いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

死語となった「多数横暴」

2007年11月13日 08時40分19秒 | 兎に角書きたいの!
 今国会は衆議院と参議院とがねじれ現象で法案審議がなかなか進展しない。衆議院は与党が参議院は野党がそれぞれか過半数を占めていることからである。
 「多数の横暴」と野党は事あるごとによく叫んでいた。今国民の民意の最も新しいのは今回の参議院選挙により野党が過半数を占めた勝利したこの結果に有ると言う。全くその通りである。
 しかし、今の国会運営を見ていると、国策、国益などはすっ飛んで政局にしようと野党、特に民主党は励んでいる。それは、参議院で野党が過半数を超えているからである。何のことはない、数に物を言わせる多数決原理の民主主義に戻ったのである。
 今後、野党特に民主党は議員数のバランスがどう変化しようとも「多数横暴」と決して言ってはいけない。「多数横暴」と言う言葉は、与党にしろ野党にしろ存在しない熟語である。
 政治の世界から「多数横暴」なる言葉を消し去ったのは野党、特に民主党であり、今後この言葉を使用するのは厳禁とされたい。
 言論の府であればそれなりの戦いをしてもらいたい。初めから「反対」では、物事は進まない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする