簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

奥の院(JR乗り潰しの旅)

2011-04-11 | Weblog
 本堂の裏手に回り込んだ辺りにロープウェー乗り場が有る。
往復で1250円、7分間の空中散歩で、山頂・奥の院に行く事が出来る。





 奥の院・思親閣は、日蓮が両親を偲んだ場所。
ここには親思いの聖人お手植えと伝わる大杉も有る。



 山頂には、三つの展望台がある。
山頂駅の前にあるのが東展望台。
遠くに富士山を望むここからは、年に何日間か「ダイヤモンド富士」を観測出来るらしい。



 展望遊歩道と書かれた入り口をくぐり、杉木立の整備された道を5分程緩やかに登ると、1153mの山頂、
北側展望台がある。
手前に1640mの富士見山の深緑色の山容が、そしてその奥遥か先には雄大な南アルプス連峰の山々
が、その高さを競うように連なっている。
富士山に次ぐ日本第二の高峰、北岳(3192m)の山頂は白く輝いて見える。
少し東に目を転じると、雪を戴いた八ヶ岳連峰、さらに奥秩父の山々が連なって見える。

 その反対、西の端には、第三の展望台がある七面山が見える。
ここは、身延山の守護神「七面大明神」が祀られている場所である。

 山を下りる。
ロープウェー駅の近くの脇坊、本行坊を大勢のカメラマンたちが覗きこんでいる。
お目当ては、境内に咲き誇る桜らしい。
西谷と言われるここら辺りは、どこを歩いてもさくらが満開。





 薄いピンクと言うよりは、少しピンク掛った白い花を一杯付け、しだれるさまは正に圧巻。
そんな中に、濃いピンクや、杏色の花を付ける比較的若い木々がアクセントを付け、「きれい」としか
言いようが無い。(続)


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