いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

相鉄瓦版

2006年03月02日 19時27分40秒 | 兎に角書きたいの!
 「相鉄瓦版」平成18年3月第147号を手にして車中で目を通していたと
ころ、『第10回西谷 駅名を歩く 文◎平野雄司』が目に留まった。用事で
西谷駅で下車するところでった。その文中に「富士山神社を尋ねようと思って
いた……」の文章に気を引かれ用事を済ませて、富士山神社を尋ねた。188
の階段を登り境内から見る景色はまさしく富士山を正面に眺望できる場所に
あった。50メートルほどの高さでさえぎるものなしの絶景の場所である。
 ということで、折角きたのだからと西谷駅周辺を散策していたら、路地から
観たことのある人に出会った。声を掛けた。以前ある団体の役員をされていた
方で83歳だと言う。10年ぶりの再会であった。その方は、杖を友達にして
いるが張りのある声であった。立ち話をし握手をして別れた。
 この「相鉄瓦版」は、掌大で50ページ程のよくまとめているなかなかユニー
クな瓦版である。相鉄線に乗車される時は是非手にとって読んでいただきたい。
瓦版は各駅の切符販売付近に常時備えている。
 今月の特集記事は「相鉄沿線の『匠』たち」である。
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横浜高校松坂大輔投手

2006年03月02日 10時07分40秒 | ハマ風は踊る
 世界16チームが参加する野球の世界一決定戦。「ワールドベースボールクラ
ッシック」の1次リーグ「アジアラウンド」がお雛様の日の3月3日に火蓋が切
られる。まず日本は、中国との対戦である。このメンバーに松坂大輔投手も出
場する。65球の制限があると言うことで投げ込みがたの松坂選手にどう影響
するか、活躍を期待したい。
 平成10年8月の甲子園で横浜高校は逆転逆転の連続で優勝をもぎとった。
その時の、活躍振りを再現してみたい。

 「宣誓っ!大会80年の歴史の中で、先輩の高校球児が数々のドラマを演じ
てきたこの甲子園で、21世紀に向けて多くの人々に生きる勇気と希望を与え
ることが出来るように全力でプレーすることを誓います」と8月6日横浜高校
の小山良男主将が本塁前の壇上で、背筋を伸ばし、ひとつ深呼吸して、通る声
で叫んだ。
 宣誓途中で球場内から拍手が起こり、「勇気」と「希望」のメッセージは
十分に通じたようだった。ここから横浜高校のドラマは始まった。渡辺元智
監督のコメントはいかに!

 1回戦 柳ヶ浦 001 000 000 1
     横 浜 010 010 04X 6
   「簡単には勝てないとは思っていたが、これほどプレッシャーがあると
    は。松坂の制球が悪かったのは、力みがあったようだ。我慢のピッチ
    ングをしてくれた」

 2回戦 星 陵 000 000 000 0
     横 浜 102 020 00X 5 
   「ふだん通りの野球ができた。松坂はていねいに投げていた。小山の
    リードがよかったと思う。次も今までと同じ気持ちで冷静に試合を
    したい」

 3回戦 鹿児島実業 000 000 000 0
     横   浜 000 001 05X 6
   「前半は我慢しながらチャンスを待った。本当にこれだけ素晴らしい
    試合ができるとは思わなかった。100点あげてもいい。6回の三盗
    から、先取点を取れたのが大きかった」

 準々決勝
  横 浜 000 220 010 010 000 12 9
  PL学園 030 100 100 010 000 10 7
    「試合中に『勝て』と言ったことはなかったが、初めて『絶対に負け
     るな』とげきを飛ばした。こんないい試合は初めて」

 準決勝 明徳義塾 000 131 010 6
     横  浜 000 000 043X 7
    「信じられない。まったく信じられない。数字の上では逆転は不可能
     と思っていた。だが、可能性を信じ、試合を楽しんでみろと選手に
     話した。8回に4点取った後、何が起こるか分からないと思い、
     松坂を投げさせた。それで周りの気持ちも高まった」
 準決勝以上では史上最大の6点差逆転勝利であった。これまでは第9回大会
(1923年)の準決勝、甲陽中(兵庫)対立命館中(京都)で甲陽中が5点差
を逆転した。

 決 勝 京都成章 000 000 000 0
     横  浜 000 110 010 3
    「苦しい状況の中で、まさか松本が打つとは思わなかった。あの本塁
     打でチームに活気が出た。今日は5.6点は覚悟していたが、松坂
     がこんなすごいピッチングをするとは思わなかった。こんな幸せは
     最初で最後かもしれない」

 横浜の松坂は、夏の甲子園決勝戦で59年ぶりのノーヒットノーランを演じ
春夏連覇の立て役者となった。「平成最強のチーム」横浜高校は、全国4,102
校の頂点に立ち、全国の野球ファンに、選手宣誓の通りの「勇気」と「希望」
を与えた。
 ドラマチックな全国高校野球選手権大会も8月22日をもって終了した。
様々なドラマを残して。
 なかでも、7月18日、夏の高校野球青森大会では、次のような史上最多
122点の試合があったが、「勇気ある敗北」をバネに県立深浦高校チームは
8月1日、秋季大会での雪辱を期して練習を再開したそうだ。

  東奥義塾(弘前市)39 10 11 17 16 12 17 122
   深  浦(深浦町 0   0  0  0  0   0  0 0

 思えば、高校野球地方大会前の6月12日、横浜高校渡辺監督は「高校野球
と我が人生」と題した講演の中で、「現在29連勝中でありますので、本年の
夏の神奈川大会を征し、全国大会連覇に向かって行きたいと思いますが、最近
の生徒は母親を含め自己中心者が多く、生徒の指導にとどまらず父母を含めた
指導が時には必要である」と述べられていた。
 また、「お母さん。夢っていう言葉は、かなわない時につかう言葉なんだよ。
僕の場合は、目標なんだ。目標っていうのは、努力すれば必ずかなえられるん
だ」と松坂大輔投手が中学3年時の言葉である。それぞれに、人の心に訴える
言葉であり、含蓄のある表現である。『宣誓っ!』勇気と希望を持って……
行こう。

 以上は7年ほど前に感動とドラマに酔いしれた日々であった。松坂大輔投手
の健闘を祈る。



     

   
 
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