邦画ブラボー

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NHK「プレミアム10」

2007年08月04日 | ★TV番組
阿久悠さん追悼番組を見る。

都倉俊一さんがゲスト。

コンビを組んだ曲の中にはもちろん当たらなかった曲もあったそうで
打率4割程度というのには驚いた。
4割。
あの二人にしてそういう数字とは意外だったが
そういうものか・・
ヒットした曲の二倍以上は書いているということになる。

それともうひとつ驚いたのは
幼少時の写真の美少年ぶりだった!
阿久さんはまるで日本画から抜け出してきたような
美しい少年だったのだ!
まるでお月様のような神々しさをたたえていたのである。

ドキッとする詩を書くなかにし礼もプレイボーイとして有名だけど
阿久さんもきっと
恋を沢山されたのだろうなあ・・・と思った。

映画「瀬戸内少年野球団」を監督した篠田正浩監督の
インタビューも。
終戦時、切腹しなければと思った当時中学生の篠田監督と
希望に満ちた小学生だった阿久さんとの意識の違いに言及されていて
大変興味深かった。

大ヒットメーカー故、
紅白などの映像も沢山ストックされている。
懐かしい歌の数々がNHKならではの手法で披露された。

山本リンダ、ただでさえすごいのに
紅白だからか、ターボがかかった神がかり的パフォーマンス。
じっくり詞を聞くが
イイ!♪
ウララ、ウララ・・・って発想もすごいが。


小林旭、肉ばっかり食べてると言うだけあって
声量がハンパじゃない。スケールの大きい詞に合った歌声と
堂々とした歌いっぷり!

懐かしい河島英五の映像もあった。
「時代おくれ」、男は詩になるけど
「時代遅れの女」って、シャレにならないな。

ジュリーの「勝手にしやがれ」で始まり
「時の過ぎゆくままに」で終わる。
寂しさを感じる間も無いような、なんとも華やかな追悼番組だった。

合掌

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*追記:貴重な映像・・と思ったらYoutubeにわんさと
ジュリーとかなんでもありましたね!すごい時代だ。