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鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

富士毘沙門天大祭の賑わい

2016年02月14日 | 議会活動

平成28年2月14日(日)

 

 富士市元今井にある妙法寺で、日本三大だるま市と称される「毘沙門天大祭」が今日から始まりました。16日までの三日間の開催となります。

 開催日は旧暦の1月7日、8日、9日ですので、来年はこの暦にあわせて開催日程が変わります。

 

 午前中は大雨警報が出され、予報通りの強風と大雨で、とてもお祭りどころではないと思っていましたが、お昼前頃から西部方面の空が明るくなり、午後からは晴れ間が覗く、また気温も上昇して5月頃の陽気を感じさせる、例年の毘沙門天大祭の記憶では「寒くて風の強い」イメージとはほど遠い、絶好の人出日和となりました。

 

 この近くには私の叔母の家があり、物心ついた頃から毎年通い続けているお祭りで、お参りの帰りに「開運ダルマ」と境内入り口階段前で古くから製菓業を構えるお店で「タンキリ」という飴に豆、特に落花生をまぶした名物みやげと、その他そこでしか買えないお菓子を購入するのが慣例となっています。

 

 ダルマは日本三大だるま市の一つということで、境内にはダルマ専門店がぎっしりと並び、長年行きつけのお店で顔見知りの方から「大勉強価格」で購入させていただきます。普通は、客が店の方と値切り交渉をして価格を決めていきますが、我が家は先方のご厚意で交渉無し。一年の無病息災と開運をダルマに託しました。

 

 お菓子屋さんは常時開業しているのではなく、毘沙門天大祭の三日間だけ限定の開業です。とはいえ、この日のために数ヶ月前から菓子づくりの準備を始め、集中販売となります。同業者も多く出店しますが、このお店が一番人気ではないかと思います。それを証明するように、祭り3日目には名物がなくなって買えないこともしばしばです。

 毎年、ここの女將とあいさつを交わすのが楽しみで、今年の話題は先日ニュースとなった近くの小学校生徒が「タンキリ」づくりの体験学習に訪れたこと。地域の文化や伝統の一部としてここのお菓子の存在を再認識し、またその作り方を体験して地域のすばらしさを継承していくのでしょう。

(毘沙門天の本堂)


(境内の賑わい)


(参道にも多くの善男男女が)

 

 ここしばらくの間、私が子どもの頃に比べると人出がかなり少なくなった様な感じもしていましたが、今日は日曜日で午後からの好天に恵まれ、多くの善男善女で賑わっていました。昔の人の出、混み具合を知っている人は、他の場所でも人混みが激しい時には「毘沙門さんみたいだね」と表現しますが、久しぶりにその表現の合った賑わいでした。

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