列車は甲府の駅を出て、市街地を見ながら甲府盆地を軽快に駆け抜ける。
そして、韮崎を過ぎた辺りから、厳しい上りに差し掛かる。
右には八ヶ岳連峰、左には甲斐駒ケ岳を初めとする南アルプスが雪を戴いて車窓の友となる絶景が続く。
小渕沢を過ぎ、二つ目の駅、富士見が中央本線の最高地点の駅となり、その後は、諏訪盆地を目指し、
緩やかに下って行く。

途中、小渕沢で下車、この郊外にあると言うS社のウイスキー工場を見学する。
韮崎からは路線バスの便が有るようだが、ここからはタクシーを使うより行くすべがない。

駅前から乗ったタクシーは、市街地を抜け、高原の風情が見える緩やかな道を、10分ほど走り、
八ヶ岳連峰を望む広大な蒸留所の正門前に到着した。
ここでは、専属のガイドが付いた、ウイスキー蒸留所ツアー、天然水ツアー、ウイスキー&天然
水ツアーが用意されている。
勿論見学の後には試飲の楽しみも待っている。

ウイスキー工場を、もう少しじっくりと見学させてくれるのかと期待していたが、意外とさらりと、
触りだけでかわされたような感じで、天然水の工場に連れて行かれた。
ここでの見学時間も余りなく、何となく物足りなさを感じるのである。
短い時間で両方の見学をすること自体無理があるのかも知れない。
まぁ、それでもウイスキー博物館を見たり、ショップを覗いたりすれば、二三時間は十分に楽し
めるので、列車待ちの見学には丁度良いかも知れない。
見学を終えて、ほろ酔い気分で再び小渕沢に戻り塩尻行きの列車を待つ。(続)

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そして、韮崎を過ぎた辺りから、厳しい上りに差し掛かる。
右には八ヶ岳連峰、左には甲斐駒ケ岳を初めとする南アルプスが雪を戴いて車窓の友となる絶景が続く。
小渕沢を過ぎ、二つ目の駅、富士見が中央本線の最高地点の駅となり、その後は、諏訪盆地を目指し、
緩やかに下って行く。

途中、小渕沢で下車、この郊外にあると言うS社のウイスキー工場を見学する。
韮崎からは路線バスの便が有るようだが、ここからはタクシーを使うより行くすべがない。

駅前から乗ったタクシーは、市街地を抜け、高原の風情が見える緩やかな道を、10分ほど走り、
八ヶ岳連峰を望む広大な蒸留所の正門前に到着した。
ここでは、専属のガイドが付いた、ウイスキー蒸留所ツアー、天然水ツアー、ウイスキー&天然
水ツアーが用意されている。
勿論見学の後には試飲の楽しみも待っている。

ウイスキー工場を、もう少しじっくりと見学させてくれるのかと期待していたが、意外とさらりと、
触りだけでかわされたような感じで、天然水の工場に連れて行かれた。
ここでの見学時間も余りなく、何となく物足りなさを感じるのである。
短い時間で両方の見学をすること自体無理があるのかも知れない。
まぁ、それでもウイスキー博物館を見たり、ショップを覗いたりすれば、二三時間は十分に楽し
めるので、列車待ちの見学には丁度良いかも知れない。
見学を終えて、ほろ酔い気分で再び小渕沢に戻り塩尻行きの列車を待つ。(続)


