簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

四国遍路 JR内子線

2011-12-19 | Weblog
 食事を終え駅に行くと、ここで叉また東京の男性と遭遇。
金剛杖を手に、駅前の観光案内板に見入っている。



 「この杖は・・・お接待で頂いた・・」と話し始める。
遍路道の途中で、「杖は歩き遍路の必需品だから」と手造りの杖を渡されたとか。
 何の材質かは解らないが、丁寧に角を取った白木の杖は、軽くて持ちやすそうだ。
こんなお接待も有るのか・・と、改めて四国のお接待文化に感銘を受ける。

 「杖はコインロッカーに入らなくて・・・」と、件の彼。
聞けば、彼も電車に乗る事が好きで、遍路の傍らこうして乗り鉄を楽しんでいるとか。
コインロッカーに荷物を預け、これからまだ乗った事のない「内子線」に乗るのだと、
普通電車を待っていた。



 食事を終えた相棒もやって来た。
駅の売店で、「大洲のお土産なら“月窓餅”と“志ぐれ”が良いですよ」と勧められ、
少しばかりのお土産を購入する。





 「特急・宇和海14号」は、内子線を経由する。
自身のJR全営業路線の乗り潰しでは、ここ四国内で残すはこの「内子線」だけ。
長い間、王手の掛った状態が続いていた。



 この特急で松山まで行き、「特急・しおかぜ22号」に乗り継いで帰るので、これで四国
内のJR線は、どうにか全て乗り潰したことに成る。
 それにしても、遍路に出て鉄道好きに会えるとは思ってもいなかった。
特急は伊予路を快速に飛ばし、先発した彼の乗る普通列車を、内子駅で追い越して
行った。(四国遍路・完)



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