何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

逆境を乗り越えるリーダーの言葉

2012-02-25 21:30:22 | Book Reviews
逆境を乗り越えるリーダーの言葉 ビジネス哲学研究会・編著、角川書店、2011年5月10日

p.23 負けた途端、「もうダメだ」と思い込んでしまう人がいるが、ダメなのは負けたことではなく諦めることなのである。

p.45 新しいことにチャレンジするときに「失敗を恐れない」という気持ちを持つことは大切なことだ。だが、それを「失敗しないように注意する」という考え方にいつの間にか変わってしまうことがある。すると行動が消極的になり、チャレンジ精神も失われてしまう。そうならないためには「失敗」というネガティブな言葉は使わず、「必ず成功させる」という強い気持ちを持つことである。 #RM

p.65 失敗した人に対し、蔑みの眼差しを向ける人がいる。しかし失敗というのは、新たなことに挑戦した人だけが得られる勲章である。

p.73 千載一遇のチャンスが訪れたにもかかわらず、力不足でそれを活用できないことがある。だが、そのようなチャンスというのは滅多にあるものではない。もしかしたら、二度と来ないかもしれない。そうだとしたら、どんなに悔やんでも悔やみ足りないはずだ。このような後悔をしたくなかったら、普段から入念な準備をしておくことだ。

p.103 目標に到達しても安心している暇はない。ライバルたちがすぐそこまで迫ってきているからだ。立ち止まっていればあっという間に追い越され、こんどは後塵を拝すようになる。ゆっくりでもいいから歩み続けること――それが常に優位を保ち続ける秘訣である。

p.105 非難や中傷といった漠然とした攻撃は、明らかな成果には決して勝つことができない。

p.111 大切なのは、ひとつの目標に向かって力を集中させること。そうすることによって、はじめて努力は報われるのである。

p.145 人の先を行きたいなら、限界と感じたところにスタートがあると考え、そこから死にものぐるいで前進していくことだ。

p.169 逆境を不遇と考えるのではなく好機ととらえれば、辛さなど感じないはずだ。

p.173 自分の人生を懸けるような大事は独断専行した方がいい。たとえ失敗したとしても、それなら納得がいくはずだ。

p.177 大切なのは金ではなく、どれだけ社会に貢献することができるか、である。

p.181 ライバルにしてやられることがある。だが報復や復讐は何も生み出さず、ただ双方が疲弊するだけ。まずは協調し、開けられてしまった距離を詰めることが大切だ。だが、その間も相手がライバルであることだけは絶対に忘れてはならない。また同じことを繰り返す可能性が高いからだ。隙を見せずに協調関係を続け、二度とライバルの術中に陥らないことだ。

p.191 掲げていた目標に到達するのが難しいと感じると、「もう少し低くてもいい。最初の目標が高すぎたんだ」と思い込もうとする人がいるが、これは明らかな嘘だ。

p.195 あなたが苦しい立場にあるのは周囲もわかっている。それにもかかわらず助けてくれた恩は絶対に忘れない。そして、それがあなたの評価につながり、やがてそれに助けられる時が来る。

p.198 自信ある自己流は、自信なく正統派に優る。

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