簾 満月「バスの助手席」

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砂金採り体験(JR乗り潰しの旅)

2011-04-04 | Weblog
 宿から駅に向かう途中に「甲斐黄金村 湯の奥金山博物館」が有る。



 中世、戦国時代に栄えたこの地の金山は、古くから「信玄の隠し金山」として地元には伝えられていた。
そこで国史跡・中山金山を中心に「ふるさと創生事業」の一環として学術調査が行われた。
 この博物館には、その過程で出土した道具や遺構などを元に復元した当時の様子が再現展示されている。
 映像シアター、実物大の人形が並んだジオラマ模型や往時の甲州金、高山道具などの資料などで、戦国
時代の金山の雰囲気を窺い知る事が出来る。



 ここでは、砂金採り体験が楽しめる。(観覧と共通で1,000円)
大きな水槽には砂金の含まれた砂と、水が張ってある。
その砂をバンニング皿と呼ばれる専用の器で掬う。
 後はその器を、水の中でユックリと回しながら砂を浮かすようにして捨てていくと、最後に比重の重い
金だけが器の底に残る。



 文章に書くと簡単だが、実際にやって見ると、回し加減が難しい。
回し方が悪いと、砂がなかなか浮きあがって流れ出てはくれないから、何時まで経っても器の中は砂ばかり。
かと言って勢いよく回してしまうと、砂はあっと言う間に流れ落ちてしまい、金も共に流れ出るので皿の中には
何も残らない。



 それでも続けているとコツが解ってくるので、時には一つ二つの小さな、小さな砂金が残っている事も有る。
採れた砂金は、その場でアクセサリーなどに加工してくれる。(続)

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