新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

オオカメノキ:大亀の木(天生自然公園⑮) 

2010-10-03 10:52:35 | 植物観察1日1題

葉の形が亀の甲羅に似ていることからこの名があるオオカメノキ:大亀の木(スイカズラ科ガマズミ属)は、葉がよく虫に食われることからきたムシカリの名でもよく知られています。
春、まだ周囲の木々の芽が展開しきらないころに、枝先に直径6~14cmの散房花序を出し、中心部の小さい両性花を囲む白い装飾花をつけてよく目立ちます。〈05年5月5日記事)
オオカメノキの果実も、昨日のミズキのように、熟すと赤から黒へと変化し、赤い果柄とともに2色効果を発現します。
春の花、黄葉〈07年12月8日記事)、秋の果実〈今回〉、冬芽(07年2月16日記事)と、それぞれに面白いオオカメノキは、4回目の“むかご”登場となりました。
(これで初秋の天生自然公園の草木を終わります。季節的に花の種類が多くない時期でしたがそれでも結構楽しめました。時期を改めて再訪したい場所です。)