新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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スノキ:酢の木(葉を噛めば分かる)

2008-05-02 06:59:23 | 植物観察1日1題

葉が酸っぱいのでこの名があるスノキ:酢の木(ツツジ科スノキ属)の葉裏に、薄緑色に紅色をおびた小さい花が見えています。
6~7月、前年枝の葉腋に短い総状花序を出し、1~4個の長さ約5mmの鐘形の花を下向きにつけます。花冠の先端は浅く5裂し、裂片は少しそり返ります。雄しべは10個で花冠より短く、葯の上部は管状に伸び、雌しべは花冠と同長かすこし長くなります。
果実は液果で、長さ7~8mmの球形、7~8月に黒紫色に熟し、甘酸っぱく食べられます。別名にコウメがあります。