新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ホシクサ:星草 (点々と夜空の星)

2010-10-13 07:19:26 | 植物観察1日1題


大阪府で野生状態ではほとんど見られなくなったというホシクサ:星草(ホシクサ科ホシクサ属)が、高槻市の芥川近くの水田で立派に残っているのに出会いました。
別名はミズタマソウで、頭花を星や水滴に見立てて名がついています。
水田や湿地に生える1年草で、葉の長さは3~8cm、幅1~2mmの線形で、8~9月高さ4~15cmの花茎の先端に灰白色~淡灰褐色の頭花を1個つけます。
頭花は幅約4mmの卵球形、総苞片は灰白色で頭花より短く、雄花の葯は白色、雌花の萼片は2個で花弁を欠きます。
小さくて目立たない花ですが、星草というきれいな名前で覚えやすい草です。