新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ヌマダイコン:沼大根(大根には似ない) 

2010-10-18 07:03:03 | 植物観察1日1題

岸和田市東部の神於山の谷筋で見かけたヌマダイコン:沼大根(キク科ヌマダイコン属)です。
谷沿いなの湿ったところに生える多年草で、やや薄暗いところに多く、茎は上部で枝分かれし、高さ30~100㎝になります。
葉は対生し長さ4~20㎝、幅3~12㎝の卵形長楕円形で、少ししわがあり、縁には鈍い鋸歯があります。
写真では花と葉を同時に撮るために背丈の低いのを選びましたが、実際には茎の上部はよく枝分かれし、もっと高くなります。
9~10月、枝先に直径5~8㎜の小さな頭花をまばらにつけます。頭花は白い筒状花だけでできていて、舌状花はありません。
沼に生えて、葉がダイコンに似るのでこの名があるといいますが、それほど似ているとも思えません。