気の向くままに

山、花、人生を讃える

「関係」の中で生きる

2009年06月13日 | 人生
「ブナ清水」はユートピアのような良いところでした。
こんなところで、のんびり過ごせたらいいだろうなあと思います。
でも、長くて1日ですね。何のストレスもないし、何も考えることがなくなってしまって、きっとすぐ退屈になってしまいそうです。

でも、やはりいいところ、精神のオアシスです。
人間社会の中で疲れたら、また、こんなところへ来たくなるでしょう。
そして、元気を回復したら、また人間社会の中へ戻りたくなるでしょうね。

実相世界と、現象世界の関係も、これと似たような感じなのかなと思います。
そんな意味で言えば、初心者様が、書いてくださった「実相世界は退屈だ」というのは、うなづけない話ではないと思う。

多分、谷口雅春先生の著書にも言い方は違うと思いますが、きっと、このようなことが書かれているところがあるだろうと思います。

自分の記憶にはないけれど、「こんなことが書いてあった」と気づかされることが多いので、そのような観点で読んでいくと、「あ、やっぱりあった」になるんじゃないかなと思う。

人間は、人と人との関係がないところではきっと生きてはいけないのでしょうね。
他人というものがなくなり、すべてが自分になってしまったら、他との「関係」というものがなくなってしまう。やはり、これは退屈だと思う。
そのために、「全」が「個として存在するようになったのでしょうね。
コメント (10)
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