いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

日本の子ども60年

2006年03月14日 16時42分53秒 | 兎に角書きたいの!
日曜日に妻と外出し横浜情報文化センター内にある「日本新聞博物館」に寄
った。今、戦後60年の節目としての写真展「日本の子ども60年」が2月16
日~3月19日まで開催されている。
 内容は、1945年から2005年までの様々な子どもたちの姿を204点
の写真で構成されている。特に、1945年から1960年の写真が、自分が
過ごしてきた子ども時代とがダブって心引かれる多くの写真と出逢った。これ
らの写真家は148名の方々の力作である。写真が表現する凄さを実感した。
 パンフレットに使われている写真は、土門 拳氏の1959年に撮影された
筑豊での着物を着たおかっぱ姿の女の子が涙と鼻汁を流して泣いている顔であ
である。昭和34年。写された子ども達の顔、仕種は生き生きとしている。目
に張りがある。時代が進むにつれて顔に緊張感というか個性と言うか、顔から
発信されものがやわらかくなって来ている。兎に角、食糧には満足以上のもの
がありそこに動物としての緊張感が消えてきているのだろうかなど思いめぐら
せながらダンス会場に出かけた。200人以上の人が踊り、その混み合い具合
は芋を洗う状況であった。
 必然的に体と身体の接触がある。しかし、頭を下げる、言葉を出す人がまれ
なのに驚いた。スマートな踊りのはずがである。中には主催側のリボンを付け
ているリーダーもいるのだから。少々頭に着たが、たっぷりと汗を流して十分
に踊りを二人で楽しんできた。外に出れば色々な場面に出くわす。それが刺激
になり活力現にもなる。必要なのは、やはり好奇心かなー。
 
コメント
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