簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

贅沢な個室

2013-09-02 | Weblog
 


 きれいな病院である。最近建て替えられたらしい。
基本的に、病室は個室と言うから贅沢なものだ。



 1階ロビーで受付を済ませ、エレベータで四階に上がると、正面にナース
ステーションのカウンターが有る。その脇に、二十名程座れるようなロビー
が有り、自販機、書架、体重計や丸テーブル・イスが置かれている。



 その前に長く延びる長い廊下は、人影も少なく静かであり、壁に手すりが
無ければ病院とは思えないほどだ。

 

 入院手続きを済ませ、案内された個室の入口扉を開けると、廊下からの
視界を遮るカーテンが吊るされていた。
その先右側が、トイレだ。中には一体となったシャワー室が備わっている。
浴槽が無いのが残念ではあるが、病室であることを考えれば十分過ぎる
設備である。



 突き当りの明るく大きな窓の下には、カウンターテーブルが造り付けられ、
その上に液晶テレビと電話機、下には冷蔵庫も置かれている。

 白いシーツの掛けられたベッドは、さすがに病院のものらしく幅が狭い。
枕元には読書灯やナースコールのボタン類、酸素などの医療設備が備え
られているのがいかにも病院らしい。



 勿論冷暖房は完備だ。
部屋の広さは、15平米は有るだろうか、どこかの駅前のビジネスホテルの
シングルルームよりはるかに広く、綺麗で清潔で整っている。

 これから退院までの二週間余りを、この部屋で過ごすことに成るのだが、
快適な部屋環境とは裏腹な、過酷な術後管理の日々が続くことを、この時
は知ろう筈もない。(続)
(写真はイメージ)

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