いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

菅前総理「責任は国にはあるが私にはない!」と曰う!

2012年07月25日 07時03分30秒 | 兎に角書きたいの!
 7月23日。東京電力福島第一原発事故に関する政府の事故調査・検証委員会(畑村洋太郎委員長)は、最終報告書をまとめ上げた。5月28日の国会事故調の参考人聴取で菅前総理は、自身の事故対応をすべて正当化し「責任は国にはあるが私にはない」と言う。また「事故原因の大半は2011年3月11日以前にある。これが私の結論だ」とも言っている。

 畑村氏は、報告書巻末の「委員長所感」でこう記した。『人間は自分が好ましいと思うものや、自分がやろうと思う方向だけを見がちで、見たくないもの、都合の悪いことは見えない』と。これはまさしく菅前総理の姿そのものだ。背負うべき責任から逃避しようとした。事故時の混乱を助長させ、事故収拾を妨げた菅直人前総理の行動は恥を知る政治家であるならば潔く政界をさるべきである。

 しかし今の民主党政権にはその力がなく無能である。国の基本政策を民意へ丸投げして責任政党としての責任ある行動が取れていない。以下の事柄がその証しである。
 @菅前総理…民主党の新エネルギー政策担当最高顧問に就任している。
 @枝野前官房長官…「直ちに放射線の影響はない」と発表し国民を混乱させた枝野幸男氏は、原子力行政を統括する経済産業相に就いている。
 @細野前首相補佐官…菅前総理の補佐官として、東電の全面撤退といったことを流布した細野豪志氏は、原発事故担当相に納まっている。菅官邸の首脳陣は誰も何の責任もとっていない。

 今、野田総理が進めている「消費税増税」先行には絶対に反対である。憲法違反状態にある議員定数すら是正できない政権が消費税増税後の社会保障制度を改革できると国民は思っていない。意見を出してください。議論をしましょう。民意を聞きましょう。こんなことで痛みが伴う改革など出来る訳がない。尖閣にしても何の戦略もなく唐突に国が取得すると選挙目当ての口先ばかり。民主党政権の得意芸で論理も恥もなく政権維持のためであればなんでもあり。全く信用できない政権である。早急に解散を!
                
 原発事故調最終報告に「ひどすぎる!!これでは日本国民がかわいそうじゃ!」エンマ様も驚く「無責任・無謀・無反省」体質(山田 紳氏作)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする