新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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ツルキジムシロ:蔓雉蓆(キジが座る) 伊吹北尾根の花々(終)

2008-05-24 07:07:52 | 植物観察1日1題

キジムシロ:雉蓆(バラ科キジムシロ属)は丸く広がる株を、キジが座る筵に見立ててこの名があります。この仲間は、黄色の5弁花が多く、萼片の外側に副萼片があるのが特徴ですが、花はいずれもよく似ていて、小葉の数や、毛の有無、匐枝の有無などが区別点となります。
伊吹山のキジムシロは、中腹以下ではキジムシロ、以上山頂まではキジムシロより小形で、イチゴノのようにランナーをのばすツルキジムシロが繁茂するとされています。
写真は、山頂下の駐車場付近でのものでランナーがあり、ツルキジムシロと見立てました。