾心の産物であるとも受け取れるような作品や映像を展示して、まさか「政治的意図はない」などと言い逃れはできまいと思う。理屈を言えば、泥棒にも3分の理で、「表現の自由」とか「論議を巻き起こすため」とか何とか云って話をすり替えることもできるかもしれない。しかし、そんな話のすり替えや、言い逃れのようなことを言っても、私には「卑怯」で「悪質」なやり口としか思えない。

 

芸術の祭典と言われるような催しで、昭和天皇の姿や骸骨か何かが映っている写真を燃やす映像など流して、どういうつもりかと、わたしは言いたい。

 

私はこのような展示を中止に追い込んだことが悪いのではなく――悪いどころか、よく止めてくれましたと喜んでいるのだが――こんな作品の展示を企画した監督を選んだのがそもそもの間違いであり、そしてこんな作品の展示をゆるしたことこそ、責任を問われてしかるべきだと、私は思う。


「ホワイト国」適用除外について思ったこと

2019年08月08日 | 社会

日本は韓国を輸出管理優遇措置から撤廃することを閣議決定した。つまり「ホワイト国」の適用から除外した。その理由として「日韓間の信頼関係が著しく損なわれた」事と、「大韓民国に関連する輸出管理をめぐり不適切な事案が発生した」事の2点を挙げている。

 

それに対して、韓国の文 在寅(ムンジェイン)大統領は元徴用工訴訟の韓国大法院(最高裁)判決に対する「経済報復だ」として日本を激しく非難している。そして「すべて日本の責任である」とも言っている。

 

だが、本当にそうなのか?
8月5日ぐらいだったか、NHKの夕方6時のニュースを聞いていたら、韓国はこの4年間で、不正輸出が156件あったことを報道していた。それに対して、ホワイト国の適用を受けていない香港、台湾の同時期の不正輸出件数は、正確に数字を覚えていないが、4~5件ぐらいで、ともかく10件にも満たない数字であった。

 

このニュースを聞いたとき、ならば日本は韓国の「ホワイト国」たるに値しない、この具体的事実をもっとはっきりと国民に知らせるべきだと思った。何故なら、韓国にそんなに多くの不正輸出件数があるなら、ホワイト国から除外して当然と、疑義を挟む余地はないし、相手の韓国から非難されるべきものでないことは、誰にもはっきりとわかるからだ。それで、パソコンで新聞記事を調べていたが、そういう話は出ておらず、なんでこんな大切なことが出ていないかと不思議に思っていた。

 

すると、7日、gooの「ニューストピックス」に

「韓国から戦略物資ダダ洩れ?優遇措置撤廃で怒る韓国の『不正輸出』リスト入手」

(https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-00047178HDK.html?from=popin)

というタイトルの記事が出ていたので、それをクリックしてその記事を読んだ。するとそこにはNHKのニュースで報道されたより、もっと具体的なことが書かれていて、しかもこの不正輸出のリストは韓国議員から入手されたものとのことである。私はこれを読んで、日本が韓国をホワイト国の適用から除外したのは当然の処置、或いはやむを得ないことで、何ら、非難されるべきことではないと知って安心したのだった。(もちろん、日本が理由もなく、何かの報復のようなことはしないと思っていた)

 

更に付け加えれば、この記事には、2017年5月の文在寅大統領就任前後で不正輸出発生件数を比較して、「就任前は年平均約18件だった不正輸出が、就任後には年平均約60件ペースに急増している。」と書かれている。

 

ああ、何をかいわんや、である。

政治に関心のない人たちにも、この事はぜひ知ってもらいたいと思って書かせてもらいました。