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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

枚方宿東見附跡(東海道五十七次歩き旅・摂津国)

2025-06-04 | Weblog
 「天之川町」の旧道を抜け、天野川の土手の行き止まりを右折して、
凡50m程で府道に出て左折、現在の鵲橋を渡る。嘗てこの川には木橋
が架けられていたが明治に入ると京街道が国道格上げされた事により、
架け替えられた。



 更に昭和に入り旧道より少し下流に新国道が開通すると、木橋はコン
クリート製に改修されている。
現在の鋼鉄製の永代橋が完成するのは、平成8(1996)年3月の事だ。
橋の袂には旧橋の親柱が保存、残されている。



 広々とした近代橋を渡り終え、直ぐに左折するすると角に、「歴史街
道」「←枚方宿東見附跡」の石碑が建っている。ここが宿場の東側の入
口らしい。ベージュにカラー舗装された土手沿いの道が延びていて、
そこを下って行くと東海道五十六番目の枚方宿へと入っていく。



 東見附跡は天野川に架けられていた旧鵲橋西詰に当たる場所で、公園
風に整備された入口の道路脇には大きな案内板も建てられている。
そこには、「河内名所図絵」が表示され、「淀、伏見宿方向へ向う大名
行列が「天野川」に差掛かり、見送りに出た宿役人が東見附で待受ける
光景が描かれている。」(案内板より) 



 枚方では、嘗ての宿場町の面影を色濃く残す町づくりが行われている
という。旧跡にはサインが建てられ、旧道にはカラー舗装が施されてい
るのでそれを辿れば道を間違うこともない。この先の町歩きが楽しみだ。



 近年では新たな賑わいを取り戻そうと、「枚方宿くらわんか五六市」
が毎月第二日曜日に開催され、それと呼応するかのように、大阪の天
満橋・八軒家浜と枚方を結ぶ観光船も、概ね月1回以上の定期運航がさ
れているらしい。(続)



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