goo blog サービス終了のお知らせ 

簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

第34回・あいさつ

2009-04-17 | Weblog
交通指導員の挙げた手に、軽く手を挙げ、答えるドライバーがいる。
首を軽く、縦に振るドライバーもいる。
渡りながら手を振る児童に微笑を返すドライバーがいる。
そうかと思うと中には全くの無反応なドライバーもいる。
停められたことに腹を立て、迷惑そうに顔を顰めるドライバーもいる。
停まったことを良いことに、ここぞとばかりに携帯や雑誌に眼を落とすドライバーもいる。
バスの座席は目線が高いだけに、横断歩道では、その向う側に停車した車のドライバーの、さまざまな表情を毎日眼にする事が出来る。

バスのドライバーは、自社のバスと行き違うとき、お互いが軽く手を挙げ挨拶を交わすことが多い。
中には、おどけた調子で手の平をくるくる回す者もいる。
そんな仲間内とは挨拶を交わすのに、この横断歩道では何の反応も示さないドライバーも少なからず見受けられる。
面倒で煩わしいのか、仲間意識だけが強いのか、それとも他人とは少しもかかわりたく無いとでも言う事か。

中には行き違う自社バスとも挨拶を交わさないドライバーをたまに見かける。
運転に集中し、片手ハンドルを避けているのか。それならそれで良いのだが。
しかし、そうで無いとしたら・・・。
穿って思うと、社内で孤立しているのでは・・、それともシカト?何だか心配だ。
運転に響かなければ良いのだが・・・。

【写真:挨拶(イメージ)】

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第33回・ボランテァ | トップ | 第35回・雨の朝 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Weblog」カテゴリの最新記事