簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

市場ふくふく通り(岡山臨港鉄道・廃線跡を歩く)

2023-03-31 | Weblog
 卸売市場で市民に開放されているのは、入口の門を入って直ぐ右側の、
「市場ふくふく通り」と名付けられた、アーケードの有る東西250m程
の通りで、63軒の小売店が軒を連ねている。



 八百屋、果物、鮮魚、乾物等の店々を始め、弁当折や容器、包装資材
等を扱う店も有る。飲食店も多くうどん、カレー、パン、スイーツ、魚
介類の定食、海鮮丼から天麩羅、ステーキまで揃っている。
職業柄、腰痛などの筋肉痛が多いのか、管理棟には整骨院も入っている。



 飲食店は昭和の面影が残る、レトロな大衆食堂的な雰囲気の店が多く、
喫茶店ではモーニングサービスも行われている。
 日替わり定食や丼物は種類も豊富で、お寿司や海鮮丼等も、市場直結
ゆえ美味しい物がリーズナブルで頂けると評判で、一部の店では行列も
出来る人気である。



 市場では買い物や食事するだけに留まらず、雑多な様々な店先を見て
回るのも楽しいものだ。地方には観光客目当ての市場も多く存在する。
 心情的には、京都の錦市場や金沢の近江町市場等にも引けを取らぬ賑
わいを見せ、観光名所に成ればと願うが、是は余りにも高望みである。



 市場で出店する店舗の現状は、水曜定休が多く、月に一度日曜市が開
かれるとは言え、日曜祭日も基本的には休みである。
 加えて市場は朝が早いのが当たり前なのか、お昼前後には閉店する店
も少なくはなく、昼営業の店舗も殆どが夕方までには閉めてしまう。


 
 アクセスは車が基本となり、その為無料の駐車場は整備されている。
又、岡山駅前から市場の近くまではバス便も有るが、朝夕こそ1時間に
2~3本あるものの、日中はほぼ1本しかない。



 日曜・祭日は休み、平日の買い物も午前中で、しかも早い時間帯で、
となると、これでは地元民しか利用が出来ない。
 バス便も観光客の足にはなれないが、元々市場は観光客を目当とは
していないらしい。
折角の資源なのに、もったいない気がして成らない。(続)



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