福井県・永平寺中学校！

　７月７日、七夕の日にＮＨＫ総合テレビを視聴した。「鶴瓶の家族に乾杯」の番組である。放映内容の中心は福井県永平寺町の様々な人間模様が綴られていた。
　特に感動したのは「永平寺中学校」の生徒達のなんとも清々しい行動であった。それは、退校時の生徒の行為である。校門のところに白線が敷かれている。学校から出てきた生徒は一様にくるっと学校に向かい一礼して帰宅している。自転車に乗った子も一端降りて学校に向かって一礼する。
　また校内清掃の時には廊下の両側に正座し音楽が流れる間男女とも瞑想し音楽が終わると一斉に雑巾で床の掃除を始める。何と礼儀正しい生徒達だろう。日本にこのような学校主体のそしてその教えに従う生徒達の態度に感銘した。ジーンとくる感動のひと時であった。NHKはいい内容の報道をしてくれた。
　永平寺で学校全体が１泊の修行を積んでいる。教育の仕方でこうも学校らしい学校が存在することに驚きを覚えた。
　まさに禅の教えが生きる学校教育である。全国の教育者にお願いしたい。一度この学校を是非視察していただきたい。教育の何たるかを再確認していただきたいのである。目で見ることの大切さを訴えたい！
　大分県の教員採用をめぐる汚職事件が報道された。ショック！ショック！