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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

おかげ横丁(JR乗り潰しの旅・紀勢本線)

2017-03-27 | Weblog
 「おはらい町」の再生は、伊勢が最もにぎわった江戸から明治の時代の風情を
再現しようとするもので、切妻・入母屋瓦葺の木造建屋が、妻入りで建ち並ぶ町
並みの復元であった。



 通りに面したコンビニですら、その仕様に合わせる徹底ぶりには驚かされる。
神宮の正殿などが平入で建てられていることから、それと同じでは畏れ多い事から
妻入りとした伊勢特有の景観であると言う。



 更に61回目の式年遷宮に合わせ、おはらい町に隣接した4000坪の地に飲食店
や土産物店、美術館、資料館など57店舗からなる「おかげ横丁」がオープンした。
江戸時代にタイムスリップしたかのような町並みは、伊勢を代表するお土産の「赤
福」の角を曲がった辺りに広がっている。



 「おはらい町&おかげ横丁」で町は往時の繁栄ぶりを取り戻したと言われている。
大釜を店頭に飾った「赤福」の本店では、出来立ての柔らかい餅が味わえるとあっ
て多くの観光客で賑わっている。



 お昼時ともなれば、名物の伊勢うどんや、てこね寿司を食べさせるお店の前には
行列ができる。高級な所では、松坂牛、そのサイコロ串焼き、握り寿司や、イセエビ
のお造りなどを出す店から、気軽に食べ歩けるみたらし団子の店、ソフトクリームや
スイーツの店、地ビールの店など美味しいものが揃っているのもこの町並みの魅力
である。



 横丁らしく通りには、腰を下ろして休み店で買ったものを食べるなどするスペース
も用意されているのはありがたく、そこでは精進落しの談笑をする多くの参拝客の
弾んだ声が響いている。(続)



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