いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

操り人形の鳩山邦夫総務相!

2009年01月20日 08時25分51秒 | 兎に角書きたいの!
 鳩山邦夫総務相は突然に「かんぽ」の民間への売却の延期を発表した。その理由は

 第一 資産価格が落ち込んでいる今の時期に、急いで売却するのは適切ではない。
 第二 オリックスの宮内義彦会長は規制改革会議の議長を務めており、郵政民営民営化による資産処分にかかるのは「できレース」的である。と。

 もっともらしき理由を挙げているが、素人の私が思うには第一の事柄については損をして得をとれ、兎に角不良資産を手放すことが先決である。100年の経済危機といわれているこの時期に100億円近い金が入ってくるのである。経済の流れを度外視した判断である。何かが動いている臭いがする。

 第二に至っては為にする理屈、屁理屈である。何故にこのようなことを言い出したかである。

 私が考えるには、鳩山総務大臣の国を憂いての国の財政状況の改善、公務員改革のためとか言うものではないと思う。それは官僚に注入された発言であると思う。「渡り」をちゃつかりと政令として公務員改革を骨抜きにした官僚の手法に鳩山氏は乗っただけ。大臣としての見識がないのではないか。自分で本当にそう考えての発言なのだろうか。

 これは官僚に操られた鳩山大臣のパホーマンスである。延期の決定に政治家としての信念は見られない。結局は政治家がしっかりと勉強していないからである。

 今回の「渡り」の政令についても渡辺喜美元行革相の身をとしての指摘からいまや自民党内でもマスコミをこれを大きく取り扱うようになったのにである。

 鳩山総務相の判断は、内向きの判断であり国を国民を思っての判断ではないと私は思っている。行革に水を差す総務相の判断は残念である。
 公で判断された事項を「できレース」と判断することこそその裏に黒い霧が覆っていることは確かであろう。

 損している損をすることに躊躇してはならない。求める者があれば即刻断行し損害を少しでも少なくするのが長としてやるべき判断である。
 官僚に操られた総務大臣だと私は推測している。もっともらしいことを理由に挙げているが売却を阻止するためのものであり、延期することで誰が得をするのか。

 国民は大損、利得者は誰だ!少なくとも「かんぽ」の施設を購入しましょうという「オリックス」でないことは確かである。こんなことをやっていると国民のしっぺ返しに合うことを覚悟しておくべきである。私はそう考えている。
 
コメント
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