いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

やじきた道中 てれすこ

2007年11月22日 07時42分38秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日家内と「やじきた道中 てれすこ」を鑑賞してきた。中村勘三郎・柄本 明・小泉今日子らが出演するお笑いの映画である。当日は、水曜日で「レデーの日」と言うことで女性が多かった。
 11月9日産経新聞に、有るシーンの部分について俳優柄本 明氏がコメントしている。その部分も面白くどのような演技をするかも楽しみだった。

 記事の内容
 「やじきた道中てれすこ」の中で、柄本明演じる喜多八が首をつるシーンがある。
 「石灯篭の上で、さんざん迷ったあげくに足を踏み外し、松の枝にぶら下がってしまった喜多八が、もがきにもがく。表情と動きで観客を大いに笑わせるシーンだ。撮影は昨年10月に行われたが、実はその日は、柄本 が腰部脊柱間狭窄症の手術を受けて退院した当日だった。」

 全身にパラシートの留め具のような拘束具をつけた柄本は、つり上げられ、落とされ、さんざんに揺さぶられた。服用した抗生物質のせいで、じんましんになりながらも、柄本は心配するスタッフたちに、「大丈夫、大丈夫」と平然と答えていたという。

 この記事を読み、その場面を心して見つめた。全くその気配微塵も見せずに演じていた。役者魂の凄さを見せ付けられた。また、歌舞伎風立ち回りの見事さまるで芝居を見ているようであった。

 「大いに笑えて、じんわり泣ける、国民的エンターテイメント」と宣伝しているが正にその通りであった。
コメント
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