いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

「坂の上の坂」藤原和博氏講演会

2012年07月11日 09時24分02秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日、横浜技能会館で200名定員の講演会を妻と共に聴衆した。「坂の上の坂~55歳までにやっておきたい55のこと」刊行記念講演であった。藤原氏は2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区和田中学校長を務めた。2008年、当時の橋下大阪府知事の特別顧問をも務めたかたで講演、執筆、ラジヲなどで大活躍をされている時の人である。

 講演方式が非常に個性的で講師と参加者そして参加者同士が触れ合える進行であった。「他人の人との一致点を探ってください」の課題を出されその指示にもとづき私は隣の女性と1分間言葉交換を行った。その女性は離婚しお子さんを育てフラダンスに興味を持ち職に恵まれ今は幸福の真最中の昭和18年生まれの情報を得た。このような課題が二つ出されて館内は活気に満ち溢れた。

 「正解主義」から「修正主義」への進展、すなわち情報処理力から情報編集力への変遷がこれからの人生を豊かなものにする。バブル期の1997年までは物事の正解を求めたが1998年からは納得の世の中に突入した。と言うことは、これまでは物事の処理は正解を求めてきたがこれからは多様な方法を持って納得の世の中になってきていると言う。

 そして、聴衆に各人の「人生のエネルギーカーブ」(横軸人生の歩み。縦軸そのエネルギー量)の図を書かせ隣の人と話し合いをさせる。グラフは大抵山あり谷ありで人はその人の「谷」に興味を持ち話が進展する。この形態は概略「自分史」を作成するようなものである。

 この本の章立は「世の中を信じる」「幸せは自分の中にある」「”いい子”は、もうやめる」「会社を利用し尽くす」「消費の作法」「コミュニティをシフトする」「パートナーと向き合う」「本当に必要な備えをする」
       
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