何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

性格は捨てられる

2010-06-05 22:15:36 | Book Reviews
「性格は捨てられる 怒りっぽい、人見知り、内向的 そんな性格を一瞬で変える方法 心屋仁之助・著、中経出版、2008年7月20日

p.28-9 人間のなかには、“変えられないもの”と“変えられるもの”の二つがあります。“変えられないもの”とは、「個性(本質とよばれる先天的なもの)」です。これは、その人がもって生まれた、その人だけのものです。
 一方の“変えられるもの”は、いわゆる「性格」とよばれるものです。たとえるならば、「個性」は食材、「性格」は料理の味つけ。

p.54 あなたを守るためにプログラミングされた「パート」「性格」なのに、それがどうしてあなたを苦しめてしまうのでしょうか?
 それを考えるヒントは、現在、悩みのタネになっているあなたの性格も、過去には必要であったということです。

p.64 本来の自分の生き方を見失っているときは、「我慢」し続けています。本当にいいたいこと、したいことを我慢している。本当はやりたくないこと、いいたくないことを我慢している。その我慢がたまりすぎると、まるで電気の負荷がかかりすぎてブレーカーが落ちるように、自分自身で自分の身体を停止させてしまいます。
 それが大病や「うつ」とよばれる状態なのです。
 つまり、個性からのメッセージを抑圧して「我慢した」「我慢しすぎた」のは自分なのだ、ブレーカーを落としたのも自分なのだということに気づき、「勇気をもって我慢をやめる」ことが大切なのです。

p.70 性格をすべて変えることは不可能ですし、そもそもそんな必要はありません。「傷」の部分(パート)さえ交換してしまえばじゅうぶんです。新しくつくり直したパートがトリガー(引き金)となり、あなたに起きる出来事すべてが変化するのを体感できるはずです。

p.80-1 「自分はなにに『反応』するのか」
 「自分自身が思う自分の性格」を変えることができれば、行動が変わります。そして逆に、「自分自身が思う自分の性格」を変えるには、先に行動を変えるようにしかけていく、という逆からのアプローチもひとつの手法になってきます。

p.85 個性とはその人の特徴であり、「よい」「悪い」などと判断するものではありませんし、その判断自体が「反応」です。もし仮に、それが「短所」に見えたとしても、それは個性のひとつの見えかたにすぎないのです。
 「短所」とは、「あることがらぶ当てはめたときの短所」になるのであって、別の場面ではそれが長所になります。

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